採卵で、糸と大量の水事件の始まり
オタククリニックで2回目、通算3回目の採卵日です。
院長の案の通りに、採卵30分前にトイレで座薬を入れ挑みました。
もう当日が来てしまった。なるようになれ・・・
今回も見えている卵は2個らしい。
また前回と同じように、乗ると言うよりは寄りかかって足を拡げなければいけないっていう辛い体勢の手術台に乗り体勢を整えると、始まりました。
「では、刺しますね。」
相変わらずスパルタのナースさんに、相変わらずの痛み。まさに針で刺されて貫通するってこういう痛みだよねっていうような、そのまんまの激痛。
力を抜く!!って怒鳴られても、力の抜き方もわからないのです。そもそもこの台が、力なんて抜けないよ!!
でも、今回の本当の大問題はこの後起こるのです。
何回か刺された後、採卵をしていた院長が、本人も驚いているというような声で私の名前を呼びました。そして・・・
「糸、とれちゃった」
私は、ガンでトラケという開腹手術をした時に、縫った糸があるのですが、なんの糸なのかわからないけれど、いつも私の子宮内には糸が飛び出ているらしく、会社の健康診断や、ボー大学病院の経過観察の時にも、そして不妊治療を始めてからも、やたらと糸が糸がと言われていました。
主治医の先生に聞くと、どの部分の糸なんだろうと首を傾げたものの、でもどこかで切りますかと言われても、そのままにするようにとの指示だったのです。なので、オタククリニックでもそれは伝えていました。
正直青ざめました。
もしかすると、無事妊娠したら、私の場合その糸が大事になってくるのかもしれないと言う情報も聞いていたからです。
ただ、ボー大病院での内診の時もよく、糸に触ってしまったので出血してしまってと言われることが多く、ロボコ先生に止血しますと言って、凄い力で押さえつけられた激痛事件もあったので、少々厄介なものではありました。
ともあれ、その糸が採卵の時に引っ掛かって、とれてしまったというのです。
とれた糸は小指くらいの大きさで円状に結ばれていました。
院長からは、そう言われたものの、内心とらないでと言われていた糸がとれてしまったなんて、不安で仕方がないです。
けど、院長を責めたって仕方ないし、とれてしまったのだし、次の婦人科の通院日にでも聞いてみるしかない。
なんて、自分の心をなだめたけど、またしても結局、この糸騒動は、すぐに大変な状態を引き起こしてしまうのです。
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