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二回目の人口授精は・・・

なんだかんだあって、何度も見送りになった二回目の人口授精ですが、ようやく日にちが決まりました。

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二回目は、流れもわかっているので、だいぶ慣れたものです。

色々心配や不安だった一回目に比べて、あっという間に時間が過ぎて行きました。

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そして、あっという間に判定日がやって来ました。

結果は・・・

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二回目ともなると、さすがに少し落ち込みました。

人口授精の後、目立った体調変化はなかったけど、一回目の判定日前みたいに、生理が始まる兆しもなかったので、実は期待してしまったりもしていたのです。

わかりきってたけど、私に奇跡は起こりませんでした。

お金が一番ではないけれど、やっぱりお金に余裕がない私にとっては、ここで終わらなかったという事はつまり、この後、大金を出してステップアップ、高度不妊治療へ行かなくてはいけない時期が迫っているという事実であり、もし奇跡が起こっていたら、心と体と、ただでさえガン治療で結構かかってあまりないお金と、色んな事が救われたのに。

やっぱり「運がいい!」なんて経験は、させてもらえませんでした。

本当は、人口授精は三回やってダメだったらステップアップと考えていましたが、もうここで高度不妊治療へと進んでしまう事にしました。

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婦人科の担当医の先生からも、何度も人口授精をするより、早く高度不妊治療をして、早く妊娠をしてしまった方がいいと勧められていたからです。

そうして、慌ただしい日々が始まりました。

が、この時にもなって私は、まだまだ不妊治療についての勉強もしっかりとせず、先生に言われるがままに治療をしていました。

それに、ボー大学病院は忙しいからか、こちらが聞かない限りは、詳しい説明をしてくれる先生も少なくて、(聞いてみるときつね先生みたいな人もいたし)まぁ、それでも自分が口出しする必要もないなと、病院に任せておくしかないんだななんて、お気楽でした。

でも、本当の不妊治療の地獄の始まりは、高度不妊治療に移行してからなのでした。


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