孫悟空の如意棒は、もとは天の川の底を突き固める道具
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孫悟空の持っている如意金箍棒は、もとは天の川の底を突き固めるための道具らしいです。神珍鉄というすんごい鉄でできている。
須菩提祖師(すぼだいそし)から仙術を習った孫悟空は、良さげな武器が欲しいと思い、近隣住人である東海竜王のすまい(水晶宮)に行きます。
いきなり竜王に、武器が欲しいとか言うんですよ。おそらく初対面なのに。悟空、アグレッシブだよね……。あとで竜王に訴えられてるからね。天界訴訟だよ。
竜王は悟空に早く帰ってほしいのか何なのか、内心怒りながらも、親切にも武器をいろいろ紹介してあげるんだけど、悟空は気に食わない。
イラストの上のほうにいる海産物たちが持っている、方天画戟や九股叉がそれですね。
困っちゃってる竜王のもとへ、竜王の妻がやってきて、天の川の底を突き固めるのに使った、すんごい鉄(めっちゃ重い)の話をしてくれて、それが悟空の如意棒になる。っていうへんの話のイラストを描かせていただきました。
このイラストを描かせていただいた『聴く中国語』は、お料理レッスンから西遊記まで色々楽しめて中国語が学べるよ。
今月の『聴く中』は、水郷特集。赤くてギラギラしたものだけが中国文化じゃないんだよって教えてくれる号。
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悟空が天界でやんちゃしすぎて天帝激おこの巻。
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これを読むと悟空の昔の名前がわかります笑。