![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168632859/rectangle_large_type_2_a996eb3e41cfa74afd11e6b8a3ecfb63.png?width=1200)
【マッチレビュー】Bリーグ 24-25 B1第16節 GAME1 名古屋Dvs群馬
マッチプレビュー
試合毎に展望プレビューを↓のようにXにて前日や当日にポストしています。よろしければXのフォローをどうぞお願い致します!
#名古屋ダイヤモンドドルフィンズ vs #群馬クレインサンダーズ
— bonafide-baller(ボナファイド・ボーラー) (@fundamentalstep) January 3, 2025
OFFRTG
名古屋D 112.2(B1,8位)
群馬 116.0(B1,2位)
DEFRTG
名古屋D 112.6(B1,19位)
群馬 103.8(B1,3位)
NETRTG
名古屋D -0.4(B1,12位)
群馬12.2(B1,2位)
RTGは群馬優位。名古屋Dは攻撃型だが、直近のDF強度は高めの印象。
PACE
— bonafide-baller(ボナファイド・ボーラー) (@fundamentalstep) January 3, 2025
名古屋D 73.2(B1,5位)
群馬 68.0(B1,24位)
ファストブレークポイント
名古屋D 361(B1,1位)
群馬 212(B1,22位)
総得点中3pt割合
名古屋D 35.7%(B1,6位)
群馬34.9%(B1,8位)
総得点中FT割合
名古屋D 17.0%(B1,7位)
群馬16.8%(B1,9位)
PA内得点割合
名古屋D 43.1%(B1,17位)
群馬38.8%(B1,24位)
割合を見るとOFの得点傾向は似ている。一方、PACEは真逆。ファストブレークがリーグ最多でハイペース傾向の名古屋Dと、リーグで最もスローペース型のチームと化した群馬。
— bonafide-baller(ボナファイド・ボーラー) (@fundamentalstep) January 3, 2025
群馬としては優位性のあるDFからスローペースへ。名古屋Dは速攻からハイペースへ。久々にペースの綱を引く展開になる予感。
名古屋Dは、直近の試合でもフルコート2-2-1→ハーフコート2-3への変形等、コート全体を使うDFは健在。
— bonafide-baller(ボナファイド・ボーラー) (@fundamentalstep) January 3, 2025
3-2のローテーション速度も開幕頃より上昇しており、攻略にはOFの高い連動性が求められる印象。
保持局面での最大の武器は、引き続き拓実&エサトンのP&Rだが、今村中心に45°からのセットも増加。
ロスター
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
【お知らせ】
— 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ公式 (@nagoyadolphins) January 4, 2025
#8 張本天傑 選手はコンディション調整のため、本日の試合にエントリーいたしません。
また、張本選手はチームに帯同しておりません。#りそなグループ #Bリーグ pic.twitter.com/OdkNKVbXGc
群馬クレインサンダーズ
⚡️𝑻𝒐𝒅𝒂𝒚'𝒔 𝑹𝒐𝒔𝒕𝒆𝒓⚡️
— 群馬クレインサンダーズ (@gunmacrane3ders) January 4, 2025
0 𝑌𝑢𝑚𝑎 𝐹𝑢𝑗𝑖𝑖
1 𝐾𝑜ℎ 𝐹𝑙𝑖𝑝𝑝𝑖𝑛
3 𝑀𝑖𝑐ℎ𝑎𝑒𝑙 𝑃𝑎𝑟𝑘𝑒𝑟
4 𝑇𝑟𝑒𝑦 𝐽𝑜𝑛𝑒𝑠
8 𝐴𝑙𝑙𝑒𝑛 𝐻𝑎𝑐ℎ𝑖𝑚𝑢𝑟𝑎
9 𝑁𝑎𝑜𝑡𝑜 𝑇𝑠𝑢𝑗𝑖
11 𝐾𝑒𝑛𝑔𝑜 𝑁𝑜𝑚𝑜𝑡𝑜
16 𝐾𝑒𝑛𝑛𝑦 𝐴𝑠𝑎𝑛𝑜
