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【代表インタビュー後編】「カルチャーフィット」ってなに?ファングリーが求める人材像について聞いてみた

こんにちは!ファングリースタッフの前田です。

ファングリーの具体的なカルチャーや求めている人材像について掘り下げた前編に続き、ファングリー代表・松岡へのインタビュー記事の後編です。
前編未読の方はぜひこちらからご覧ください!

今回は、採用面接にフォーカス。実際に面接で聞いていることやチェックしているポイントなどを深堀りしました。後編もボリューム満点でお届けします!

代表 松岡雄司
意外にも(!?)音楽業界での職務経験がある弊社代表。
ファングリー公式インスタグラムでは、
「季節に合わせたおすすめのプレイリスト」を紹介中。

面接では求職者のどんなところをチェックしている?


前田

ファングリーの採用面接では、スキルフィットとカルチャーフィットのどちらを重視しているのでしょうか?

松岡
カルチャーフィットを重視しています。価値観が合っていて成長意欲がある人ならスキルは後からどうにでもなりますからね。自分の場合は役員面接(最終面接)をやることになるので、選考過程で最低限のスキル要件はクリアしているのが前提ですが。

前田
他には求職者のどんなところを見ていますか?

松岡
人柄とコンピテンシーですね。コンピテンシーというのは、個人が持っている行動特性のことです。面接という限られた時間なので、コンピテンシーを深掘りするというよりも事実データやその場での直感、違和感のありなしなどを重視しています。

コンピテンシーとは?
コンピテンシー(Competency)は、直訳すると「能力」「技量」「熟練」のこと。ビジネスにおいては、高い成果を出す人に共通して見られる行動特性を意味する。行動特性とは特定の状況や業務において示す具体的な行動パターンや態度行動のことで、その人の考え方や価値観、性格などが反映される。

前田
行動特性……普段どんなことをしているか、ということでしょうか?

松岡
「どんなことをしているか」というより「どういう価値観や考え方をもとにその行動をしているのか」を確認する感じですかね。

多くの人がある程度準備をして最終面接に臨んでいると思うんですが、どんな意図でどんな準備をしたのかなど具体的な部分を見ています。志望動機や自己PR、強みや弱みなど、用意された回答にはあまり興味がないのでほとんど聞かないです(笑)。

前田
具体的にはどのような質問をするのでしょうか?

松岡
職種やポジションによってまちまちですが、例えば分かりやすく言うと「先週の土曜日は具体的に誰と何をしていましたか?」とか、ですね。「友達とご飯に行きました」と言う人もいれば、「朝〇時に起きて、お昼は○○で○○を食べて~」といったように詳細なタイムスケジュールを教えてくれる人もいます。そういった会話を掘り下げて聞いたりはします。

用意された回答じゃなく、その人の思考や行動のパターン、価値観が垣間見える質問が好きです。具体的でリアルな行動データにはその人の思考が含まれているので、仕事への向き合い方が見えてくるものです。

前田
確かにそれは嘘がつけない……。結構痛いところを突きますね(笑)。

松岡
採用面接は企業が求職者を選ぶ場だけではなく求職者が会社を選ぶ場でもありますよね。だからこそ事前に用意してきた質問と回答でコミュニケーションをとるよりも、他愛もない会話のほうがお互いの価値観や内面を知ることができると思います。素の会話を通じて「なんだかこの会社は合わなそうだな」とか「ここなら自分らしさを発揮できそうだな」など、おのおの感じてもらえたらいいかなと。厳かな感じの面接ではなく、短い時間でお互いを知る上での対等なコミュニケーションを心がけています。

入社への熱意が感じられるポイント

松岡
あとは具体的な行動という意味では、ファングリーという会社をどのくらいどういうやり方で調べてきたのかについてもよく聞きます。当社のビジネス(クライアントワーク)では、知らない企業のビジネスや状況を調査するというのは当たり前にやることなので、そこへの適性は大事ですね。

シンプルに熱意や本気度が表れるし、面接にあたってファングリーという会社にどのくらい時間を使ったのかは会話すればだいたい分かります。

質疑応答のタイミングで「公式サイトの○○を見ました。自分のやりたいことは▲▲なのですが、こういう関わり方ってできるんですか?」など時間を使って行動しないと出てこない質問はいいな、と思いますね。その人の事実行動が感じられますので。

前田
事実行動と言いますと……?

松岡
例えば友人や恋人からプレゼントをもらうとき、自分のことを考えて確実に時間をかけてプレゼントを選んでくれたかどうかって大事だと思いませんか?

前田
すっごく大事です……!

松岡
「時は金なり」という言葉がありますが、時間はお金以上に価値が高いと思います。求人票や公式サイト、公式SNS、採用ページなどをチェックするというのは誰でもやることだと思いますが、個人のSNSでの発言や外部媒体での取材記事、グループの決算説明資料などをチェックして、時間を使ってその人なりの動機に結びつけて具体的な質問をしてくる人もいますよ。

新入社員に期待したいことは?

前田
新しくファングリーに入社される方には、どんな活躍を期待していますか?

松岡
「自分で決断する」ということを大事にしてほしいです。これは私自身の仕事観でもあるのですが、仕事って「やらされ仕事」になった時点でアウトだと思っています。「自分はそうは思わないけど指示されたから仕方なくやる」ではなく、「自分はこうしたい」「指示された仕事を自分なりに工夫してこなしたい」など、小さなことでもいいので自分の中での前向きな意志決定を増やしていける人は仕事を楽しめるし、活躍できると思います。成長速度も速い。周りのスタッフやクライアントにもいい影響を与えることができます。

前田
頭では理解できても、行動に移すのはなかなか難しそうです……。

松岡
そうですね、確かにすぐにというのは難しいかもしれないです。日常の些細な選択、決断でもいいので、なぜ自分がそれを選択したのか、なぜそれをいいと思ったのかを日々意識して考えてみるといいと思います。自分の気持ちを自分で理解して言語化するということですね。「自分でも何がよくて何がしたいのかわからなくなってしまっている状況」が一番よくないと思うので。

入社を考えている人に向けて一言

前田
最後に、入社を考えている方に向けて一言お願いします!

松岡
もしファングリーに興味をもってくれている方がいれば、すぐに行動に移してください! 難しいことは考えず、とりあえず応募ボタンを押しましょう(笑)。

前田
なんだかYouTuberみたいですね(笑)!

松岡
カジュアル面談も大歓迎なので、ぜひ気になったら即行動してみてほしいです。あなた自身とファングリーの未来を一緒につくりましょう!

前田
ありがとうございました!


松岡さんありがとうございました!
前編・後編通して、ファングリーのカルチャーを存分に感じていただけたのではないでしょうか?

ファングリー公式noteでは、これからもファングリー社内のイベントやカルチャー、働き方に関する記事を発信していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね!


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