オタククリニックに決めた理由
集団説明会が終わり、希望者は個別面談できることに。
あらかじめ、簡単に作ってきていたボー大学病院での治療歴と内容の紙を渡しました。
院長は凄く物腰の柔らかい感じの人で、もうずーっと笑顔。ナースさんもサービス業かのような、感じの良さで丁寧。
ボー大病院では、まるで流れ作業のようだったんで、かなりここでもポイントアップです。
早速、一番気になっていることを聞きました。
トラケの手術をしたけど、ここで不妊治療をすることを受け入れてくれるのかってことです。
でも・・・
もう、あんなこととか、あんなこととか、あれとかあれとか・・・
そんなことばっかりだったんで、あまりの天と地ほどの差に、もうシロー丸(旦那)ともども、心を鷲掴みにされまくりです。
もちろん、ここでなら不妊治療も明るいんじゃないかって言う希望も込み上げました。
それから、院長は、元はボー大病院にもいたことがあって、私の受けた手術内容にも詳しい事、その後、有名不妊治療クリニックのKにもいて、この病院はそこの技術を受け継いでいることを話してくれました。
終始ずーーーっと笑顔で。
ただ、ひとつだけ気になったのは、無麻酔採卵ってとこ。有名クリニックのKと同じ細い針を使っているから、痛みも少ないと説明してくれたし、Kに通っているブロガーさんのブログをずっと読んでいて、「確かにちっとも痛みはなかった」という事を書いていたので、まぁ、大丈夫かと納得してしまったのです。
結構、自分の直感には裏切られることが多いけど、後々自分の感じたこの時の気がかりは、とんだ地獄へ私を突き落すんですけど。
まぁそれでも、この時は、とにかくボー大病院から転院できて、今度はちゃんと説明なんかもしてくれる病院を見つけようと必死でした。
そして、院長のまるで、どこかのお店にいるのかのような、全開スマイルにばっちり心を奪われてしまったのです。まぁ、手術歴があるから紹介状をもらってこないといけないというのが面倒ではあるけれど。
そして、私以上に、すっかりオタククリニックを気に入っちゃったのがこの男。
最終的には、シロー丸のこの洗脳されっぷりでちょっと苦しむことになるんだけど。
まぁ、シロー丸としては、自分で見つけてきた病院だし、タコチュー先生とか、あんな対応されたのも相当腹立ってたので、そりゃもう院長が神様くらいに見えてたんでしょうね。
あと、不妊治療専門クリニックって、子連れ禁止(じゃないところもあるみたいだけど)なんですね。ボー大病院では、劣等感を感じる出来事に度々遭遇してたんで、それももう解放されると思うと、凄く気持ちが落ち着く感じがしました。
なので、この時は私もすっかりトンネルの外に出た気分でいました。やっと安らぎの地に辿り着けたんだと。
でも・・・
この時は知らなかったのです。更に、不妊治療のトンネルの奥地に入って行こうとしてたこと。
正直あまり安らぎの地ではなく、また新たに、そして今まで以上にしんどいこと続きの始まりでもあるってことを・・・
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