初めての海外、モスクワへひとり旅(準備編)
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twitterでフォロー&チェックしてくれている方はご存知かと思いますが、先日私はロシアに行ってきました。
タイトルにある通り、実は初海外です。パスポートは持っていたのですが、すっかりただの身分証明書と化しておりました。来年の7月には期限切れを迎えるので、一回くらいは使いたいなぁと去年あたりからぼんやり思っており、今回の旅行に至ったわけです。
「なんでロシア!?」
行く前から、話す人話す人にだいたい「なんでロシアなの?」と突っ込まれました。まぁ確かに、ロシアはあまり聞かないかも知れません。
最初は、意外と近いなと思ったのです。フライトが3時間かからない感じ。(のちに、それはウラジオストクであって、行きたかったモスクワは10時間だったのですが…)
北アフリカには興味があるのですが、どうやら直行便がないのと、17~18時間かかります。13時間くらいのイタリアやフランスには行っている人が多く周囲に情報がありましたが、総じてイタリアは治安が良くなさそうで、加えて失業率が高い!2018年の最新データでイタリアの失業率は世界21位の10.63です。日本は100位の2.44で、働く意思のある人のうち10人に1人が職に就けてない状況に気が向きませんでした。失業率にご興味のある方はこちらをどうぞ。
それからフランスは、フランス人があんまりお風呂に入らないと聞いて、臭いのは我慢できないと思って外しました。知りたくない現実ってありますよね。
そんな思考を経て、「ヨーロッパ 意外と近い」みたいな検索ワードで調べたらロシアが出てきたのです。ロシアはなんとなくミステリアスな感じですが、建造物や世界遺産が素晴らしいです。検索するほどに、実物を見てみたい…色遣い好き…というわけで、ロシア(モスクワ)に決めたのでした。3時間で行かれないことに気づいたころにはもう行く気になっていたから仕方がないです!我慢!!
ツアーにしなかった理由
行くと決めたらいつどうやって行くかを決めないといけません。まずはツアーかひとりで行くか、です。
性格的に、ほぼ初めからひとり旅に決まっていたようなものですが、一応、考えました。初めての海外だしロシア語分からないし、超絶方向音痴だし、せっかく行くなら満喫したいしと思って、しばらくツアーをポチポチ検索していました。
良さそうなのはいくつかあったのですが、結局ひとり旅に。
ツアーを選ばなかった理由は次の通りです。
1.せっかく行くのに自由に時間をかけられない
興味を持ったものは満足するまで見続ける性分なので、見ていたいものがあるのに「はい、次行きますよ~」とか言われたらストレスだと思いました。
2.食べたくないものを食べるのはイヤ
現地ならではの食べものには多少興味がありますが、なんでも食べてみたいわけじゃないし、量とかタイミングとか、好きにしたいです。食べものにアレルギーが多いこともあり、周りが決められたとおりにしている中で別のことをするのもめんどくさいし、と思ってしまいました。
3.毎日一日中出掛けるのムリ
今回5泊7日で行ったのですが、もし日本で5連休あったとして、毎日スケジュールみっちりで出掛けます?いやいや、ムリ…!朝ゆっくりする日とか、早めに帰ってまったりする日とか欲しい!
というわけで、ひとり旅に決定です。
方向音痴と言語の通じなさはイモトのWi-Fiに頼ることにして、5Gプランを契約。初めての海外の不安をぬぐうために、ISETANカードに1万円払ってゴールドにし、特典の海外旅行保険を付けるかたちで準備。「地球の歩き方」を買って、さらにネットで情報を収集です。
ビザを取るまで
世界に於いて日本国籍のパスポートは非常に優遇されているとはいうものの、ロシアは観光でもビザが必要でした。自分で取得する場合、二週間くらい余裕があると無料です(ちなみにウラジオストクは電子ビザで行けるようです)。
ツアーだとこのへんもやってくれちゃうし、ビザ発行だけ代行してくれるサービスもあるようです。でもどこも約5千円から1万円くらい取られるし、何がどうなっているか知るチャンスをお金を払って捨てるのはもったいないと思い、ビザのとり方から調べていきました。
その際にお世話になったブログはこちらです。このブログがなかったら手こずって挫折したかも!?超感謝してます!
