ワールド・オブ・ウィナーズ～香港、フェイフェイ聖地巡礼への道～５（香港到着２日目）

2023年11月15日 20:53

２日目

うっす、レポ２日目っす。
２日目、２時間ほど睡眠を取って私が見たのは雨の香港でした。
天気予報はもう１週間前から何度もチェックして、この日の午前中は少し降るかもしれないとわかってはいたのだけど、朝からとは聞いてない。
気持ち悪いのはなんとか収まったし、昨夜イオンで買っておいたパンとおにぎりだけ食べて朝ご飯にするか……。

まずっ！？

え、なにこれ？　焼きサーモンってことは、つまりシャケでしょ？
シャケのおにぎりがこんなまずい事ある！？
海苔は韓国海苔風の油が多い感じ。
米、多分これが一番自分には合わなかった。タイ米に近い細長い感じのやつでボソボソしてる。あとゴマも混ざってる。
サーモン、ほとんど入っていない。
米が自分には合わないのか？　気を付けた方が良さそうだ。

ショボショボしながらテレビを見てみる。
子供向けの３Dアニメ。眼鏡っ子がかわいい。
スーツに着替えて恐竜ロボに乗るのだけど、その時眼鏡は外す。

かわいいピンクの子よ、どうか眼鏡を外さないで。
気を取り直してチェックアウト。今日は午後までフリー。
せっかくなのでホテル周辺をブラブラしている。
香港ミルクティーを買って飲んでみたり。エバミルクで美味しい。
昨夜は暗くて実感がわかなかったけど、やっぱり明るくなってくると高層ビルの高さが際立ってくる。
地震が多い日本では考えられない高さでビルが乱立している。
香港は狭いから上へ上へと伸びるのだそうだ。
ゲーセンを発見、早速はいってみる。

これは麻雀の他にトランプが遊べる。メダルゲームになっているようだ。
他はメダルゲームや体を動かすエアホッケー系のゲームでビデオゲームは無し。今回はやらずに店を出る。
地下鉄駅へ向かい、オクトパスカードをチャージ。
一度間違って定期券更新的な機械と格闘してしまったが、ちゃんと覚えた。もう大丈夫。
今日の目的地は深水埗。
香港の秋葉原とも言われる電子の街だ。

電子ではないな、うん。
道にせり出すように設置された屋台。
売り物は映画のDVD（恐らく海賊版）やら電源タップやらSIMカードやらイヤホンやら。
店員のおじさんが上半身裸だったりする。この日は11月11日です。
ウィンドウショッピングだけでも楽しい。
そして匂いがすごい。これは屋台ではなくそこらへんの通りで肉屋や魚屋や漢方薬屋がやってる為。
シメた豚を吊るしてるから獣臭いったらありゃしない。こりゃあ日本ではなかなか嗅げない匂いだぜ。
更に道をうろついているとゴミ箱に出会う。
でかい。道行く人がここにゴミを捨てていく。ペットボトル、食べ物の包み紙、なんか壊れた椅子っぽい部品……分別などはないらしい。
街中に沢山ゴミ箱があるのは羨ましいね。日本は地下鉄サリン事件とかあって、テロ対策でゴミ箱減らされちゃったもんねえ。
更に辺りを回ってレトロゲーム屋さんを発見。

なかなかの品ぞろえだが、お目当ては香港で作られたような非公認ゲーム。
255in1みたいなやつとか。置いてあるのはみんな真っ当なゲーム。
良い事なんだけど……やっぱりないなあ。そういう怪しげなソフトはebayで探すのがいいんだろうね。

その後、正午になったので待ち合わせ場所へ。
香港に住んでいるPと待ち合わせて、飲茶に連れていってもらうのだ！

久しぶりにご挨拶して、お店まで移動。
飲茶のお店にいくと、バイキングスタイルで自分が取ったやつの値段を覚えて、伝票に判子を押し清算するスタイル。
これは難しいな、自分が何食べたかわかってないといけない……案内してもらってよかった。
まずは食器や箸をお茶で洗うところからスタート。おお、本場の洗杯だ……お茶の入った器に湯飲みごと指突っ込んでるけど、熱くないんだろうか……。
お茶を受け取る。熱いよやっぱり！！　なんで平気なんだ！？

最初に出てきた、突き出し的なのはこちら。

焼いて詰めた揚げ物。
魚のすり身揚げ的な……？
緑のがピーマン、見えないけど下に茄子がある。
茄子は苦手なのでピーマンをいただく。

HOT！！　スパイシー！！！！

騙された。ピーマンじゃなくて実は唐辛子の仲間だという。
香港は広東料理メインだからあまり辛くないと油断していた。
ぐぬぬ……。

これは焼売です。もちろん美味しいです。この黄色いのがいいよね。
日本だと崎陽軒くらいでしか見ないけども。

これなんだっけな、メモには『四寶雉払』ってあるけど、検索してもそんなの出てこないよ。

イカとかのすり身を湯葉で巻いてた。これもプリプリで歯ごたえがあって美味しい。油は凄い。中華料理は基本油だからね。なんで中国の人、みんなあんな痩せてるのかわからない。

ご存じ腸粉。米の皮でくるんだプルプルしたやつ。
このお店はエビとか海鮮系が入っていた。

最初は食欲出なかったんだけど、話しながら食べてると徐々に食が進んで完食してしまった。

その後、お店を出て（ごちそうになってしまった、ありがとう！）、
更にレトロゲーム探しを手伝ってもらう。
結局、レトロゲームは手に入らなかったのだけど信和中心（シノセンター）という日本でいう中野ブロードウェイ的なサブカルエリアで香港の漫画を一冊買うことができた。

信和中心にあった『龍が如く７外伝　名を消した男』の巨大宣伝。
英雄無名……か、かっけえ……

裏面がバガボンド始まるぜ広告だったので時期的には1999年あたりと思われる。古本なので実際の値段は＄10だった。

表紙の眼帯おじさんがかっこよかったので一目惚れして購入してしまった。
20ページほどの薄さでフルカラー。アメコミ的な感じ。
編集後記とかお便りコーナーも巻末についていて、読みごたえがあった。

その後、香港Pと別れて街をぶらぶら。そこでアレを見つける。

油條だ！　油條じゃないか！
そうだ、まだ朝粥と油條を食べてないじゃないか。
明日の朝は外へ食べに行こう。あのおにぎりみたいな目に遭うのは嫌だ。
そんな事を考えつつ着いたのは……

香港科学博物館！
ちょうどいいや、入ってみようぜえ。
中は写真撮影していいかわかんなかったので、とりあえずやめておいた。
子供向けのアトラクション、ミニゲーム満載で科学を楽しく学べる。
更に恐竜やその前の時代、過去から今の技術、そして未来の技術予想までも含めてたっぷり２時間はいられる濃い展示。
なんかポケモンっぽいRPGとかもあったりして、遊びたかった……しかし子供先輩達が優先……！
この内容で大人400円、学生無料、年間パス2000円は安すぎるやろ……。
日本にここに匹敵する博物館はあるのかちょっと考えてみたけど、うーん、ちょっと厳しいかもしれない……危機感を抱いてしまった。

博物館を出るともう暗くなってきている。
次は港、100万ドルの夜景を見に行くんじゃ！