京都仙洞御所・京都大宮御所
京都御苑の南東側にある御所です。
「仙洞御所」とは上皇や院の御所です。この地の仙洞御所は御水尾上皇の御所として江戸初期の寛永7年に整備されたのだそう。
「大宮御所」とは皇太后の御所なのだそうです。
現在も天皇皇后陛下、上皇上皇后陛下が入洛される際に宿舎として使用されているそう。
大宮御所お車寄せ
その名の通り、大宮御所の玄関です。三つの屋根が印象的です。
京都大宮御所御常御殿と南庭
大正時代に内部を洋風に改めて、ガラス戸になっています。松、勾配、白梅、竹林があり松竹梅の庭となっています。
北池
順路を進むと突然、雄大な風景が現れます。木々の向こうに東山が見えます。
水は一時期、琵琶湖疏水から引かれていたこともあったらしい。
南池の八ツ橋
ぐるっと歩いて南池に出ました。目の前に大きな橋が見えます。
景色はもちろん季節によって移り変わるのですが、この橋は藤棚になっているのだそう。
橋を渡り南池をぐるっと回ります。
写真には撮れなかったけれど、池にはアオサギやカモがいてくつろいでました。
醒花亭
南池の南側にある茶亭です。奥に四畳半の書院、手前に五条の縁側、だそう。
後で調べたのですが、醒花亭のこれは「萩の垣根」なのだそう。竹と、屋根に杉板を使っているのだそう。
又新亭
明治期に近衛家から献上され移築された茶室なのだそう。
すごく興味深かったです。
こういうのが街の中にあって、見学もさせてくれるなんてホントすごいです。
季節が違う時にまた行きたい。