Pedestrian「ペデストリアン」っていうカタカナは、カタカナとしては馴染みがあまりないけど、英語の試験を取る人は、知っておいて損はないと、私が思うワケ
海外で運転していると、
"Pedestrian crossing"
とか
"Pedestrian traffic"
という標識を、よく見かける。
"pedestrian"
= [pedes-]「歩行」+ [-rian]「~人」
= 「歩行者」
という意味。
もっというと、"ped-" = 「足」を指す。
だから、pedを使った単語を、もっと深堀りすると、
"pedal" = ペダル
"peddler" = 行商人
"expedition" = "ex"「外」+ "ped"「足」+ "tion" <名詞> = 探検
"impedance" = "im"「邪魔をする」+ "ped"「足」 = インピーダンス、電気回路の抵抗
となる。
要するに、「足を含め、すいすい移動する感じのもの」が、pedから始まる単語となる。
ちなみに、
"pedestrian traffic" = 歩行者交通
"pedestrian crossing" = 横断歩道
という意味になる。
日本語でも、ペデストリアンデッキ(=歩行者用のデッキ)と言ったりするが、まだそんなに主流になっていないような気がする。
こういう、
「ちょっとあんまり聞いたことないけど、たまにカタカナになっているコトバ」
は大概、覚えていて損はない。
カタカナになるような英語は、大体、英語で広く使われているものがほとんど。
つまり、よく海外では使われている単語なのに、日本語ではあまり広まっていない単語ということは、それだけ、英検とか大学入試とか、日本人が試験作成側に携わる試験で、出題される可能性が高いということ。
毎年、センター試験の英語の長文読解とかを見ていると、カギとなる単語はこういうコトバになることが多い。そして、実際に問題が解けない人を落としていって、点数に差をつけるんだとしたら。
こういう単語はどんどん覚えていこう。
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