「とんでもございません」は「とんでもない」
「感動葬儀。フューネ」です。
フューネでは毎朝、朝礼時に「お客様との会話で正しく使いたい敬語」
の唱和を実施しています。
正しい言葉遣いというものは自分自身の思い込みなどで正しく
使うことが出来ずに、間違ったまま使っていても間違いに
気づいていないことがあり、サービスのプロである葬儀社の社員が
正しい敬語を使えないことはやはり恥ずかしいと考えます。
49例ある敬語を日替わりで唱和していくのですが、
その中で一番正しく使うことが出来ない敬語は
「とんでもないことでございます。」なのです。
よく「とんでもありません」「とんでもございません。」
と謙遜の意味で使っているのは実は間違いなのです。
「とんでもない」という言葉の意味としては
「①思いがけないこと」という意味があり、謙遜として使う場合は
この意味に該当します。
「とんでもないことでございます」と正しく使えば、思いがけずに
嬉しかったという意味なりますが、
「とんでもありません」と言ってしまうと「②けしからん」という
相手を責める言葉に変わってしまうのです。
つまりは、本人は謙遜の意味で敬語を使っているつもりでも、相手に
「けしからん」と言ってしまっているのです。
これはとても恥ずかしくて相手に失礼なことです。
「とんでもありません」と口癖のように言っている社員たちに
「とんでもないことでございます」と正しく敬語を使うことを
習得させることが教育なのです。
「とんでもございません」は「とんでもない」敬語の使い方です。
正しく言葉を使うことは本当に難しいですね。
それでも、正しく使い続けていれば間違った使い方に触れた時に
違和感を感じるようになりますから、言葉の勉強も「感動葬儀。」の
提供には必要不可欠なことなのです。
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