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「ハーバリウム」を英語で言える?日本語から英語にしてみると、英語の語源のすごさが、改めてわかるよ、というお話。

恥ずかしながら、ハーバリウムという単語を最近知った。

ハーバリウムってなに?

と聞いたときの、「信じられない」という友人の顔を忘れられない。

今思い出すと、穴があったら入りたい。

でも、そんなくらい、私はカタカナに疎い。

恐らく、英語をできる人間は、カタカナという無味乾燥な文字になってしまうと、とたんにコトバの意味を想像できない、そういう人が多いのではないかと思う。

ところが、これは英語でなんだったっけ・・・?と、辞書を引くと、

(↑ いまだに、新しい単語を見た一発目は、紙の辞書を引くというのも、昭和の人間だねw)

herbarium = ハーバリウム

なんと![herb = ハーブ] + [-arium = 特定の保管場所] だったのか!

と反応して、感動している自分がいた。

語源から見ると、単語の意味は一発なのである。


ちなみに、"herb"は「ハーブ」と発音しないので注意。

日本人には「アーブ」と聞こえるかと思う。

カナダやオーストラリアだと、「」と鮮明に聞こえるのだが、アメリカ人は「」の発音に限りなく近い。

Hを全く発音しないスペイン語を第二言語にしているアメリカ人にとって、Hを発音しないのは「常識」のレベルになるくらい、Hを発音しない。

アーブ」の発音はこちらから確認:


"-arium"は、「モノを保管する場所、特定の目的に使われる場所」の意味。それも、特定の、建物などのハコに入った、動かない一定の場所を指す。

auditorium = 講堂、公会堂
aquarium = 水族館
solarium = 日光浴をする場所、サンルーム
planetarium = プラネタリウム

ハーバリウム」って覚えるより、"herbarium"ってすると、日本語での単語の知識も広がるよ。

英語を勉強すると、日本語の教養も増える、というのは本当。




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