ヘアドネーションの話
私の娘は生まれてから5年間 髪の毛を一度も切っていませんでした。
前髪も含めて1回も切ったことがありませんでした。最初からヘアドネーションを意識していたわけでもありませんし、伸ばそうと思っていたわけでもありません。
ただなんとなく、 七五三の時に髪の毛はあった方がいいのかな 、とぼんやりと考えていたくらいで特別意識はしていませんでした。
生まれた時の髪の毛の量としては結構多めでした。生後7ヶ月で2つ結いができるほどでした。
幼稚園に入る頃になると 毛量もしっかりし 長さも背中まであっていろんなヘアアレンジができるようになりました。
最初は2つゆい ポニーテール 三つ編み 編み込み くらいしか アレンジの幅がなかったのですが、恵まれた 多毛としっかりとした長さを生かして ヘアアレンジの勉強をしました。
拾い編み、捨て編み、四つ編み、5つ編み、六つ編み、7つ編み、リボン四つ編み、リボン5つ編み、丸編み、ループ、裏編み、表編み、ここには書ききれないほどの編み方を開拓して娘のヘアアレンジをとことん楽しみました。
とことん凝ってしまう性格なのかハマるとドハマリします。切ってしまうときはかなりもったいなかったのですが、髪を下ろして丁寧に梳かして、少量の束に分けて少しずつ断髪式を行っていきました。毛先の部分は私のお腹の中にいた時から既に生えていた毛なんだろうなぁ、なんて考えると、なんとも感慨深い気持ちになりました。そしてハサミを入れました。
今まで娘は2回ヘアドネーションをしています。
1回目はジャーダックという団体さんで、髪の毛がなくて苦しんでいる方のためのウィッグを作るために髪の毛を寄付しました。
こちらは31センチからの寄付が可能です。
ここでは70センチの寄付をしました。
2回目は漆刷毛ドネーションという団体さんで、日本の伝統文化財の修復に使われる漆刷毛の製作に役立てるというものです。
自分の髪の毛が国宝修復のために役立つなんて、誇らしいですよね。
こちらは15センチからでも寄付できるようです。こちらでは30数センチほど寄付しました。
ヘアドネーションしたら金のエンゼル出ちゃったり、クジに当たったり、いい事だらけ!
2回目のドネーションを終えてから娘は可愛い路線から卒業→かっこいい路線に。
服も仕草も髪型もカッコイイの方に変換して、一切髪の毛いじりはさせてもらえなくなってしまいましたとさ。ちゃんちゃん!😁
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