ふらっとぺらっとのこと
はじめまして、羊森花(ひつじもりはな)です。
ここではわたしが代表を務める、「ふらっとぺらっと」についてお話したいと思います。
ふらっとぺらっと。これは団体名であり、イベント名です。
12月4日に開催予定のブックカフェ(+α)がふらっとぺらっとpage1、そのブックカフェの運営団体名がふらっとぺらっととなります。イベントについての基本的な内容はこちらをご覧ください。
わたしがnoteを始めた理由は、主にふらっとぺらっとに纏わるあれこれやイベント開催について思うことを、気負わず柔らかく思いつきで綴っていきたいと思ったからです。イベント情報として必須ではない、けれどもしかしたらどなたかにとっては大切かもしれない部分を残しておきたくてこの場所を作りました。
ということで、基本的な事柄はすっ飛ばして書きたいことだけ書いていきたいと思いますので、イベント概要や参加要項を必要としている方はこちらではなくどうぞ先ほどのリンク先をご覧ください。
1,ふらっとぺらっと誕生
わたしは数年前からちょこっと文芸福岡という福岡の文芸イベントに運営として携わってきました。小規模ながら贔屓にしてくださる方もいてなかなか充実したイベントだったのですが、今年から休止に入りました。再開を見据えた休止とはいえその時期をちょっとお約束できない。ということで勿体ないなと思ったんですね。ここまでちょこっと文芸福岡を好いてくれたひとたちの待合室を作れたらと思ったのです。わたし自身も唐突にやることがなくなってしまって淋しいという気持ちもありました。
そうして生まれたのがこの「ふらっとぺらっと」だったのです。
2,ふらっとぺらっとpage1誕生
同人イベントというものをいままでいくつかお手伝いしてきましたが、わたし自身が主催を務めるのは今回が初めてです。しかも今回、団体といいながらも企画・運営はわたしほぼひとり(お手伝いしてくださる方は数人います)。ということでやりたい放題です。好きなことをやるしかないと思いました。
わたしのやりたいこと。それはやっぱり委託イベントです。取り立てて強く熱い思いなどはないんですが単純に好きなんですね。やってみて1番わたしに合っていたイベントでもありました。
どこかの誰かが作った本や、本の形には見えない本、手作りの素敵な雑貨や思いのみっしり詰まったペーパーを並べて訪れた皆さんにご紹介したい。そしてその場所にはおいしいお菓子や珈琲があって欲しい。
となりますと、思い浮かぶのはちょこっとブックカフェです。ちょこっとブックカフェはちょこっと文芸福岡の文芸同人誌委託+カフェイベントなのですが、わたしはこのブックカフェが個人的にとてもとても大好きでした。好き、ということで思い入れもとても強かった。そんなわけでわたしが好きなものを詰め込もうとするとどうしてもちょこっとブックカフェのようになってしまうのです。それもそうですよね。今まではちょこっとブックカフェに好きなものを詰め込んできたのですから。
ふらっとぺらっとpage1、まだ中身を公開していないのでちょこっとブックカフェとどこがどう同じで違うのか、その辺りは皆さんに伝わりにくい部分だとは思いますが、会場も同じですし似ている部分は多いと思います。ちょこっとブックカフェをさらにカジュアルにした雰囲気だと思っていただけると間違いないかなと思います。
とはいえあえて別の名前で別の組織で運営しているのにも理由があって、ちょこっとブックカフェはちょこっと文芸福岡のあのメンバーでなければできないものなのですね。ですから、似てはいますがちょこっとブックカフェとふらっとぺらっとは別のものとお考えいただくとよいかなと思います。
ちなみにふらっとぺらっとという名前の由来ですが、作品たちのアパート(フラット)みたいな場所、ふらっときてぺらっとめくれるみたいな手軽な場所という意味が込められていたりします。どなた様にも気軽に立ち寄っていただける場所を目指しています。
3,そしてぺらふぇすへ
ふらっとぺらっとpage1に訪れたお客様に自由に眺めていただけるフリーペーパーのようなものが欲しいと思いました。そう、例えばちょこっとブックカフェでいう折本のような。
ちょこっと文芸福岡にはいくつかの柱がありまして、そのひとつが折本フェアでした。この折本フェア、ちょこっと文芸福岡をお手伝いする前からのわたしの個人企画だったのですがこれをどうしようかと思いました。思いましたが、折本フェアってわたしの中ではもう完全にちょこっと文芸福岡のものという認識なのですね。
ならば折本フェアのような、けれど折本フェアではない、ふらっとぺらっとに相応しいペーパーイベントを開催したいと思ったのです。そうして生まれたのがぺらっとふぇすでした。
ぺらっとふぇす。ぺらふぇす。A4サイズのオリジナルペーパーフェスティバルです。そのA4作品をぺらふぇすではぺらっとと呼んでいます。
折本フェアをやって感じたのがコンビニコピー機でのネットプリントとの相性の良さでした。ペーパー系のイベントとネットプリントって切っても切り離せないくらい相性が良いんですよね。はじめてネットプリントをしたときの、遠くに住んでいる誰かの作品を自分の身近な場所で物質として取り出せる魔法のような感覚を今でも覚えています。
A4サイズってコンビニコピー機の基本なんですよね。だったらそれで縛ってしまうのも面白いかなと思ったのです。
とはいえそもそも展示や郵便でのお届けも視野に入れた企画ですので、参加コースをいくつか作りネットプリントを必須としない形式をとっています。便利なことや新しいことは取り入れたい方なんですが、浪漫やこだわりも大切だと思っているので、そこはそれぞれで選択していただけたらというのがわたしの考えです。入手方法さえ表現の手段のひとつだったりすることもあるかと思いますので、自由に選択していただけたらと思います。
さてこのぺらふぇすですが、12月のふらっとぺらっとpage1に先駆けて8月に開催します。9月以降は12月の準備でなにかと慌ただしいからということでこの時期に設定したんですが、いやはやもうすぐですね。なんだかんだであと一ヶ月です。ぺらふぇすについての詳しい内容はこちらをご覧いただけたらと思います。noteでもいずれ、ぺらふぇす裏話をしていけたらと思っております。
ということで、ざざっとふらっとぺらっとについての思いを書き連ねました。もっと色々あったはずなんですが、文字ではなかなか難しいですね。難しいからこそ文章を書くのって楽しいし、書かずにはいられないわけですが。
今回はそんな感じで、ご挨拶代わりのnote初投稿でした。
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