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うちの子たちの助けのおかげで・・・・。

数日前、noteでつながっていただいているsikuramenさんの↓の記事を拝見して、私のスクワット事情を記事にしてみようかなと思い立ちました。

私は、子どものころの体育の授業と、両親の妙な体育会系信奉の態度の影響もあって、運動が今でも苦手です。自分が身体を動かすこと自体が嫌いではない、と気づくのに、20年はかかりました。

要するに、個人の特性を無視しての、強制と画一的なやり方。それが嫌だったんですね。自分で動きたい! と思った時にやりたいことをやるのは、全然苦痛じゃないです。

ただ、犬との生活もそれなりにあって、散歩は愛犬とするもの、という刷り込みがあるせいか、目的もなくウォーキング! というのは、やはり好みません。旅先では一人で歩き回るのですが、それは”旅先”という非日常だからなんでしょうね。それに一人旅ですし。

そんな私が、今、根気よく膝のスクワットを続けております。

12年前、突然膝の調子が悪くなり、日常生活にも支障が出るようになりました。今住んでいる家は、3階建てで、私がインコたちと暮らす部屋は最上階にあるんです。当然階段の上り下りが日々あるのですが、これが苦痛になってしまいました。

当時、鬱期の最終期でまだ療養中でした。したがって、収入もなく病院に行くわけにも参りませんでした。加えて、私は薬も医者も年を追うごとに嫌いになっていたので、なんとか自力で治す方法はないかと、模索していたんです。膝が悪くなれば、腰などにもしわ寄せが行きますから、悪循環だったんですよね。

その時、相方が1冊の雑誌を見つけてくれましてね。その内容を読んで、藁にも縋る思いで、スクワットを始めましたら、ああら、不思議! 2か月後には嘘のように痛みも不調も消えたんです。これには、あまり雑誌の内容を信頼してなかった相方も、びっくりぽん! 

ただ、もともと運動が好きではないし、調子が良くなれば、ついついサボってしまう私。しばらくは再発予防も兼ねてやっていましたが、のど元過ぎれば・・・・、で、すっかりやめてしまっていたんです。

それが、7年前、当時の職場で大けがをして、入院・手術に加えて、半年のリハビリ生活。こうなると、またもや身体を動かすことが なくなりました。運動不足の身体で、回復後職場復帰しましたが、身体を酷使する仕事でしたので、やはり、膝が音を上げたんです。

さぁ、ここで我が家の作業療法士・コミドリコンゴウインコのピポナの出番であります。ピポナは私が肩や手の回復のリハビリをやっていた際、家で彼女なりのやり方で回復をサポートしてくれた子です。

この彼女が、私が膝のスクワットを再開すると、「あたしも、手伝う!」と言って聞かないんですね。”手伝う”の中身は、私の肩に止まって、スクワットをするたびに回数を数えている私に合いの手を入れる、というものです。こんな感じ。

「いーち!」
「うわっ!」
「にーー!」
「うわっ!!」

でもって、最終の5回目が終わって(5回スクワットがセット、というやり方です)、「ゴール!!」と私が叫ぶと、嬉しそうに私のほほに頭をくっつけて、「なでてぇ~💖」と甘えてくるのです。要するに、私のスクワットを応援したので、ご褒美に撫でて! と、言っているんですね。

彼女の機嫌とか体調次第では、合いの手が入らず、スクワットの途中でかみついてきたりもするのですが(これは、中止要請ですな)、大体は、飼い主の役に立っている、という自負からか、誇らしげであったりします。

ただ。このピポナの独占ぶりに、オカメインコのお嬢さんたちの一部から、最近抗議が来ましてね。

「あたしにだって、そのくらいのお手伝い、できるのよ! やらせて!!」

ピポナも女の子ですが、自分をオカメインコだと勘違いしている節があるせいか、自分より大きいインコのピポナをオカメさんたちが全然怖がらないんですね。見た目の器の大きさではなく、彼らは魂のレヴェルで付き合っているのかもしれません。

しばらくは、「まぁまぁ・・・」と、オカメさんたちの抗議を受け流していた私ですが、だんだん要求が大きくなってきたので、「じゃあ、試しにやってみるかね?」と、オカメインコのナミと、スクワットをやってみたんです。

すると、案外大丈夫なようです。それで、ピポナの担当の時と、ナミの担当の時とで、分けることにしました。

ピポナは、私とスクワットできる回数が減ったので、しばらく怒っていたものでした。ナミに猛烈に抗議していました。

それでも、どういう理由だったかまでは忘れたのですが、ピポナが私のスクワットに付き合うことに飽きたのか、嫌がるようになったので、今は彼女の担当の回はありません。ナミだけが、付き合ってくれています。

それでも、今年の酷暑の折には、ナミが体調をくずして、スクワット自体がお休みになったこともあります。少しおしりを突き出すようにして、ゆっくり膝を曲げては伸ばす、ということの繰り返しなのですが、繊細なナミには、何らかの不調の原因になったのかもしれません。

インコたちが、「かあさん、ほら、たいそう!」といって、付き合ってくれているおかげで、私の膝は、あまり調子を崩さないで済んでいます。これは、旅行とかコンサートなどで、スクワットをしないで歩き回った翌日、顕著に響くことでも明らかです。

現在は、腰の不調もあって、ストレッチもしています。ピポナは付き合いたがるのですが、スクワットのような単純な動作がないので、遠慮してもらっています(^^;

同じように体調の不調を抱える相方は、どんなに勧めても、やろうとはしません。彼女はこういうことに関して、常に即効性を求めるんですよね。ゼロか100かの価値観があるので、厄介です。長く凝り固まった身体ですから、時間がかかるのは当然だと、私は言うんですが、納得しないんですよねぇ。

まぁともあれ、私は、相棒のインコと一緒に、今日も楽しくスクワットしたのでした。

昨日・今日と、秋ですらない陽気が続きましたね。あ、関東は。明日から、一気に冬になるとやら・・・・・(>_<)皆様、くれぐれもご自愛くださいませm(__)m💕💛

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