14 𝑇𝑒𝑟𝑢 𝑆𝑢𝑔𝑎𝑤𝑎𝑟𝑎
25 𝐾𝑎𝑙𝑒𝑏… pic.twitter.com/jGkTCoBZEj
スタメン
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
【STARTING 5】
— 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ公式 (@nagoyadolphins) January 4, 2025
りそなグループ B.LEAGUE 2024-25
第16節 GAME1
vs #群馬クレインサンダーズ#齋藤拓実#アイザイア・マーフィー#今村佳太#スコット・エサトン#ザイラン・チータム#ドルフィンズ #りそなグループ #Bリーグ pic.twitter.com/aB7MrvJ93S
群馬クレインサンダーズ
⚡️𝑺𝒕𝒂𝒓𝒕𝒊𝒏𝒈 𝟓⚡️
— 群馬クレインサンダーズ (@gunmacrane3ders) January 4, 2025
𝟎 𝐘𝐮𝐦𝐚 𝐅𝐮𝐣𝐢𝐢
𝟑 𝐌𝐢𝐜𝐡𝐚𝐞𝐥 𝐏𝐚𝐫𝐤𝐞𝐫
𝟒 𝐓𝐫𝐞𝐲 𝐉𝐨𝐧𝐞𝐬
𝟐𝟓 𝐊𝐚𝐥𝐞𝐛 𝐓𝐚𝐫𝐜𝐳𝐞𝐰𝐬𝐤𝐢
𝟐𝟗 𝐊𝐚𝐳𝐮𝐤𝐢 𝐇𝐨𝐬𝐨𝐤𝐚𝐰𝐚#バスケットLIVE で配信📡https://t.co/9WLwVHbjQ7#群馬クレインサンダーズ #THEONE #Bリーグ… pic.twitter.com/4aqnoQ1ioI
試合結果とボックススコア
1Q 名古屋D 24-22 群馬
2Q 名古屋D 50-41 群馬(名古屋D 26-19 群馬)
3Q 名古屋D 60-61 群馬(名古屋D 10-20 群馬)
4Q 名古屋D 77-80 群馬(名古屋D 17-19 群馬)
試合展開
名古屋Dは張本がコンディション不良により離脱。群馬は菅原がロスターへ復帰。
名古屋Dは、マーフィーのベースラインドライブ、チータムのアリウープにより、リムアタックから先手を取る。群馬は対照的にジョーンズ、藤井の3ptによりアウトサイドシュートからやり返すことに。名古屋Dは守→攻の素早い切り替えから、エサトン、チータムがファストブレークを繰り出して試合のテンポをアップ。他方、ハーフコートにおいては、齋藤がボールコントロールしながら起点を作り、徹底的にペイントエリアから2ptを積み上げることで、リードを広げていく。
劣勢を強いられる群馬は、セカンドユニットにおいては淺野のコーナースリー、辻のベースラインカットからのゴール下シュートなど、エンドライン沿いからオフェンスをメイクしながら得点を繋いで食らいつき、名古屋Dの2点リードへ2Qへ。
2Qは、中東のキックアウトを起点として、坂本のペネトレイトにより名古屋Dが先制。チータム、メイが次々にリムへとアタックする名古屋Dは、ペイントエリアでの得点を順調に重ねて、このクォーターでの主導権を手繰り寄せる。名古屋Dは、2-3ゾーンを敷きハーフコートディフェンスの強度を上げると、群馬は淺野のレイアップ以外の得点が止まることとなり、名古屋Dがリードを二桁点差へと広げることになる。
群馬は、2Q中盤から藤井の3pt、ターズースキーのプットバックにより得点を繋ぎながら、細川のペリメータージャンパーで加点。名古屋Dは坂本の3pt、メイの3ptなど、アウトサイドからもリズム良くシュートを沈めていき、二桁前後リードをキープ。群馬はパーカーのバックドアカットなど1Q同様、エンドライン沿いからの得点により、1桁点差の中で粘りながら前半を折り返すことに。
後半は、両チーム共にスタメンで臨み、お互いにマンツーマンで守り合う展開。群馬がジョーンズの3ptにより先制すると、保持局面が停滞する名古屋Dに対し、ジョーンズのペネトレイト、細川の3ptにより0-8のランに成功することとなり、群馬が1点差まで猛追する。名古屋Dはエサトンがフリースローを決めるが、群馬はジョーンズの3ptによりリードチェンジ。ここから名古屋Dは齋藤の3pt、群馬はフリッピンのファイドアウェイジャンパーにより、リードチェンジを応酬する展開となる。
