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【マッチレビュー】Bリーグ 24-25 B1第20節 GAME1 FE名古屋vs群馬
マッチプレビュー
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#ファイティングイーグルス名古屋 vs #群馬クレインサンダーズ
— bonafide-baller(ボナファイド・ボーラー) (@fundamentalstep) January 31, 2025
OFFRTG
FE 104.0(B1,18位)
群馬 115.4(B1,4位)
DEFRTG
FE 110.0(B1,15位)
群馬 104.1(B1,4位)
NETRTG
FE -5.9(B1,18位)
群馬 11.4(B1,3位)
シーズン前半は外国籍クライシスに苦しんだFEだが、直近は回復傾向。
PACE
— bonafide-baller(ボナファイド・ボーラー) (@fundamentalstep) January 31, 2025
FE 73.6(B1,5位)
群馬 68.3(B1,24位)
ファストブレークポイント
FE 430(B1,4位)
群馬 256(B1,23位)
総得点中3pt割合
FE 30.6%(B1,22位)
群馬 34.8%(B1,7位)
総得点中FT割合
FE 13.3%(B1,24位)
群馬17.1%(B1,8位)
PA内得点割合
FE 49.5%(B1,1位)
群馬 38.6%(B1,24位)
外国籍クライシスに苦しんだFEだが、直近はオマラ、オルフェミ、ヘンリーの最適バランスを見出している印象。
— bonafide-baller(ボナファイド・ボーラー) (@fundamentalstep) January 31, 2025
PACEは速く、トランジションの展開は得意。ハーフコートOFにおいてはホーンズセットなども用いて、スペーシング重視は継続。
PA内得点割合は高いが、FT割合は少なく、群馬とは真逆の傾向。
外国籍や佐土原を中心に、フィニッシュ局面においては、局所的な1on1で打開するPOSS多め。
— bonafide-baller(ボナファイド・ボーラー) (@fundamentalstep) January 31, 2025
DFはゾーンは用いず、ストレートマンツーマンが主体。PnRに対しては、ボールホルダーの特性に応じて守り方を選択。勝負所では3-2ゾーンを敷く群馬とは、これまた対照的。
攻守に異なるスタイル同士のカード。
ロスター
ファイティングイーグルス名古屋
【本日のロスター】#宇都宮陸#杉本天昇#中村浩陸#内尾聡理#笹山貴哉#曾祥鈞#山崎凜
— ファイティングイーグルス名古屋 (@FE_758) February 1, 2025
⬇️#バスケットLIVE はこちらhttps://t.co/RLqr73F1su
群馬クレインサンダーズ
⚡️𝑻𝒐𝒅𝒂𝒚'𝒔 𝑹𝒐𝒔𝒕𝒆𝒓⚡️
— 群馬クレインサンダーズ (@gunmacrane3ders) February 1, 2025
0 𝑌𝑢𝑚𝑎 𝐹𝑢𝑗𝑖𝑖
1 𝐾𝑜ℎ 𝐹𝑙𝑖𝑝𝑝𝑖𝑛
3 𝑀𝑖𝑐ℎ𝑎𝑒𝑙 𝑃𝑎𝑟𝑘𝑒𝑟
8 𝐴𝑙𝑙𝑒𝑛 𝐻𝑎𝑐ℎ𝑖𝑚𝑢𝑟𝑎
9 𝑁𝑎𝑜𝑡𝑜 𝑇𝑠𝑢𝑗𝑖
11 𝐾𝑒𝑛𝑔𝑜 𝑁𝑜𝑚𝑜𝑡𝑜
13 𝑀𝑎𝑡𝑡ℎ𝑒𝑤 𝐴𝑞𝑢𝑖𝑛𝑜
14 𝑇𝑒𝑟𝑢 𝑆𝑢𝑔𝑎𝑤𝑎𝑟𝑎
16 𝐾𝑒𝑛𝑛𝑦 𝐴𝑠𝑎𝑛𝑜
25… pic.twitter.com/sgtjtNjg3x
スタメン
ファイティングイーグルス名古屋
【FE名古屋 スターティング5🦅💙】
— ファイティングイーグルス名古屋 (@FE_758) February 1, 2025
🕐2/1(土)15:35 TIP OFF
🆚#群馬クレインサンダーズ
📍名古屋市枇杷島スポーツセンター#オルフェミ・オルジョビ#並里成#佐土原遼#アーロン・ヘンリー#保岡龍斗#FEVER #FE名古屋 #Bリーグ pic.twitter.com/dzaBs6Kx32
群馬クレインサンダーズ
⚡️𝑺𝒕𝒂𝒓𝒕𝒊𝒏𝒈 𝟓⚡️
— 群馬クレインサンダーズ (@gunmacrane3ders) February 1, 2025
𝟎 𝐘𝐮𝐦𝐚 𝐅𝐮𝐣𝐢𝐢
𝟖 𝐀𝐥𝐥𝐞𝐧 𝐇𝐚𝐜𝐡𝐢𝐦𝐮𝐫𝐚
𝟐𝟓 𝐊𝐚𝐥𝐞𝐛 𝐓𝐚𝐫𝐜𝐳𝐞𝐰𝐬𝐤𝐢
