不妊治療中の正月は辛い~ヘビー級
愚痴のつもりで書いたけど、かなりどよーんとなってしまっていますね。すみません。
では、不妊治療中の地獄の正月編、ヘビー級のできごとを書きたいと思います。
ギボの妹夫婦の息子が結婚するということで、挨拶に来ていました。
すると、私とシロー丸(旦那)の、すぐ目の前に座っていたギボが妹夫婦に向かって言いました。
「うちにはもう、子供ができることはないから、必要ないから全部持って行っちゃって」
これももう、確信犯ですよね。ギボの妹夫婦は、ギボの家の近くに住んでいるんだし、電話でもLINEでもして言えばいいのに、わざわざ私がいる時を狙って言ったとしか思えませんでした。しかもまだ、結婚するって話だけで、子供できたなんて言ってないのに。
一瞬にして、気まずい空気が流れ、ギボの妹夫婦は、私達を明らかにちらっと見ました。そりゃ、限られた人間しかいないこの空間でそれを言われたら、気にもしますよね・・・
ちらっと私達を見た妹夫婦に比べて、ギボもアゴサイ(義兄嫁)も、一切私達の方を見ませんでした。もう、完全に打ち合わせ済で、わざと目の前でと、言うタイミングすら決めていたという感じでした。
死ぬほど努力した所で、それでも手に入らないかもしれない真っ暗闇の中を必死に努力して探して歩いていて、それでも追い詰められなきゃいけないのが不妊治療なのか。
一人になって、わんわん泣きました。悔しかった。悲しかった。辛かった。
やっぱり愛犬だけが、私を励ましてくれました。
本当にこんな場所に、なんで私はいるんだろう。行かなくたっていいのに。それでもうまくやろうとして頑張って行ってるのに、なんでこんなに暴言ばっかり吐かれなきゃいけないんだろう。
「こんなにも辛い不妊治療で、死を考えて実行してしまった人とかいるのかな。私は考えてしまったりもする」って、よく読んでいる不妊治療のブロガーさんが書いていたけど、ただでさえ辛い不妊治療なのに、そこに更に攻撃までされたら、もう何のために生きてるんだろうって思っちゃいますよね。
この正月事件から私も、鬱状態になりました。前向きに頑張りたいけど、こんな状況じゃ頑張れない。
それでも、友人にも不妊治療を打ち明けられないし、誰にもこの想いをぶつけられませんでした。(愛犬以外は)
もう完全に孤独です。
希望を見るためにする不妊治療だと思っていたけれど、実際は悪魔だらけの絶望だらけでした。
まさに悪魔に取り囲まれているような。
不妊治療中って言ったって、私がたまたま悪魔に取り囲まれている場所に立っていたんでしょう。
なかなか結果が出なくて苦しくても、せめて悪魔に取り囲まれていなければそれ以上にこんなに苦しむこともなかったのに。もっと、優しい人達に取り囲まれて治療ができていたならなぁ。
それでもなんでも、まだまだ治療を続けなければいけないのです。
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