「ミシン」の語源って知ってる?そこから感じる、日本人のカタカナの使い方に関する危うさについて。
「ミシン」という名前が和製英語であることは、みんな知ってるかな?
ミシンを"sewing machine"(=縫う機械)と言った、外国人のコトバを
"machine"(マシーン)
ではなく、
「ミシーン」
と聞き間違えたのが、始まり、というのは、やや有名な話。
つまり、聞き間違えたコトバが、そのまま正式名称になってしまったという代表的なコトバ。
逆にいうと、それくらい、英語人が話す英語と、日本人に聞こえる英語には、違いがある、ということ。
つまり、
"sewing machine"
を
「ソゥイング マシーン」
という、カタカナ発音で覚えても、
英語人に理解してもらえない
ということ。
小さい頃、家族でシカゴに行ったとき、大雪の中、ソリを買おうとして、ドンキ・ホーテみたいな店に行ったことがあった。
父が何度も
「Sled(=ソリの英語)、please」
と言っても、通じなかった。
最終的に、綴りを書いて見せると、
"Oh! SLED!"
と言われ、面食らったのを思い出す。
「スレッド」
のような簡単で短いコトバでも、通じないのだ。
いかに、イントネーションや、アクセント、話し方で、英語という言語が成り立っているかが、わかる。
生の英語を聞きながら、英語は勉強しようね。
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