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高度不妊治療2回目の判定日
なんだか、次々と思いもよらない辛い出来事とか起こり、本当に何にも救いのなかった不妊治療ですが、やっと天使のような先生の優しい言葉で、ちょっとだけ気持ちが救われた2回目の移植を終えました。
でも、風向きに反して、私の体は何も変化を感じませんでした。
一回目の時に感じたような、ちくちくとした痛みもなければ、波風いっさい立っていない感じで、心にもなーんにも感じない。
ついでに、プライベートでかなりしんどい事とかもあって、こりゃもうだめだな、すでにそんな答えすら予感させました。
気がつけば、不妊治療を始めようと個別説明を受けた日から、一年が経っていました。
そして、2回目の移植の判定日がやってきました。
すとんと腑に落ちたとも言えるような判定。予想通り、期待すらさせてもらえない。
原因はなんですか?
聞きたかったのですが、前回の判定日の先生達に、さんざん暴言を浴びせられました。
今日も、タコチューがカーテンの向こうから出てきて、私を打ちのめしそうで、あの時のことが甦り、その言葉を飲み込みました。
でも、
今日の先生は、見るからにちゃんとしてる感じの先生でもあったのですが、先生の方から説明してくれました。
そりゃあ、具体的で決定的な原因なんて、先生だってわかるはずはありません。そんなのこっちもわかりきっています。それでも、どういう理由が一般的にでもあるのか、そういうのを聞いて、一歩一歩歩いている気がします。そこに、宝くじだなんて言われたら、もうやる意味すらないのかと思ってしまいますし。なので、判定日の先生は凄く大事ですね。
2回目もダメだったし、もう凍結胚もなくなってしまったので、またしても白紙状態です。
シロー丸(旦那)が、次は違う方法やその前にできる検査があるならと、先生に聞いてみました。
さすが、大学病院は、不妊治療も順番待ち状態みたいです。
検査を受けるまでに半年かかる上、不妊治療を普通に再開するにも、患者数に制限を設けているから、次の治療開始は4ヵ月後に予約を入れられるとのことでした。
診察室を出て、シロー丸は、この検査を前回の判定日の時に勧めてくれていれば、今頃検査できていたかもしれないのに、と言いました。
半年なんて、さすがに空けられないし、この時散々転院に傾いていた私達です。
治療再会自体も4ヵ月後になるなら、もう本当に転院という道が、現実的に目の前に拡がりました。
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