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不妊治療にドクターストップが

やっと辿り着いたラッキー医院というおあしすで、やっぱりグロッキー状態のまま、診察に入りました。

私のただならぬ状態を見て、受付の方がすぐに先生に回してくれたようです。

でも、まだ”想像妊娠”だと思い込んでいた私。ここが特に痛いとか、違和感があるとか、決まった場所があるわけではなく、色んな事がおかしいっていう感じだったので、ラッキー先生も特定するのややこしいだろうなと思いつつも、今の現状をそのまま話しました。

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普段からよく夫婦ともどもお世話になっていて、以前も入院クラスの病気でお世話になったこともあるラッキー先生は、凄く丁寧に話を聞いてくれる先生。この時も、私の症状をしっかりと聞いてくれました。

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オタククリニックに紹介されて、アイアイ病院で甲状腺のための薬を処方されて飲んでいることを伝えるとすぐにラッキー先生が言いました。

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そうなんです。最初の検査では、基準値内で高めの方ではあったけど、基準値は超えてなかったんです。でも、一応検査をしてくるように言われて、アイアイ病院からは、薬を処方されて毎日飲むように言われました。今のクリニックの前は、ボー大病院に通っていたのですが、ボー大病院では甲状腺は問題ないと言われていました。

それらも話すとラッキー先生は・・・

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甲状腺!?薬の影響?思ってもみませんでした。

不妊治療でも医療行為なんだし、全ての治療や出されている薬は、正しいものだと疑ってもみませんでした。ただ、基準値内で飲むのは嫌だなとは思ったけど。

そして、続けてラッキー先生が言ったのは・・・

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どうも私が飲んでいるチラージンは橋本病の疑いと言われて飲んでいるのですが、今の私の症状は全部、甲状腺の真逆の方の病気、バセドウ病にかなり当て嵌まるらしいのです。

「まぁ、アイアイ病院は有名な病院だけど、一応血液検査をうちでもしましょう。不妊治療のクリニックは、不妊治療の為って言って、まだ必要のない人に別の治療を勧める所も多いから。」

とのことで、弱り切った私には晴天の霹靂どころか、嵐の中の更に雷鳴、っていう状態。

その上、不妊治療をストップするように言われてしまいました。

年齢もあるから、一日でも早く治療を進めましょうって、さっきラビ先生に言われたばかりです。その上、問題もないって。

それがドクターストップって!!

もうなんか、色んな事が一斉に飛び交う状態で、パニックです。

でも、信頼してるラッキー先生の診察が、今まで一度も間違っていることもなかったし、気のせい(想像妊娠)にしてはあまりにもおかし過ぎるので、やっぱり原因があったんだと。

だけど、心は晴れるわけもなく、ひとまず明後日の血液検査の結果を待つこととなりました。

まさかまさか、自分のためのはずの治療で悪化させるなんてことがあるなんて。

オタククリニックに対して、積み重なっていた不信感が確信に変わっていきました。


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