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【マッチレビュー】Bリーグ 24-25 B1第20節 GAME1 FE名古屋vs群馬


マッチプレビュー

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ロスター

ファイティングイーグルス名古屋

群馬クレインサンダーズ

スタメン

ファイティングイーグルス名古屋

群馬クレインサンダーズ

試合結果とボックススコア

1Q FE名古屋 14-18 群馬

2Q FE名古屋 32-47 群馬(FE名古屋 18-29 群馬)

3Q FE名古屋 48-70 群馬(FE名古屋 16-23 群馬)

4Q FE名古屋 75-91 群馬(FE名古屋 27-21 群馬)

試合展開

FE名古屋はサスペンションによりオマラが欠場。群馬はジョーンズが欠場。

立ち上がりは両チーム共マンツーマンを敷き、互いのポゼッションを守り合う展開。群馬は八村がコーナースリー、FE名古屋は並里がエルボージャンパーを打ち合って得点が動く。群馬のオフェンスはハーフコートでのペイントアタックが主体で、対するFE名古屋はファストブレークから佐土原がやり返す。セカンドユニットの群馬はディフェンスを3-2ゾーンへ切り替え、テンポのスローダウンを図るが、FE名古屋は中村の1on1から打開して先行。

タイムアウトを挟み、2-3ゾーンを仕掛けたFE名古屋に対し、群馬は辻の3pt、ティーマンのプットバックによりリードチェンジする。2for1を狙う群馬は辻の3ptは落ちるものの、直後のFE名古屋のポゼッションを止め、終了間際にパーカーがセカンドチャンスポイントを押し込み、群馬の4点リードで2Qへ。

2Qは、オルジョビのインサイドアタックによりFE名古屋が先制。群馬はフリッピンのタフショットで返すと、続くポゼッションはティーマンのミスマッチアタックから打開するなど、引き続きインサイド主体にオフェンスを展開する。FEは曾のセカンドチャンスポイント以外にポゼッションが生かせず、群馬はティーマン、細川の連続3ptにより、リードを二桁点差へ広げることに。2Q終盤、フィニッシュ局面での精度を欠いたヘンリーの得点が伸びないFE名古屋に対し、群馬は細川の4点プレー、ティーマンのポストアタックで突き放し、群馬が15点をリードして折り返す。

3Qは、両チーム共スタメン。オルジョビの3ptにより先制したFE名古屋は、ヘルプポジションを深めに取るマンツーマンからポゼッションを奪取すると、オルジョビのファールドローから連続得点を決める。しかしながら群馬はサイドインバウンズからティーマンがアリウープを決めると、八村、藤井が連続で3ptを沈めて、リードを再び広げることに。FE名古屋はオルジョビのインサイドアタックで得点を繋ぐも、保持局面のテンポは思うようには上がらず。逆にターズースキー、ティーマンのインサイドアタックにより、群馬が22点差へとリードを広げて4Qへ。

4Qは得点の応酬でスタート。ターズースキー。フリッピンがフリースローを決めれば、保岡がレイアップで返す。ヘンリーが3ptを沈めた直後に藤井が3ptを返すなど、打ち合いの展開に。ギアを上げたヘンリーは積極的なペイントタッチから得点を積み上げ、リードを縮めていくことになる。

しかしながら八村の3ptなどで得点を積み上げつつ、ガベージタイムとなった4Q後半を確実にゲームクローズした群馬が先勝した。

雑感

オマラが不在インサイドに不安のあったFE名古屋に対し、前半だけで15得点を積み上げたティーマンを中心に、ポストアタックによりインサイドを攻めた群馬リードを広げて押しきった試合。

ポイントインザペイントは最終的にはFE名古屋:42群馬:34FE名古屋が上回ったものの、FE名古屋42得点のうち16得点は大勢が決した4Qに積み上げたものである。

群馬1Q~3Qにおけるペイントエリアでの攻防を優位に進める一方、3ptにおいても、FE名古屋:14.8%(4/27)群馬:56.5%(13/23)群馬が圧倒ペリメーターショットを多投する傾向がある群馬としては、珍しく得点期待値に沿ったショットセレクションにより、ジョーンズ不在の中でのオフェンスの最適解を見出した内容に。

GAME2においては、FE名古屋オマラが復帰見込みインサイドの要が戻るFE名古屋に対し、群馬の異なるアプローチが見られるかにも注目したい。

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