今までで一番辛い判定日
転院決定に抜けがらになるシロー丸(旦那)と、ショック過ぎて言葉にならない私は、どうすることもできず、院長の前で無言になってしまいました。
そんな空気を振り払うように院長が切り出しました。
もちろん、その言葉は、私を励ますためなんだってわかりました。
不妊治療を初めて、一番最初の判定。あの最低の酷さが、シロー丸の中にも私の中にもあって。
だからこそ、オタククリニックには色々と不信感は抱いてしまったけど、院長のちゃんと向き合って話をしてくれるスタイルはありがたかった。穏やかに話を聞いてくれて、ちゃんと答えてくれるところに救われた。
だからこそ、良い結末になれたら、本当に良かったのに。私の体は不甲斐ない。そんなミラクルさえ起こせず、まんまと想定した悪い流れにばかり乗る。
ある意味、今までで一番辛い判定日でした。
院長からは、次のスケジュールの話をされたけど、特に転院する事は伝えず、オタククリニックを後にしました。
オタククリニックに通い始めてから、ほんっとうに大事件が色々と起きた。
院長の優しい言葉すらもう、死刑判決のようにも聴こえて、自分の中で何かが爆発しそうでした。
たくさんの痛い思いも、明らかな体の不調も、信じられない数々も私を苦しめたけど、いつもいつも、思い出して一番に私を苦しめるのは暴言の数々です。旦那の、義理の家族から言われた、ナイフのような言葉。
それらが、すぐ耳元で言われているくらいの大きなボリュームで甦って来ました。
続きます。
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