USCPA BEC WC 攻略法~やってはいけない編~
こんにちは!長年、海外に住み、日本に帰国後、会計✖英語を教えている、帰国子女のスグリンガルです。
BEC WCで絶対やってはいけないことがあります。
今日はその3か条をお伝えしたいと思います。
WCがWeakerだったという方は、これらの3つのどれかに当てはまることが多いです。
やってはいけないこと その①:
問題を少し読んですぐに書き始める
問題文章を読む時間がもったいないから、と言って、すぐに書き始める人がいます。とにかく書いておけば、あとから修正できるからOK、と考えているようなのですが、これはNGです。
問題には、必ず
A「どういった立場で」
B「どんな形の解答を」
C「どのような手順で」
書くのか、細かな記載があります。
A:CEOとして書くのか、秘書として書くのか、CPAとして書くのか ⇒これらは同じように見えて、文面が全く異なってきます。
B:CEOに宛てて書くのか、専門家として企業に報告する内容を書くのか ⇒話す相手によっても、文章の流れが決まってきます。また、特定の機能を説明するタイプの内容なのか、aとbを対比させて、どちらがベターか、といった内容なのか、によっても、文章の構成が変わってきます。
C:例えば同じ、"demand"に関する問題だとしても、"oligopoly" と "monopoly" の比較なのか、ただ単に4つのmarket typesを問われている問題なのか、で文章構造が変わってきます。
やってはいけないこと その②:
知っていることをすべて書く
とりあえず書ける文章をすべて書く!という方がたまにおられるのですが、ちゃんと問題の内容に沿った英文を書くようにしましょう。あまりredundantな英語は、肝心な内容を書き忘れることがあります。私も、これで一度失敗しました。
やってはいけないこと その③:
とにかく大量に書いて終わる
受験生は書くことにばかり集中しがちですが、全体の配分時間の3割は、書く内容の構造を練ったり、書いた後の読み返しに時間を使いましょう。
文章の構成や文法・スペルミスがあっては、せっかくの長文でも、あまり意味をなしません。
これら、①+②+③は、英文をたくさん書いたのに、WCで試験に落ちるのはなぜ?と質問される受験生に、必ずといっていいほど生じている問題です。日頃から、「書く」まえに「内容を練る」クセをつけましょう。
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