𝟐𝟗 𝐊𝐚𝐳𝐮𝐤𝐢 𝐇𝐨𝐬𝐨𝐤𝐚𝐰𝐚
𝟑𝟐 𝐉𝐨𝐡𝐚𝐧𝐧𝐞𝐬 𝐓𝐡𝐢𝐞𝐦𝐚𝐧𝐧#バスケットLIVE で配信📡https://t.co/P6ySC5W2UI#群馬クレインサンダーズ #THEONE… pic.twitter.com/g1JmZNLt9N
試合結果とボックススコア
1Q FE名古屋 14-18 群馬
2Q FE名古屋 32-47 群馬(FE名古屋 18-29 群馬)
3Q FE名古屋 48-70 群馬(FE名古屋 16-23 群馬)
4Q FE名古屋 75-91 群馬(FE名古屋 27-21 群馬)
試合展開
FE名古屋はサスペンションによりオマラが欠場。群馬はジョーンズが欠場。
立ち上がりは両チーム共マンツーマンを敷き、互いのポゼッションを守り合う展開。群馬は八村がコーナースリー、FE名古屋は並里がエルボージャンパーを打ち合って得点が動く。群馬のオフェンスはハーフコートでのペイントアタックが主体で、対するFE名古屋はファストブレークから佐土原がやり返す。セカンドユニットの群馬はディフェンスを3-2ゾーンへ切り替え、テンポのスローダウンを図るが、FE名古屋は中村の1on1から打開して先行。
タイムアウトを挟み、2-3ゾーンを仕掛けたFE名古屋に対し、群馬は辻の3pt、ティーマンのプットバックによりリードチェンジする。2for1を狙う群馬は辻の3ptは落ちるものの、直後のFE名古屋のポゼッションを止め、終了間際にパーカーがセカンドチャンスポイントを押し込み、群馬の4点リードで2Qへ。
2Qは、オルジョビのインサイドアタックによりFE名古屋が先制。群馬はフリッピンのタフショットで返すと、続くポゼッションはティーマンのミスマッチアタックから打開するなど、引き続きインサイド主体にオフェンスを展開する。FEは曾のセカンドチャンスポイント以外にポゼッションが生かせず、群馬はティーマン、細川の連続3ptにより、リードを二桁点差へ広げることに。2Q終盤、フィニッシュ局面での精度を欠いたヘンリーの得点が伸びないFE名古屋に対し、群馬は細川の4点プレー、ティーマンのポストアタックで突き放し、群馬が15点をリードして折り返す。
3Qは、両チーム共スタメン。オルジョビの3ptにより先制したFE名古屋は、ヘルプポジションを深めに取るマンツーマンからポゼッションを奪取すると、オルジョビのファールドローから連続得点を決める。しかしながら群馬はサイドインバウンズからティーマンがアリウープを決めると、八村、藤井が連続で3ptを沈めて、リードを再び広げることに。FE名古屋はオルジョビのインサイドアタックで得点を繋ぐも、保持局面のテンポは思うようには上がらず。逆にターズースキー、ティーマンのインサイドアタックにより、群馬が22点差へとリードを広げて4Qへ。
4Qは得点の応酬でスタート。ターズースキー。フリッピンがフリースローを決めれば、保岡がレイアップで返す。ヘンリーが3ptを沈めた直後に藤井が3ptを返すなど、打ち合いの展開に。ギアを上げたヘンリーは積極的なペイントタッチから得点を積み上げ、リードを縮めていくことになる。
しかしながら八村の3ptなどで得点を積み上げつつ、ガベージタイムとなった4Q後半を確実にゲームクローズした群馬が先勝した。
雑感
オマラが不在でインサイドに不安のあったFE名古屋に対し、前半だけで15得点を積み上げたティーマンを中心に、ポストアタックによりインサイドを攻めた群馬がリードを広げて押しきった試合。
ポイントインザペイントは最終的にはFE名古屋:42、群馬:34でFE名古屋が上回ったものの、FE名古屋の42得点のうち16得点は大勢が決した4Qに積み上げたものである。
群馬は1Q~3Qにおけるペイントエリアでの攻防を優位に進める一方、3ptにおいても、FE名古屋:14.8%(4/27)、群馬:56.5%(13/23)と群馬が圧倒。ペリメーターショットを多投する傾向がある群馬としては、珍しく得点期待値に沿ったショットセレクションにより、ジョーンズ不在の中でのオフェンスの最適解を見出した内容に。
GAME2においては、FE名古屋はオマラが復帰見込み。インサイドの要が戻るFE名古屋に対し、群馬の異なるアプローチが見られるかにも注目したい。
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