桶屋が儲かる
この国は、人の居られる場所が随分少なくなったもんだな。
閑静な住宅地の公園。このあたりの地主さんが亡くなったあとに、相続税の物納というかたちで土地を手放したと思われる。
昔の子どもたちは公園で野球やサッカーに興じ、遊具で創作遊びをしていた。現在では事故があってはいけないという理由から遊具は撤去され、道路へ飛び出し防止のためにボールで遊ぶことを禁止されているようだ。
その上、
公園で遊ぶ子どもの声が騒がしいと
ベンチを占有するサラリーマンが許せないと
公園は、かなり窮屈で居心地の悪い場所になってしまっている。
禁止というルールは単純でわかりやすいが、なにが誰のための正解なのか分からなくなっている。それでいて、最近の子供たちは外遊びをしないって、筋肉量も減っているって、骨が弱いって、まあ、ひどい話だ。
酒の二重課税くらい酷い話だ。
※酒呑みは物品税プラス消費税の二重の税金を支払っている。酒呑みは、そいういったシステムを理解している者がほとんどである。それだけでも愚かな生物であることがよくわかる。
それにしても、グビグビ…。偉い人はぁ、日本全体の徴税システムをぉ、理解しようとしたことがあるってえのか。物理的コストやら人的コスト(偉い人のお打ち合わせの際の人件費も含めた)やらを削減したらぁ、国費の削減になるやないかぁ。誰かが美味い汁すすってるに違いないんじゃあ。ぼくはーぁ、陰謀論にィ加担するぞー!
酒税なんかやめちまえー!ぷはー
( いや、酒をやめたほうがいい )
タワーマンションは乱立しているのに空き家問題があったり。少子化なのに待機児童が減らないとか。食料が足りないと言いながらフードロス問題を掲げる。痩せたいと言いながら自分へのご褒美とパンケーキを貪り、自由になりたいと願いながら、家庭と仕事には縛られている。
このいくつもの不調和なパズルをうまく組み合わせられないものなのだろうか。
人類は、矛盾だらけだ。
ジイサン、子どもの声がうるさいって言ってるわりに、随分耳が遠いじゃないか。
どうやら近所の子どもたちは諦めモード。
公園で相撲の稽古に励んでいるようだ。
たぶんここから、立派な日本人力士が大勢誕生するんだろうな。
(300日)
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