Article of the Day!京都精華大・サコ学長に共感!
こんにちは。自称スーパージェネラリストのジャーナリストであるfuntrapが、国内外の記事からこれ!と思う1本を紹介するArticle of the Day! 今日は先週リリースされたAERAのオンライン記事からです。
一番ビビっとしたポイントは:
日本の子どもたちを取り巻く環境で最も懸念するのは、日々の生活にまつわるあらゆる要素が学校に集結し、人生そのものが学校中心になっている現状だ。部活も友達も、全てが学校にあるため、学校以外のものが考えられないような時間のつくりになっているように見える。
自分の子どもたちをみていても、なんだか毎日忙しく。さらにデジタルが追い討ちをかけるように彼らを忙しくさせている。なーにも考えなくても、楽しく時間が過ぎるようにできてしまっていると思っていたので、この記事は響きました。
さらに、学校外の付き合いとか、親戚だの、地元だのの付き合いとかも人生においてはやっぱり大切にすべきだなぁとも思う今日この頃です。
ところで、サコ学長の生の言葉を実際に聞いてみたくてyoutubeで検索してみ他ところ見つけたこのYoutube:
https://youtu.be/djkzI1pE4WY
サコ学長を追った毎日放送の「ザ・リーダー」です。その中で、
(日本の子どもは)自分が何をしたいのか、何が欲しいのか、何者になりたいのか。あるいは自分とは何か。ということを考えるチャンスや時間が非常に短いと思う。そういう意味で、日本の教育の中で、もっともっとそういう(考える)時間を増やして行かなくてはいけない。哲学やリベラルアーツという教育がそれに該当するのではないか。
と話しています。いやー本当にそう!共感しました。
私は哲学書とか今になって読んでいますが、大学時代にもうちょっと自分とはなんぞや、とか哲学書に触れる機会など作っておけば良かったと少々反省する日々です。
今日はただただ「共感」ということを書くブログになってしまったのですが、さらにここは共有したい:
重要なのは、国民一人ひとりが、「そこから自分をどう解放していくか」を考え、自分という個(人)を、このフレームの外でつくること。つまり、学校とは別に、個人が「生きる力」をつける機会を持っていることが、人が育つ上で最も大切なことだと、私は考えている。
義務化されていない時間をいかに有効に使い、その人が人格形成していくか。それが、子どもの教育にとって必要不可欠であるはずなのに、日本の大人たちはそこから手を引いているように見える。
子どもたちはまっさらなわけで、結局は親が子どもが大人になっていく過程でどんな風に伝え、体験させ、考えさせられるか。何を考えるかは子どもの自由だけれど、考える時間を与えるのは、結局大人というのが現実なのだと思ったのでした。