カミングアウト
もう過ぎちゃったけど「国際カミングアウトデー」だったので。
僕のカミングアウトのきっかけは周りに嘘をついているのが辛いというよりも自分に嘘をついて周りと合わせていることが限界になったから。今も誰かにカミングアウトを考えるときは大抵、自分のセクシュアリティから起因する生活上の困ったことで悩んでいたりすることが多い。
だからとても仲良くしてくれている友人にも生活上で困ったことが浮上しなければカミングアウトはしていない。聞かれたら答えるというスタンスでいて、あえて言わなくてもいいかなと思ってる。
よくマジョリティの方が「自分の周りにはセクシュアルマイノリティがいない」という発言に対して当事者が「あなたには言ってないだけ」と話している場面を目撃すると、友人たちは僕のことを否定することはないと思うし当事者の可視化のためには積極的にカミングアウトしていくのも社会貢献の1つになるのかもと思いつつ…まぁいっか。となりがち。
いつかは、「カミングアウト」という言葉がなくなるのがいい。
これはセクシュアリティに限らず。
人間は多面的であるのだから誰しもマイノリティな部分はあるし、それをわざわざ「カミングアウト」という言葉を使って大々的にしなくても済む社会を望む。
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