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女子学生→職場の一部の人にカミングアウトして基本は性別明かさずに社会人やってるトランス…

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女子学生→職場の一部の人にカミングアウトして基本は性別明かさずに社会人やってるトランスジェンダー。空、海、恐竜、読書、絵を描くこと、海外旅行が好き。

最近の記事

オペから1年

更新できずに気づけば2021年も後半突入… 自分でも当日忘れていたけど去年の七夕は子宮摘出した日でした😅 1年前の七夕は絶対安静でベッドから起きられない状態で「朝は天気が良かったから今夜は天の川がみられるんだろうな」「きれいな星空かな」と自分の身体の状態は気にせず空に思いを馳せてた笑 1年経った現在はあの時は想像出来なかった就職して働いてる。副作用も痛みもなんもないしオペしたことに後悔するどころかやって良かったと思ってて、オペした日忘れてたぐらい笑 診断やオペの前は女

    • 胸オペのこと

      4月からの新生活のために引っ越して、まだがらんとしている部屋でひとり色々考えられたのでアウトプット。 早いもので、胸オペから半年が経った。胸オペの超主観的メリット・デメリットを挙げていく。 現状 胸オペから半年経過。傷跡も小さく、オペしたと言わなければ分からないくらいのサイズ。もともとの胸のサイズもあまり大きくなかったし、術後バンドもちゃんとしていたけれど少しぷにぷにしてるかなー?程度。 メリット ・上裸で鏡と向き合える  これはもう言葉の通り。胸オペ前は服を着て

      • 最近の出来事

        2021年ですね。抱負とか言わないタイプ。(時期的にも、もう遅いか) さて、最近あったこと。 僕の事情を知っている人と今悩んでいること、考えていること、嬉しかったことetc...ざっくばらんに話していたときのこと。 相手が突然、「○○(僕)って国家試験のこと、トランスの身体的な治療のこと、就活のこと、家族のことをそれぞれバランスとりながら考えているのすごくない?!人間のキャパ超えているでしょ!」とテンション高めに言ってきた。 それを聞いて、そっか、人間のキャパ超えてい

        • 環境の変化とその世界での「当たり前」

          個人の価値観はその人の育った環境に影響されていることが多い と僕は考えている。これ自体を良いとか悪いとかは言いきれない。 ただ、考え方を固定化するのは自分にとっても、他の人にとってもあまり良いことは生まれないのでは?と思っている。柔軟でいられるように色んな場所へ行き、色んな人に出会い、色んな経験をすることが大切だとも思っている。(現在はそれができないのが辛い。) さて、そんな中で今年ずっと考えていること。 コロナ渦で大学はオンライン授業となった。 オンライン授業を受

        オペから1年

        マガジン

        • 身体治療
          2本
        • 日常
          4本
        • ひとりごと
          2本
        • 自分史
          4本

        記事

          友達のこと

          僕は友人関係に恵まれているなぁ。とよく思う。大学に入ってから関係構築した人たちは良い人ばかりです。 おかげで甘やかされて育ってます笑 真面目な話をすると、僕は家族にカミングアウトをせずに治療を進めてきました。母親にカミングアウトした(というかバレた)のは胸オペが終わってからの出来事。 ジェンダークリニックに通うこと、診断を受けたこと、手術を決めたとき…そのときそのときで様々な感情があった。これらはきっと僕の人生の中で大きな決断に分類される。その都度考えていることを吐き出

          友達のこと

          エントリーする前に

          大学4年生。絶賛就活中。 就活は思った以上に上手くいかない。もともと就活すると決めたのもつい最近。それまでは就活なんてできないよくらいに思っていた。(このことも今度詳しく書こうと思う) たいていHPの採用情報などを閲覧してエントリーする。エントリーフォームには名前や電話番号、その他個人情報を入力していく。性別欄もしっかりとある。多くの場合必須になっており空欄では送信できない。 僕はそこでつまづく。 僕は身体的には女性である。本名でもきっと女性だと分かるだろう。なにより

