ベンチャー投資をする人が読んでおきたい書籍ご紹介【Vol.3】決算書ナゾトキトレーニング
FUNDINNOスタッフがオススメする「ベンチャー投資をはじめる前に読んでおきたい書籍」をご紹介するnoteです!
書籍の紹介と合わせて、ベンチャー投資をする上での参考視点をまとめています。
本日ご紹介する書籍は「決算書ナゾトキトレーニング」です!
書籍サマリー
著者の実体験として「会計だけ学んでも決算書が読めない」「数字が表している意味が理解できない」ということから、生きた決算書を題材に、多様な視点から、複雑なビジネスモデルを理解していく内容になっています。
表紙裏に「Uber・アリババの株価が変動した場合、ソフトバンクGの営業利益にどう影響するか?」という問いがありますが、プロ99人が解けなかったこの謎までも解説しています。
図解本かと思いきや、登場人物が2人、教える側の先輩女性と、教わる側の後輩男性のやりとりで進んでいきます。メルカリ・ソフトバンクG・Slack・Amazon・エーザイ・電通など、国内外の有名企業の決算書を題材に、徐々に難易度が上がっていくナゾトキの掛け合いに引き込まれていきます。読了後は、決算書読み解きたくなる本です。
ベンチャー投資に活かす視点
ベンチャー投資において、財務諸表を読み込んで投資判断する方には、参考になる情報満載です。
例えば、なぜ赤字のメガベンチャー企業に高い価値がつくのか?のカラクリなどは、赤字を掘りながら、急成長を狙うベンチャー企業投資において、事業計画の読み込みに役に立つと思われます。
まさに、本書のはじめにも書かれていますが「お金の流れから、そのビジネスの理解度・解像度が上がる」ことが実感できる本です。
以前にご紹介した書籍はこちらです!
次回もお楽しみに!