自主独立の街 弁才天 来本健作
素敵な居場所のある街
今回は、弁才天の来本(くるもと)健作さんです。 弁才天とは、フルーツ大福のお店の名前ですが、家業の酒屋やまけんの三代目と ご紹介した方が相応しかったかもしれません。 いかに家業を継承していくか。あるいは、いかに独立自営を継承していくか。 そのために業種を越えてフルーツ大福の小売に挑戦されていました。 こちらより視聴できます。
弁才天を豊橋駅前に出店される前には、蒲郡商工会議所で7年余、蒲郡市会議員を3期16年お勤めになっています。 さらに、その後、事業構想大学院でも学ばれています。 家業を継承するために、いろいろな経験を積まれて備えて来たようにも見えました。 ご本人は、良い出会いがあったと言われていましたが、継承する強い想いが、その出会いを引き寄せたのでしょう。
ネーミングは未定のようですが、豊橋まちなか「おやつロード構想」は魅力的でした。 豊橋駅の中にあるお店に始まり、「こども未来館ここにこ」を目指して歩いていきます。 まずは、クレープのロジャー、チョコレートの久遠、洋菓子のマッターホーン、 そして、フルーツ大福の弁才天に至る一筋のおやつロードが浮かび上がります。
子供たちの笑顔のためにお店が一つに結ばれる。そこに素敵な居場所が生まれるのだと思いました。 お店の店主とは、商売の苦労を知る人、商いの心を持つ人でもあります。 だからこそ、善意や思いやりにあふれるのだと商店街で育った私は思いました。 そんな商いの心で結ばれている来本さんとともに、素敵な居場所を再構築して参りたいです。(2021年7月1日)