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飲食店で失敗しない職場の選び方について(下調べ編)【その2】オープン・クローズキッチン

キッチンがみえるタイプ?見えないタイプ

あなたが気になるお店はキッチンが見えるタイプですか?それとも見えないタイプですか?飲食店の職場の雰囲気は厨房の間取りで大きく変わります。キッチンが見えるタイプはオープンキッチンと呼ばれています。キッチンが見えないタイプはクローズキッチンと呼ばれています。

オープンキッチンの特徴 働く側からすると、厨房からお客様が見えます。そのため厨房からお客様の表情がリアルタイムでわかります。お客様の接客をするのはホールスタッフですが、クローズキッチンほど境目がありませんので、臨機応変に助け合えます。キッチンに一人、ホールに一人の二人でお店が成り立ちます。多くのお店はオープンキッチンです。職場全体で1グループです。

クローズキッチンの特徴 厨房からお客様は見えません。そのぶん調理に集中できます。プリンターから送られてくる料理の伝票にしたがって次々と作ります。大人数のクローズキッチンで、鉄火場のような忙しさになってくると、料理長の指示にピタリと従う能力が必要になってきます。一方、ホールは客席を駆けまわります。こちらは何役も臨機応変にこなすスタントマンという感じです。職場全体にキッチンとホールという2グループの異なる組織が出来上がります。

序列がはっきりしているお店は働きやすい

 キッチンの方が序列が上か、ホールの方が序列が上か、両者一緒か、お店によって違います。序列がはっきりしているお店は働きやすいです。決まっておらず、いがみ合ってるいそうなお店は人間関係に疲れるので避けたほうが無難です。

キッチンが上 専門店に多いパターンです。ホールは修行の身。ある程度できるようになったらキッチンに入れてもらえる時と、キッチンの下積みから入れてもらえる時があります。

ホールが上 オーナーがホールをしているか、料理よりも接客が重要視されるタイプのお店です。

両者が一緒 どちらも同じくらい大切というタイプのお店です。このタイプのお店はどちらが上という考えがありませんので、フレンドリーな印象をうけます。しかし、うまくいっていないと悪い面が出て、仲間内でかたまってお客様を軽んじた間延びした感じになってしまうことがあります。

お店では、この3様の序列が職場の雰囲気として現れますので、ぜひ見てみてください。

続いて、社員で入社するか、アルバイトで入社するか見てみましょう。

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