見出し画像

ベンチャーのCTOだった私がFUNDINNOに転職した理由〈システム開発本部 白藤卓也〉

 はじめまして、2022年6月にFUNDINNOに入社したシステム部所属の白藤卓也(しらふじたくや)です。

 福岡県生まれの現在34歳、株主管理・株主総会・財務管理をサポートするクラウド経営管理ソフトのFUNDOORのエンジニアとしてリモートで働いています。

 ここではFUNDINNO入社約半年の私がFUNDOORのエンジニアとして働いている理由とその魅力をご紹介いたします。

◆前職ベンチャー企業CTOからの転職

 はじめになぜ僕がFUNDINNOで働き始めたのかを簡単にご説明します。実は僕はFUNDINNOで働く前、ベンチャー企業のCTO(最高技術責任者)として動いていました。

 CTOというと驚かれる方もいるかもしれませんが、僕がCTOという立場になるまでと、なってから現在に至るまでの話を少しさせてください。

 今からもう12年前のことになります。私は福岡の大学の情報系の学部を卒業後、新卒で東京の企業にエンジニアとして就職をしました。

 その時は、入社した会社の事情などもあり実際に与えられた仕事はやりたかった「エンジニア」の仕事ではありませんでした。

 しかし新卒だった当時は、右も左もわからずとにかく目の前の業務を全力でやることだけを考えて行動していました。

 新卒として働いて3年たった頃、自分が本当にやりたいエンジニアとしてのキャリアを歩みたいと転職を決意します。

 そして、かねてからの希望だったエンジニア職に転職し、数ヶ月後、その当時の仲間とITベンチャーを起業しました。

 起業後は、自分が現場に出向するいわゆる”SES”という業態から、自社でクライアントのWebサイトやシステムを作る”受託開発”までエンジニアとして多岐にわたる経験を積み、企業規模もある程度というところで、CTOという立場をいただくことになりました。

 CTOになってからは、クライアントコミュニケーションや実際のコーディング等、実務面にとどまらず、組織作りなどの業務上に必要な社内システムやプロセスの作成も当然私の仕事でした。

 そのような役割で日々過ごすことで、技術・経営の両面において多くのことを学ぶ8年間を過ごしました。

 ただある時、新卒3年目と同じような違和感が私の中で生まれたのです。

 確かに多くのことを学ぶことができて、有意義な8年間だったが、自分が本当にやりたいエンジニアとしてのキャリアを歩めているのだろうか。と。

 思い立ってからの行動は早く、私は思い切ってCTOを退任し、自分がやりたいエンジニアの形を求めて、新たなチャレンジをすることを決断しました。

 そして私が次のキャリアとして選択したのがFUNDINNOだったのです。

◆受託にはない自社開発の魅力をお伝えします

 なぜ、FUNDINNOを次のステップとして選んだのか。それには大きくふたつの理由があります。

 まず一点目として自社開発の魅力です。

 IT系のベンチャー企業で働いたことがある人ならわかるかと思いますが、立ち上げ期のベンチャー企業では基本的に受託による仕事が少なくありません。自社開発をしたいと思っても、開発予算がなく、リソースも足りていないので、一歩を踏み出せる企業は多くはありません。

 かく言う私自身も、受託開発と自社開発のジレンマに陥った経験があります。

 もちろん受託にも多種多様なサービスについて勉強できる、知らなかった分野に触れることができるといった良さもあります。

 しかし、仕事としては一過性であり、「納品したらそれでおしまい、あとはメンテナンス」というケースがどうしても多くなってしまいます。

 一方、自社開発のプロダクトであればひとつのサービスを深堀していくことができます。ひとつのサービスと向き合うこと、それは過去経験できなかった僕にとっては新しい分野となります。

 ひとつのサービスと向き合うことで、エンジニアとしての個人の成長だけでなく、事業の成長ひいては会社の成長を実感でき、より一層達成感を味わうことができる。

 これが、FUNDOORという自社開発サービスのエンジニアを選択した第一の理由です。

◆なぜFUNDOORの開発なのか?なにが魅力なのか

 ここまで読んでいただいたあなたは、こんな疑問を抱く人もいるかもしれません。

 「自社開発の中でなぜFUNDOORなのか」と。

 言うまでもなく、自社開発サービスを展開している企業はFUNDINNO以外にも数多くあります。

 また、いちエンジニアとして見た時にFUNDOORはわかりにくいサービスだと思う方もいるでしょう。

 株主管理と言われてもピンと来ない、もっとわかりやすいサービスで自分の力を発揮したいというエンジニアの方もいるはずです。

 実は私自身も、次のキャリアを模索している段階でFUNDINNO以外の選択肢も選べる状態にありました。

 しかし、そんな中で僕は迷うことなくFUNDOORのエンジニアとなることを決めました。

 その理由は、ビジョンの共感があったからです。

 これまでの自身が起業していたこともあり、いろいろな起業家等、ベンチャー経営者の方々と交流する機会があった中で、結局ビジネスでは得をする人がいれば損をする人がいるという社会の不平等さを少なからず目にしました。

 わかりやすい例だと資金面です。調達がうまくいっている場合、最初から多少のリスクを負いながらも事業を進められますが、そうでない企業はどうしても成長スピードが遅くなります。

 そんな起業時の実体験の中で、不平等がなく、公平にビジネスができる社会であってほしいという思いを抱くようになりました。

 そう、まさにFUNDINNOのビジョンである「フェアに挑戦できる、未来を創る」というのは僕の思いと合致していたのです。

 自分一人では解決不可能だった社会への違和感、その問題にチャレンジしている企業がある。

 もう、自分が働くのはここしかないと決意しました。

 今よりも成長できる自社開発の環境に身を置ける、そしてビジョンに共感している。この2点が僕がFUNDINNOを次のステージとして選択した大きな理由になります。

◆私が思う「FUNDINNOに向いている人」は

 まず一つ目に、私が考えるFUNDOORのエンジニアに向いている人は「なぜFUNDINNOで働いているのか」について明確な理由を持てる人です。

 特にエンジニアという仕事はスキルさえあればどこででも働くことができます。

 フルコミットで働くのであれば、何でもいいというのではなく、FUNDOORでなくてはならないという思いがまずは重要だと思います。

 二つ目は、実務的な面ではただスキルがあるだけでなく、全体を見て求められていることを自ら理解し実行していく力も重要だと感じています。

 今、FUNDINNOは人数も増えて拡大するフェイズに入っています。

 仮にもっと大きくなった後であれば、求められていることのみにただただ集中するということでもよいかもしれません。

 しかし、現状ではまだそういった環境ではありません。スキル+物事を前に進める力の二点が必要不可欠です。

 逆に言うと、スキルと物事を前に進める力がある人であれば非常にやりがいのある仕事だと思います。

 スキルと目的意識を持った方、一緒にFUNDINNOで切磋琢磨していきましょう。一緒に働ける日を楽しみにしています!


興味を持たれた方は、ぜひ気軽にご連絡ください!

 現在募集中のポジションはこちら

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?