私はこの方のように慣れていないので、順番は次のようにしました。
日程決める(飛行機予約)→宿決める(予約)→バウチャー取得→保険入る→ビザ申請の予約を大使館に入れる
保険は3千円くらいだったので迷わず入りました。だって、ざっくり言うと400万円くらい保証してくれるんだもの。医療費とか、日本とは比べものにならないって聞きますからね。
私のバウチャーは、上のブログと違って「Alliance travel company」という会社から出ましたが、ほとんど様子が変わらないので確認することができました。
在日ロシア連邦大使館でビザ申請するには
港区の在日ロシア連邦大使館で申請をすることにしたのですが、2019年6月にルールが変更されており、上のブログと違って事前予約なしには受け付けてもらえなくなっています。詳しくはこちら。
予約は在日ロシア連邦大使館のHPからできますが、日時をあまり自由には選べません。出発の1か月前にアクセスしたところ、その2週間後以降の数日しかカレンダーが反応せず、ちょっと焦りました。無料でやってもらうには出発の3日前の受け取りでした。ギリギリセーフ。
申請の予約は、分単位で来訪日時を指定されます(選択肢が提示されます)。その時間より先に行ってもムダで、時間になると名前を呼ばれます。
古い映画館のチケット売り場みたいなカウンターの向こうに二人の担当員さんがいて、受け付ける人と確認書類を渡す人で分担されています。
書類に不備があるともう一度やり直しになるということだったので、ドキドキ…。前の人たちを見ていると、どうやらここからすでに日本語も英語も通じません…!不安になりましたが、別に話すことないから大丈夫です。受付は5分もかからず無事済んで、受取日が書かれた控えをもらって帰ります。
随所に情報がある通り、ロシアは英語が通じないと思っておくのが良いと思います(現地のホテルの人と空港の人は英語話してくれましたが、他は期待できません)。あと、あんまりニコニコしてくれない!(笑)
大使館でこの状況を目の当たりにして、割と真面目にキリル文字を覚えていきました。英語のアルファベットの対照表を覚えておくだけでも違いますよ!駅名とか、地名が読めて発音できるようになります。
使った航空会社と空港、滞在した街と宿
JALで行きました。日本人多そうだったから。
東京:成田空港✈→モスクワ:ドモジェドボ空港✈(JAL、9.5時間くらい)
記号ありがたい(涙)
ドモジェドボ空港✈→パヴェレツカヤ駅🚋(アエロエクスプレス、所要時間45分)車内は新しくて、すっごくきれいでした。
車内販売はバリスタ風のお兄さんが注文を聞きにきて、コーヒー入れて持ってきてくれるスタイルです。サンドウィッチなどもありメニューが豊富でした。画像は、テキトーに頼んだら塩っぱいナッツが出てきてコーヒーに全然合わないよの図です。
ロシアの車窓から
※アエロエクスプレスは、片道500ルーブル(2019年9月上旬のレートで840円くらい)、往復で買うと850ルーブル(同1,400円くらい)でした。「地球の歩き方」には、おおむね券売機でのチケット購入は難しいと書いてありましたが、言葉が通じない以上むしろそっちの方がラクではと思い、券売機で購入。往復券はそこで表示が出て初めて知ったお得な情報です。もちろん往復で買いました。(料金情報に関しては、ロシアは年々物価が上がっているのと、交通系のルール改定なども変化が激しいようなので、あしからず。)
宿は、有名ホテルに興味が無いので空港から出ている特急アエロエクスプレスの終着駅:パヴェレツカヤ駅から徒歩7分くらいのアパートメントに泊まりました。キレイでアクセスもいいし、良かったです。
朝食付きにしましたが、隣のホテル(もうちょっと高そうなところ)とレストランがくっついていて、充実したバイキングでした(ラッキー)。
あと、ロシアはクレジットカード決済があまり使えないみたいな情報を得ていたので念のため6万円分くらいドルにして持って行ったのですが、全然使えました。コンビニやスーパーでも大丈夫です。
準備編は以上!観光編に続きます。
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