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【マッチレビュー】Bリーグ 24-25 B1第16節 GAME1 名古屋Dvs群馬


マッチプレビュー

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ロスター

名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

群馬クレインサンダーズ

スタメン

名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

群馬クレインサンダーズ

試合結果とボックススコア

1Q 名古屋D 24-22 群馬

2Q 名古屋D 50-41 群馬(名古屋D 26-19 群馬)

3Q 名古屋D 60-61 群馬(名古屋D 10-20 群馬)

4Q 名古屋D 77-80 群馬(名古屋D 17-19 群馬)

試合展開

名古屋Dは張本がコンディション不良により離脱。群馬は菅原がロスターへ復帰。

名古屋Dは、マーフィーのベースラインドライブ、チータムのアリウープにより、リムアタックから先手を取る。群馬は対照的にジョーンズ、藤井の3ptによりアウトサイドシュートからやり返すことに。名古屋Dは守→攻の素早い切り替えから、エサトン、チータムがファストブレークを繰り出して試合のテンポをアップ。他方、ハーフコートにおいては、齋藤がボールコントロールしながら起点を作り、徹底的にペイントエリアから2ptを積み上げることで、リードを広げていく。

劣勢を強いられる群馬は、セカンドユニットにおいては淺野のコーナースリー、辻のベースラインカットからのゴール下シュートなど、エンドライン沿いからオフェンスをメイクしながら得点を繋いで食らいつき、名古屋Dの2点リードへ2Qへ。

2Qは、中東のキックアウトを起点として、坂本のペネトレイトにより名古屋Dが先制。チータム、メイが次々にリムへとアタックする名古屋Dは、ペイントエリアでの得点を順調に重ねて、このクォーターでの主導権を手繰り寄せる。名古屋Dは、2-3ゾーンを敷きハーフコートディフェンスの強度を上げると、群馬は淺野のレイアップ以外の得点が止まることとなり、名古屋Dがリードを二桁点差へと広げることになる。

群馬は、2Q中盤から藤井の3pt、ターズースキーのプットバックにより得点を繋ぎながら、細川のペリメータージャンパーで加点。名古屋Dは坂本の3pt、メイの3ptなど、アウトサイドからもリズム良くシュートを沈めていき、二桁前後リードをキープ。群馬はパーカーのバックドアカットなど1Q同様、エンドライン沿いからの得点により、1桁点差の中で粘りながら前半を折り返すことに。

後半は、両チーム共にスタメンで臨み、お互いにマンツーマンで守り合う展開。群馬がジョーンズの3ptにより先制すると、保持局面が停滞する名古屋Dに対し、ジョーンズのペネトレイト、細川の3ptにより0-8のランに成功することとなり、群馬が1点差まで猛追する。名古屋Dはエサトンがフリースローを決めるが、群馬はジョーンズの3ptによりリードチェンジ。ここから名古屋Dは齋藤の3pt、群馬はフリッピンのファイドアウェイジャンパーにより、リードチェンジを応酬する展開となる。

3Q後半は、名古屋Dの2-3ゾーンに対し、群馬はファールドローによるフリースローから加点。他方、躊躇なくスイッチを使う群馬のマンツーマンに対し、オフェンスが停滞した名古屋Dだが、齋藤の3ptファールドローにより点差を1点差まで戻すことに。3Qを群馬1点リードで終えて、4Qへ突入する。

4Qは、齋藤のペリメータージャンパーにより名古屋Dが先制し、リードチェンジ。群馬は辻のフリースロー、名古屋Dは佐藤のバックドアカットから、またもリードチェンジの応酬に。名古屋Dはエサトン、メイ、佐藤、今村、中東のビッグラインナップによる3-2ゾーンを敷きながら、保持局面においてはオフェンスリバウンドでのアドバンテージを生かして、セカンドチャンスポイントを獲得していく。

群馬はジョーンズをメインハンドラーとして、ターズースキーとのハイロー、ジョーンズ自身のペネトレイトで先行。名古屋Dは今村のフリースローで食らいつきながら、ラインナップをスタメンに戻すと、群馬もスタメンに戻して4Q後半へと突入する。

4Q後半、群馬はジョーンズのペネトレイトでリードするが、名古屋Dはセカンドチャンスからマーフィーが3ptが沈めてリードチェンジ。勝負所の群馬は、保持局面においては徹底的にジョーンズの1on1で仕掛け、ターンアラウンドからのフェイドアウェイ、3ptにより、残り1分18秒の場面では群馬が2点をリードすることとなる。

残り10秒の場面で、細川がウイングからの3ptを沈めて、群馬が5点をリードすることに。名古屋Dは、サイドインバウンズから残り6秒でエサトンが3ptを沈めて2点差へと迫り望みを繋ぐも、クローズ局面を守りきった群馬が逃げ切り、アウェイで先勝することとなった。

雑感

前半は、ファストブレークからハイペースな展開へ持ち込んだ名古屋Dが主導権を握ることに。名古屋D9点リードで入った3Q群馬0-8のランした直後から試合のテンポをスローダウンすることに成功。群馬は、保持局面においては特に4Qにかけてジョーンズの1on1によりアドバンテージを取り続け、リードチェンジを応酬する展開を制することとなった。

群馬のエースであるジョーンズは、26得点、9リバウンド、3アシストというモンスター級のスタッツを叩き出し、EFF(貢献度)36を記録。名古屋Dが自らのペースで先行する試合展開の中、フェイスアップから仕掛ける圧倒的な1on1の力量により違いを生み出し、クラッチタイムの攻防群馬が制する原動力となった。

名古屋Dは、前半からハイペースへ持ち込み、最終的なファストブレークポイント名古屋D:15群馬:2速い展開からのイージーツーにおいては圧倒。ハーフコートにおいても、20得点、10リバウンドのダブルダブルを記録したエサトンを筆頭に、ペイントエリアからの得点も順調に積み上げることに。最終局面群馬スロー側へ引かれたPACEの綱を、GAME2では再びハイ側へと引き返せるか。引き続き注目のポイントとなる。

スペース配信の宣伝

特にアウェイ戦を中心に、群馬の試合の同時視聴リアタイスペースを定期的に開催してます。実況しながら筆者が話しているだけのスペースですが、コメント参加大歓迎ですのでよろしければ是非!

前半(9:30からティップオフ)

後半(6:20からスタート)

※今節は NF I Hawk さんと共同配信です。

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