Article of the Day! コロナ時代の学習に対する考え方
こんばんわ!自称スーパージェネラリストとして、興味の思う向くままに深堀しながら記事を書き続けるジャーナリストが、国内外の記事からこれは!と思う1本を選んで紹介する、Article of the Day!
本日はこの記事。米国のオンライン学習は、地域にこそ差があれど、全国的に公立小学校でも進んでいると言います。ただ、この日経DUALの記事によると、現地校よりも、日本人学校の方が充実したオンライン学習が提供できるいるようです。
先日も周囲のママ友たちと話しをする中で、同じ私学といえどもオンライン学習にパッと移行できた学校と、そうでない学校で大きな開きを見せています。特に後者のケースでは、保護者に対する負担が半端ない。
オンライン学習を中心に、学習計画通りに進めているケースもあれば、昔ながらのプリントをどさっと提供され、宿題として「復習」をこなすことが求められるケースもあるようです。こうなると、学校や教師のIT能力や、家庭学習に対する考え方によって、子どもたちの学習進度に大きな差が出てきてしまいそうです。
先日、韓国のジャーナリスト仲間である原さんから、現地のオンライン学習に関して話しを聞く機会を得ました。韓国では公立、私立関係なく、オンライン授業が国として「一斉に」開始されたと言います。これはつまり、韓国では「教育部(日本の文部科学省に該当)」が御膳立てし、数回のトライアルを行った後に、一斉にサービスの提供を始めたと言うのです。
なお、台湾でも同様のオンライン学習を提供することに成功しています。
なおDUELでは
「日本人の、日本人による、日本人のための」双方向オンライン授業を速やかに実現させた同校の実例は大いに参考になるのではないでしょうか。
と言うコメントが書かれていましたが、日本国内でもオンライン学習に即移行して成功をしているケースがあることはまだあまり知られていません。さらに、「学習に対する親の考え方」がこれまで以上に色濃く子どもの学習進度に影響を及ぼしそうです。今後、この件については、個人的に追ってみたいと思っています。
新型コロナウイルスの影響で、6月以降たとえ学校再開となっても、これまで通りとはだいぶ異なる学校生活を余儀なくされることは、すでに想像できます。一人の子を持つ親として、家庭学習の重要性や可能性を改めて感じている今日この頃、海外情報に精通しているジャーナリストとしても、今後「ホームスクール」の視点で、子どもの学習しやすい便利なツールを積極的に利用し、それを共有していきたいと思わせてくれた記事でした。