弔辞とは故人への最後の別れの言葉
感動葬儀。フューネです。
弔辞とは故人への最後の別れの言葉です。
家族葬が多くなった最近では、お葬式の中で弔辞を述べるお葬式そのものが少なくなりましたが、義理ではなく、本当に心のこもった弔辞には心から感動をさせてくれるものがあります。弔辞の言葉のひとつひとつがお亡くなりなられた方に対する供養であり、別れの言葉であるのです。
さて、喪家より弔辞の依頼が来た時は、余程の理由がない限り出来るだけ受けるようにしましょう。なぜならば、弔辞をお葬式で読むというのは通常は1名か2名であり、お亡くなりになられた方にとってとても縁の深い方であるという証拠だからです。何よりも栄誉なことなのですから。いくら想いが強いからと言って長々朗読するのいけません。3分程度が理想的な朗読時間です。通常の話言葉よりもゆっくりと話すことを考慮すると400時字詰原稿用紙で2枚~3枚くらいの文量で充分です。重ね重ね・たびたび・またまた・重々・再び・続く・浮かばれぬといった言葉は忌み言葉と言ってお葬式でお悔やみを述べる時は「使わない」のがマナーだと言われていますが、あまり形式にこだわるよりはなるべく自分の言葉で「語る」ように書くのがベストです。
逆に弔辞では許される独特の言い回しもあるのです。弔辞を読まれる方がお亡くなりの方より目下の場合でも「君は」と語りかけても失礼ではありませんし、「おつかれさま」と言わず「御苦労さま」と表現しても失礼にはあたりません。
弔辞者の弔辞が「感動葬儀。」を創り出すこともまた事実です。
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