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未来妄想図を株主と共有することについて-KOTOBUKI Medical社のファンミーティングの様子-

先日2022年8月25日、KOTOBUKI Medical社の新社屋にて、【FUNDINNO FAN MEETING】 を初開催しました。


当日の様子をご紹介

当日の様子を写真で少し振り返っていきます…

ベンチャー企業の社員と株主の皆さんが、一緒に集まって事業理解を深める、一緒にワクワクすることができた時間だったと思っています!

当日の空気感を、少しでも味わって頂けたら嬉しいです!

体験して事業理解を深める①工場見学ツアー

まず最初に、ご来場いただいた株主さま11名が、2グループにわかれて工場見学ツアーと製品体験会を楽しんでいただきました。

実際に現場で使われている機器を観る・触ることができると、事業理解が深まります。

工場見学ツアー・製品体験会の様子

体験して事業理解を深める②VTT剥離チャレンジ

VTT剥離チャレンジとは、こんにゃく臓器の指定した部分を、どれだけ綺麗に剥離できたかを競うものです。

普段だったら絶対に体験できないですよね…

VTTについては、KOTOBUKI Medical社の公式サイトに解説があります。

KOTOBUKI Medicalが4年以上の歳月をかけ独自に開発したVTT(Versatile Training Tissue)は、コンニャク粉を主成分とした革新的な医療トレーニング用模擬臓器です。既に市場にあるトレーニング用模擬臓器はシリコンやプラスチック製が多く、高温や摩擦への反応からエネルギーデバイスを使用した医療トレーニングには向かないものもありました。

その点VTTは、人体組織によく似た触感と強度、伸縮性を持ち高温にも耐えられることから、電気メス、超音波メスといったエネルギーデバイスはもちろん、鉗子操作や縫合にも対応しています。

KOTOBUKI Medical社の公式サイトより引用

話して事業理解を深める①座談会

続いて、座談会がスタート。

最初に、製品体験会の企画『VTT剥離チャレンジ』の優勝者を表彰いたしました。

続いて、KOTOBUKI Medicalヒストリーのご紹介です。

社員の皆さんお一人づつの自己紹介。

株主の皆様の大きな拍手が響いていました!

話して事業理解を深める②パネルディスカッションコーナー

高山社長が「こんなこともできるですか!」と言われるのが嬉しい、というコメントから生まれたタイトル『こんなこともできる!?パネルディスカッションコーナー』。

動物医療や教育現場での模擬臓器の利活用について議論がなされました。

未来妄想図!?共有

そして、最後のコーナーとしてKOTOBUKI Medicalの未来妄想図を共有する時間がありました。

未来妄想図…?一般的に使われていない言葉だと思います。

妄想?

妄想を辞書で調べてみます。

"正しくない想念。転じて、根拠のない想像。"

あまり良い意味では出てこないですね…

でも、多くのベンチャー企業のはじまりには「未来がこうなったらいいな」という妄想があるはずです。

株主にも妄想を共有しても良いのでは?

一般的には、株主に共有するのは事業計画や数字進捗です。もちろん事業が成長していくための数字根拠は大切。

しかし、ベンチャー企業の原点にある「未来妄想図」を、株主の皆さんにも共有する場があると良いのでは?ということで、ファンミーティングで共有する実験を行ってみました!

コトブキメディカルの未来妄想図のご紹介

こちらが当日に共有した未来妄想図です。

未来妄想図1枚目はこちら!

未来の手術の練習シーン。左の先生は在籍する病院にいるイメージで、右の模擬臓器はKOTOBUKI Medical社にあって、オンラインで手術練習ができるシーンですね。このアイデアは、オンラインのクレーンゲームから発想したとのこと。「10分●円、みたいに課金できたら面白いかもしれないけど、かなり未来の話かも」とのこと。

未来妄想図2枚目はこちら!

こちらは、1枚目より近い未来かもしれません、とのこと。一般的な模擬臓器は、同じ大きさ・形のものを揃えることが難しいそうなんですが、こんにゃく臓器はそれが可能!だから、複数の同じこんにゃく臓器を用意して、それぞれの場所からZoomのようなもので繋いで、先生から指導を受けることも可能になるイメージです。

未来妄想図3枚目はこちら!

株主の皆様とのアイデアディスカッションでも話題になった教育現場での活用です。小中学生の授業で、こんにゃく臓器で手術体験することで、「こんな面白いことができるなら、外科医になりたい!」という子供が増えることをイメージしています。

最後に高山社長からコメント

最後に、高山社長から「妄想ばかり考えていては会社が立ち行かなくなるのはわかっているので、社員はみんなどうやって商売するかを考えていますが、社長である自分が50%くらいこのようなことを考えいなければいけないのかと思う」とお話しされ、それが今ない未来を創ることにつながるのではないかと思わされました。

ファンミーティングに参加した株主の反応は…?

まとめ

ベンチャー企業のビジネスは、社会にとって新たな挑戦であることが多いため、一見すると事業内容難しいぞ!?…となってしまいがちです。

ファンミーティングの場で、一緒に体験をして、話をして、妄想をして…を行うことで、「発行者と株主が一体となって事業をつくる」空気がつくれることが実感できた時間でした。

最後にご紹介した未来妄想図。
妄想に共感する仲間が集まって、少しづつ事業が広がっていく…
これがベンチャー企業に関わる面白さだと思います。

根拠が明確にあるわけではないのだけど、何かワクワクする、一緒に未来を創りたいと思えること。

こんな感情が、株主の間で共有できる世界をもって広げていきたいです!

これからも、開催したファンミーティングレポートはnoteでもご紹介していきます。次回もお楽しみにお待ちください!

最後まで読んでくださりありがとうございました!


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