【仕事】手前のネコ科の男性は誰
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こんにちは、イラストレーターのfunenoです。
お仕事で『西遊記』で三蔵と悟空が出会うシーンを描かせていただきました。株式会社愛言社様の語学雑誌『聴く中国語10月号』です。
でも三蔵より悟空より目立っている、ネコっぽいこの手前のモブ男子は何者か?
って思いませんか?
彼は、旅行ビギナーすぎて唐の都を出立してから早速様々なものに襲われていた三蔵を助けてくれた、劉伯欽です。
実は、悟空に会う前に三蔵は、2,3回すでに人生の大ピンチを迎えていて、1回目に助けてくれたのが右上のおじいちゃん(太白星)で、2回目に猛獣から助けてくれたのが、狩人の劉伯欽。
虎とか余裕で退治します。でも頭のかぶりものは豹らしいけど。
この頼もしい伯欽が、三蔵に一夜の宿を提供し、かつ途中まで道案内してくれるんですけど、三蔵の頭の中ではもう、「旅=怖いもの」的図式ができているのか、伯欽が別れようとすると、鬼滅の善逸並みの勢いで別れを拒みます(岩波版)。
・確かそのシーンがあるのは2巻です。
で、伯欽が三蔵を引きずって歩いていると、両界山(仏が悟空のお仕置きのために作った山=五行山)に囚われている悟空を発見した、みたいなシーンです。
・仏が悟空をお仕置きした回の記事はこちら↓
劉伯欽がいなかったら、三蔵の旅、唐の中で終わってると思ったので、劉伯欽をリスペクトして、大きめに紹介してみました。
中国語学習雑誌『聴く中国語』は、毎月10日ごろ発売。
中国語って、北京語だけじゃないですよね。『聴く中』は、台湾華語にも触れられるのでお得。
今号は北京の冬がテーマ。北京、すんごい寒いらしいですね。
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