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SNSの誹謗中傷ニュースを読んでみよう

インターネット上の誹謗中傷に関するニュースのコメンテーターが連日お茶の間をにぎわせていた。最近減ってきたので、改めて海外でどのように報じられているか、見てみよう。

↑これは、日本で出回っているニュースの内容と大差ない。

↑モンタナさんが、なぜリアリティ番組に出演する人がオンライン中傷を受けやすいのか?について語っている。彼女は、去年リアリティ番組に一緒に出演していた友人がネット中傷で自殺し、自身も中傷を受けていた。2019年の調査では、イギリスでは4人に1人がSNS中傷を受けた経験がある。彼女の意見が面白い。リアリティ番組のスターを中傷したい人が多いのは不幸な人が多いから。毎日大変な思いをして生活しているのに、番組の中では気楽に生活しているように見える人が多いから、腹が立つ人が多いのではないか、と。

↑現在、日本ではネットの書き込みをした人を特定するまで、9カ月以上かかる。もっと規制すべきだ、とする声がある一方、規制することで、言論の自由が奪われる、と懸念する声も上がっている。

こういうニュースで必ず出てくるボキャブラリ:

freedom of speech 言論の自由
online slander = online abuse ネット上の誹謗中傷
malicious posts 悪意のある投稿
abusive comments 口汚いコメント、誹謗中傷
reality TV shows リアリティ番組
cyberbullying ネットいじめ
harassment いやがらせ
bill 法案
whistle blowing 内部告発

海外の対策

海外は既にSNS中傷対策がさかんだ。

ドイツでは、通報窓口の設置を義務づけていて、ヘイトスピーチなど違法な投稿は通報から24時間以内に削除。違法した場合、最大約60億円の罰金。


フランスでは誹謗中傷などの投稿の通報があった場合、24時間以内に削除。違法した場合、約1億5000万円の罰金。


ネット上の規制は、まだ始まったばかりだ。


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