3Q後半は、名古屋Dの2-3ゾーンに対し、群馬はファールドローによるフリースローから加点。他方、躊躇なくスイッチを使う群馬のマンツーマンに対し、オフェンスが停滞した名古屋Dだが、齋藤の3ptファールドローにより点差を1点差まで戻すことに。3Qを群馬1点リードで終えて、4Qへ突入する。
4Qは、齋藤のペリメータージャンパーにより名古屋Dが先制し、リードチェンジ。群馬は辻のフリースロー、名古屋Dは佐藤のバックドアカットから、またもリードチェンジの応酬に。名古屋Dはエサトン、メイ、佐藤、今村、中東のビッグラインナップによる3-2ゾーンを敷きながら、保持局面においてはオフェンスリバウンドでのアドバンテージを生かして、セカンドチャンスポイントを獲得していく。
群馬はジョーンズをメインハンドラーとして、ターズースキーとのハイロー、ジョーンズ自身のペネトレイトで先行。名古屋Dは今村のフリースローで食らいつきながら、ラインナップをスタメンに戻すと、群馬もスタメンに戻して4Q後半へと突入する。
4Q後半、群馬はジョーンズのペネトレイトでリードするが、名古屋Dはセカンドチャンスからマーフィーが3ptが沈めてリードチェンジ。勝負所の群馬は、保持局面においては徹底的にジョーンズの1on1で仕掛け、ターンアラウンドからのフェイドアウェイ、3ptにより、残り1分18秒の場面では群馬が2点をリードすることとなる。
残り10秒の場面で、細川がウイングからの3ptを沈めて、群馬が5点をリードすることに。名古屋Dは、サイドインバウンズから残り6秒でエサトンが3ptを沈めて2点差へと迫り望みを繋ぐも、クローズ局面を守りきった群馬が逃げ切り、アウェイで先勝することとなった。
雑感
前半は、ファストブレークからハイペースな展開へ持ち込んだ名古屋Dが主導権を握ることに。名古屋Dの9点リードで入った3Q、群馬が0-8のランした直後から試合のテンポをスローダウンすることに成功。群馬は、保持局面においては特に4Qにかけて、ジョーンズの1on1によりアドバンテージを取り続け、リードチェンジを応酬する展開を制することとなった。
群馬のエースであるジョーンズは、26得点、9リバウンド、3アシストというモンスター級のスタッツを叩き出し、EFF(貢献度)は36を記録。名古屋Dが自らのペースで先行する試合展開の中、フェイスアップから仕掛ける圧倒的な1on1の力量により違いを生み出し、クラッチタイムの攻防を群馬が制する原動力となった。
名古屋Dは、前半からハイペースへ持ち込み、最終的なファストブレークポイントは名古屋D:15、群馬:2と速い展開からのイージーツーにおいては圧倒。ハーフコートにおいても、20得点、10リバウンドのダブルダブルを記録したエサトンを筆頭に、ペイントエリアからの得点も順調に積み上げることに。最終局面で群馬にスロー側へ引かれたPACEの綱を、GAME2では再びハイ側へと引き返せるか。引き続き注目のポイントとなる。
スペース配信の宣伝
特にアウェイ戦を中心に、群馬の試合の同時視聴リアタイスペースを定期的に開催してます。実況しながら筆者が話しているだけのスペースですが、コメント参加大歓迎ですのでよろしければ是非!
前半(9:30からティップオフ)
— bonafide-baller(ボナファイド・ボーラー) (@fundamentalstep) January 4, 2025
後半(6:20からスタート)
— bonafide-baller(ボナファイド・ボーラー) (@fundamentalstep) January 4, 2025
※今節は NF I Hawk さんと共同配信です。
お読みいただきありがとうございました!
面白いじゃん…!と感じていただけましたら、記事の↓スキ❤️とnoteのフォロー、Xのフォローをどうぞよろしくお願い致します!