          エントリーする前に

          カミングアウト

          もう過ぎちゃったけど「国際カミングアウトデー」だったので。 僕のカミングアウトのきっかけは周りに嘘をついているのが辛いというよりも自分に嘘をついて周りと合わせていることが限界になったから。今も誰かにカミングアウトを考えるときは大抵、自分のセクシュアリティから起因する生活上の困ったことで悩んでいたりすることが多い。 だからとても仲良くしてくれている友人にも生活上で困ったことが浮上しなければカミングアウトはしていない。聞かれたら答えるというスタンスでいて、あえて言わなくてもい

          カミングアウト

          生産性

          数年前、ある議員が「LGBTは生産性がないから税金を投入すべきではない」というような発言をし、様々な賛否両論が巻き起こった。そして、数日前ある区議会議員が「同性愛が広がれば区が滅びる」と発言。 僕はこの数年前の議員の発言のおかげで「生産性」という言葉にとても敏感になった。悪い意味で。数日前の区議会議員の発言に対しても怒りよりも悲しみ・諦念のほうが大きい。 セクシュアルマイノリティ当事者にも子育てをしている人たちはすでに多く存在していることを知っている。ではなぜ「その発言は

          僕のこと

          前回までの自分史の続きのような感じで僕の現在について。 授業は少ないのになぜか毎日やらなきゃいけないことに追われている大学4年生。このご時世なので大学へ行くこともない。最後の学生生活がこんなことになるとは思っていなかったね。もっと遊んでいたかったというのが本音。 いまのところ、Mに限りなく近いX・AロマAセクだと思ってる。いまのところと表現したのはX、AロマAセクだとかってセクシュアリティをカテゴライズするための言葉にすぎないと考えているから。もし仮に自分のセクシュアリテ

          僕のこと

          自分史③

          自分史の続き。今回で終わるといいな。 高校: 高校生になっても制服が大嫌いだった。中学を卒業しても食事内容は変わらず…そして中学の時よりもさらに身体の違和感が強くなり、周りに女性だと認識されたくなかった。他の人がいる更衣室で着替えられなくなり、公共の女子トイレに入れなくなった。テーピングで胸を潰したりと生活に支障がでてきた。 もともと自己肯定感が低いのもあって自分の存在価値について考えるようになっていた。「自分なんて早く死ねばいいのに」という結論が頭から離れない。自傷行

          自分史③

          自分史②

          前回の続き 中学校: 事前に採寸もしていたし、スカートの制服だってわかっていた。でも入学式の日にこれから3年間スカートを着なければいけないと実感して絶望。スカートの中に体操着のハーフパンツを履いて気を紛らわせていた。 一方、身体は徐々に子どもから大人へ成長していくわけで…身体の変化に頭がついていけず、このまま成長しないでほしいとずっと思っていた。胸や腰回りが目立たないように歩く、立つ、座るetc 一挙一動気にするようになった。 バスケ部だったので同じ男子バスケ部の子の

          自分史②

          自分史①

          今までの僕のことを書いてみる。 小学校入学まで: 色は黄色と水色、遊びは砂遊びと粘土遊びが好きだった。友達とワイワイ遊ぶよりも一人で黙々と遊んでいた記憶がある。←これは今も共通してる笑 この頃から空を眺めるのが大好きだった。大きくなったら仮面ライダーになりたかった。セクシュアリティとか関係なく周りから見て変わった子だったんだろうなと思う笑 小学校: ランドセルの色は赤系だけど珍しい色だった。当時はまだカラフルな色のランドセルは数人しかいなくて赤か黒が主流だった。学年で

          自分史①

          はじめに

          ある人に「アウトプットのためにもブログでもやってみたら?」と言われた。 最近は表現する手段である絵を描くことの創作意欲が全くないため、自分の気持ちを表現する機会が限られてる。という軽いノリではじめてみようと思う。 いつまで続くか分かりませんがよろしくお願いします。

          はじめに