学ぶって本当に難しい
皆さんは自分のことが頭がいいと思いますか?それは学力的な意味ではなくて「地頭」や「思考力がある」という意味です。
自分は大学受験で浪人をした経験もあり学力的な面で言えば平均以上であったことは間違いないと思っていますが、第一志望に合格できなかったことを今になって振り返ってみると、なぜ自分は第一志望に受からなかったのかモデルを学ぶことで徐々に分かった気がします。
それは「考える力」です。高校生の頃から今日まで一貫して自分には考える力が明らかにないと実感しました。受験期理数系の科目や現代文が苦手だったのは思考する習慣がなかったからかもしれません・・・
では、モデルを学ぶ上においてこの「考える力」というのはどの場面で必要になってくるのかというと、「師匠や先輩が言っていることをそのまま受け取ることではなくその言葉の裏を読み取ることや比喩を自分の頭にしっかりと落とし込むこと」だと思うのです。確かに事務所に所属していない自分が見ている景色と仕事をとっている人たちの見ている景色は明らかに違うものがあると思います。
しかし、そのような状態でもSNSの使い方の重要性(ちなみに自分はこれが一番できていない)や比較することの大切さ(客観視)や撮られ慣れる為に撮影日程をしっかり組むことといった基本的なことが出来ていないと改めて実感しました。
なんでモデルを目指しているのにこのようなことが出来ていないか客観的に自分を見つめた結果何個か当てはまるものがありました。1つ目は学ぶ意欲が事務所に入っている人たちよりも無いという現実から生じるモデルというものを職として捉えきれていなかった点。2つ目はワークショップ内では比較的若い部類に入る為謎の余裕があったこと。3つ目は筋肉が付きにくい身体であることから筋トレから逃げていたこと。これら3つのこと以外にもまだまだ沢山あると思いますが現時点ではこの事しか思い浮かびません(WS内での吸収率が悪いからかもしれません)。この3つをしっかり矯正すればモデルとして活躍できるかと言われたら、そんなことはもちろん無くほとんどのプロモデルがやっている事であってこれが出来て当たり前の世界なのです。でもモデルとしての意識を改革し継続する事で寿命が伸びるだろうし他の人とは異なったオーラというものが出てくるのだと思います。
WSでの時間はあまりに濃すぎていて一回で吸収することが非常に難しいですがわからないことはそのままにするのではなく即レスすることでマインド自体を変えることで吸収する割合が一気に増えると感じる。WSに限らず撮影でも他のモデルをみたりカメラマンやディレクターを観察することが非常に身になり、今後の自分の撮影に活かすことができるので常にアンテナを張ることを忘れないようにしたい。
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