Article of the Day! 玉川学園秋入学?!IB校の挑戦に注目
おはようございます。
早朝から興味深いニュース。
玉川学園の幼稚園→高校までの一環教育計画。
この記事には触れられていませんが、玉川学園は、日本の学校教育法の下に運営される学校を指す「一条校」と呼ばれる日本の義務教育に沿った学校です。
しかし、この記事では触れられていませんが、玉川は、今日本の教育分野で注目が集まる「国際バカロレア(IB)」を導入している学校でもあります。
我が子たちがインターナショナルスクールで実際にIBで学んでいるのをみていて一番感じるのは、「一貫して学んだ時こそ、このIBで学んだことが生かされる」そう感じています。
なんとなくの感覚ですが、玉川学園の関係者の方たちもそのことを実感しているのではないでしょうか。一貫性を高めるためには振り切りことが必要。
秋入学を実行すると、ある意味入学する側もここでやっていく覚悟ができる(笑)
加えて海外の学校とのギャップが、スケジュール上で無くなっていくことで、海外へ送り出したり、受け入れることがよりやりやすくなるのではないでしょうか。
研究開発校などの既存制度をうまく使えば実現可能ではないか。私学が秋入学などに実験的に取り組むのは意義がある
文科省的には、私立校が自己責任においてチャレンジしたことで、成功例が生まれれば、一気に公教育にも導入ができるなんていう算段もあるかもしれませんね。
ちなみに、玉川学園は国際バカロレア認定校として正式に認められていますが、プログラムとしては「中高」のみ。小学校でもIBを意識した教育がなされているとはいえ、認定を受けているのは中高プログラムのみだったと知ったのは最近です。
でも、もうすぐPYPも認められるに違いありません。(すでにその準備段階なのかも)
この「K-12構想」が実現すれば、特に帰国子女組からの注目が今まで以上に集まるに違いない。
あとは、卒業生たちがどんな進路を進んでいくのか。それがとても興味深い今日この頃です。
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