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投資アドバイスについて考えてみた

こんにちは。
最近、投稿のトップ画像が編集できることを知り、試してみているのですがなかなかうまくいきませんでした。ご容赦ください。

さて、今日は投資アドバイスについて考えてみたいと思います。
金融商品に関して売買の指南をしたり、ポートフォリオの構築についてアドバイスをする際、日本においては投資助言業というライセンスが必要です。
金融サービスというのはその性質上非常に多くの規制が存在し、例えば銘柄を薦める際に、絶対上がる!なんて言うと一発アウトになります。

金融商品以外の商品に関しては、ライセンスなしでサービスが提供できますので、 Youtubeなどで時計の販売をされている方などは、昨今腕時計が投資的観点で取引されていることから、これから絶対上がります!などを平気で言ってたりします。特に法令に抵触するわけでもなく、問題はないのですが、絶対上がるなどを聞くと、肝を冷やす思いがしたりします。

投資助言業とは?

投資助言業を取得し、実際に顧客に対して取引や運用に関してアドバイスを行なっている業者というのは日本に今現在約1,000社存在しています。

全部を確認したわけではないので、あくまで参考程度に読んでいただければ幸いなのですが、第一種あるいは第二種金商業、運用業ライセンスを有する業者以外は、トレード指南、チャート分析、伝説のトレーダーのレポート系のかなりコアな商品を提供されている業者さんたちと、本当の初心者向け証券会社選定のポイント、選ぶべきNISA口座に適した投資信託といった初心者向けビジネスをされている方々、あとは最近では比較的高額で金融版ライザップのようなコーチングをされている方々も見受けられます。

われわれ株式会社SIG自体が、プライベートバンキングサービスのデジタル化・大衆化を目指しておりますので、ポジショントークに聞こえるかもしれませんが、このビジネスを始める前から個人的に投資助言業を調べていた際に、率直な印象としてエッジが効きまくっている業者さんが多いなぁという印象を持っていました。

欧米においての投資アドバイスの国内での担い手は?

欧米においては、既に多くの投資アドバイスサービスがありますが、こちらに関しては、顧客資産に対して手数料を徴収するスタイルであったり、投資したファンドの信託報酬に顧客サポートがつくというスタイルがあります。
そうしたサービスは、国内においては今まで大手対面証券会社が担ってきたと思われ、現在はリテールビジネスにおいてこれまでの手数料に依拠する方針から、顧客資産資産に対して手数料を徴収するいわゆるアセット・マネジメント方式に力を入れてきているものと思われます。

適切な投資アドバイスとは?

月々そんなにお金をかけずにプロのアドバイスを知りたい、より深い情報を入手したいと思ってもこれまで日本の投資家はプロのアドバイスを享受することができませんでした。
富裕層の場合は、プライベートバンキングサービスや信託銀行などとの付き合いの中でそうしたサービスを受けることができましたが、なかなか個人はリーチすることができませんでした。

私自身、以前より投資は好きでやっていましたが、そういうサービスはないのかなといろいろと調べてきました。
先ほどお伝えした通り、今週はこれを買え!みたいなのはあまり自分に合っていない気がしますし、そもそも何万円や何十万円の情報量の元を取るにはいくら稼げばいいんだなどと思っていました。

経済情報であれば、経済新聞や経済雑誌など課金すれば限定的な情報、考察を見つけることができますが、そもそも自分の投資行動が正しいのか、自分の見立てがあっているのかを確認するのが、いつもマーケットでの結果を見て判断するのみという情報でした。
また、金融商品の世界でもマイナーな銘柄、商品となると圧倒的に情報量は少なくなり、自分の経験と勘、わずかばかりの金融知識で勝負を挑むことになっていました。
いわんや金融商品以外です。

オルタナアセットは当然、餅は餅屋で時計屋に行けば時計に詳しい人がいますし、カードショップに行けばカードに詳しい人がいます。
しかし、第三者意見かと言われるとどうしても在庫目線にはなるはずですし、ウォーレンバフェットの言うところの「髪を切ることが必要なのかを床屋に聞いてはいけない」と同じような感じは否めないと思います。

最後に

私は、全ての道はローマに通ず、と同じようにあらゆる投資商品に対して投資アドバイスを行うことは可能だと考えています。上昇要因と下落要因があり、マーケットがあり、という風になると思っています。

よく日本にはアドバイスにフィーを払う文化がないという話を聞きます。
それは、鶏卵でいいサービスがないからフィーを払わないのか、フィーを払わないからいいアドバイスが生まれないのか、人によって意見はそれぞれです。
おそらく、アドバイスがその他のサービスに内包されすぎたという側面が強いのではないかと考えています。
金融自由化までは取引手数料は一定、注文を出すのは対面証券会社にコンタクトするという方法だけでしたので、どうせ注文を出すことになるなら、証券会社の営業員の相場感などのサービスをわざわざ他で手数料払う必要なんかないよねって感じた投資家が多かったのではないかと思います。

今は、手数料体系も柔軟ですし、金融商品だけでなくオルタナアセットも市場の成熟が著しいです。
そうした環境下において、投資アドバイスや投資機会の創出に取り組んでいきたいと思っています。

いつも以上にまとまりのない文章で恐縮です。





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