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【マッチレビュー】Bリーグ 23-24 B1第3節 GAME2 三遠vs群馬
ロスター
三遠ネオフェニックス
ROSTER
— 三遠ネオフェニックス🐤🔥SAN-EN NEOPHOENIX (@NEO_PHOENIX) October 22, 2023
#1 #ヤンテ・メイテン
#5 #大浦颯太
#8 #太田敦也
#11 #森口弥
#15 #兪龍海
#32 #山内盛久#金丸晃輔 選手はチームに帯同しておりますが、先日のリリースの通り怪我のためベンチ登録外です。
🔻#バスケットLIVE で応援https://t.co/JfDVO1fmNC#三遠ネオフェニックス #Bリーグ pic.twitter.com/DsxgOuzzT0
群馬クレインサンダーズ
⚡️𝑻𝒐𝒅𝒂𝒚'𝒔 𝑹𝒐𝒔𝒕𝒆𝒓⚡️
— 群馬クレインサンダーズ (@gunmacrane3ders) October 22, 2023
1 𝐾𝑜ℎ 𝐹𝑙𝑖𝑝𝑝𝑖𝑛
2 𝑇𝑜𝑚𝑜𝑘𝑖 𝐻𝑜𝑠ℎ𝑖𝑛𝑜
3 𝑀𝑖𝑐ℎ𝑎𝑒𝑙 𝑃𝑎𝑟𝑘𝑒𝑟
7 𝐾𝑒𝑖 𝐼𝑔𝑎𝑟𝑎𝑠ℎ𝑖
8 𝐴𝑙𝑙𝑒𝑛 𝐻𝑎𝑐ℎ𝑖𝑚𝑢𝑟𝑎
9 𝑁𝑎𝑜𝑡𝑜 𝑇𝑠𝑢𝑗𝑖
11 𝐾𝑒𝑛𝑔𝑜 𝑁𝑜𝑚𝑜𝑡𝑜
12 𝐾𝑒𝑖𝑔𝑜 𝐾𝑖𝑚𝑢𝑟𝑎
14 𝑇𝑒𝑟𝑢 𝑆𝑢𝑔𝑎𝑤𝑎𝑟𝑎… pic.twitter.com/AcJTH6KmgU
なお、4 #トレイ・ジョーンズ 選手、50 #ベン・ベンティル 選手は、コンディション調整のためロスター外となります。チーム帯同もしておりません。#群馬クレインサンダーズ #BEBOLD
— 群馬クレインサンダーズ (@gunmacrane3ders) October 22, 2023
スタメン
三遠ネオフェニックス
【10/22 #Bリーグ 第3節 GAME2】
— 三遠ネオフェニックス🐤🔥SAN-EN NEOPHOENIX (@NEO_PHOENIX) October 22, 2023
Today’s Starting 5
#0 #サーディ・ラベナ
#4 #コティ・クラーク
#23 #デイビッド・ダジンスキー
#24 #佐々木隆成
#29 #細川一輝#バスケットLIVE で配信🔥https://t.co/JfDVO1fUDa#三遠ネオフェニックス pic.twitter.com/e0Mh9nMFmZ
群馬クレインサンダーズ
⚡️𝑺𝒕𝒂𝒓𝒕𝒊𝒏𝒈 𝟓⚡️
— 群馬クレインサンダーズ (@gunmacrane3ders) October 22, 2023
𝟑 𝐌𝐢𝐜𝐡𝐚𝐞𝐥 𝐏𝐚𝐫𝐤𝐞𝐫
𝟖 𝐀𝐥𝐥𝐞𝐧 𝐇𝐚𝐜𝐡𝐢𝐦𝐮𝐫𝐚
𝟗 𝐍𝐚𝐨𝐭𝐨 𝐓𝐬𝐮𝐣𝐢
𝟏𝟔 𝐍𝐚𝐫𝐢𝐭𝐨 𝐍𝐚𝐦𝐢𝐳𝐚𝐭𝐨
𝟐𝟓 𝐊𝐚𝐥𝐞𝐛 𝐓𝐚𝐫𝐜𝐳𝐞𝐰𝐬𝐤𝐢#バスケットLIVE で配信中📡https://t.co/VSLV2VXncd#群馬クレインサンダーズ #BEBOLD #Bリーグ… pic.twitter.com/XZFv3YVMs0
試合結果とボックススコア
1Q 三遠25-18群馬
2Q 三遠50-45群馬 (三遠25-27群馬)
3Q 三遠75-62群馬 (三遠25-17群馬)
4Q 三遠95-78群馬(三遠20-16群馬)
試合展開
GAME1に引き続きロスターは金丸が外れた三遠、ジョーンズとベンティルが外れた群馬で、GAME1からの変更はなし。両チームともスタメンもGAME1と同じ顔ぶれ。
立ち上がりは両チーム共にマンツーマンディフェンス。三遠はGAME1に引き続きオフェンスを引っ張るクラークの3ptシュートを中心にアウトサイドシュートからリズムを作り、序盤からリードを広げていく。対する群馬の序盤のオフェンスは、インサイド~ミドルレンジを中心に2ptとフリースローで粘り強く得点していくことに。
ターズースキーがベンチに下がる群馬のセカンドユニットの時間帯においては、こちらもGAME1に引き続きメイテンを中心にインサイドへのアタックを織り交ぜながら主導権を握り続ける三遠。ディフェンスにおいては3-2ゾーンに切り替え、群馬のオフェンスに対してプレッシャーを強めていく。
三遠のゾーンに対しインサイドで攻め手が手詰まりとなる群馬であったが、3-2ゾーンにおいて重要な両サイドのコーナーを使いながらディフェンスのズレを作ると、1Q終盤にはウイングの位置から菅原、木村が3ptを決め、アウトサイドから徐々に三遠のゾーン攻略の糸口を探る事に。
2Qにおいても多彩なオフェンスを展開する三遠は、ダジンスキー、細川が3ptを決めると、4outをセットした状態からダジンスキーのハイポストを経由し空いたペイント内へ佐々木がペネトレイトするなど、コートを広く使って順調に得点を積み上げる。
一方、徐々にゾーンディフェンスに対処し始めた群馬は、並里のウイングからのピック&ロールを起点として、ウィークサイドへのスイングパス→エクストラパスでオープン状態を作り出していくと、八村、辻が3ptを決めるなど徐々にオフェンスを立て直す。この試合で通算3000アシストを達成した並里もローポストでのアタックや、プッシュからのペネトレイト、3ptで加点することに。
2Qは三遠のスコアリーダーのクラークに対し、こちらもスコアリーダーの辻と並里が打ち合い、前半を5点ビハインドで折り返した群馬は、3Q開始直後の八村の3ptで2点差まで迫り、三遠に対してプレッシャーをかける。だが、この局面においても焦らない三遠は、ダジンスキー、クラークの3ptですぐさま返すと、5outでコートを広く使い佐々木がミドルシュート、ラベナがバスケットカウントを決めるなど、一気にリードを13点差まで広げることに成功。
勝負所で3-2ゾーンを徹底した三遠に対し、群馬は攻めあぐねる時間が続く。八村の3pt、並里のファストブレークなどで得点は決まるものの、前半以上に強度を上げてきた三遠のゾーンをクリティカルに崩す程のチームオフェンスの連動性は見せることが出来ず、逆にオフェンスのペースを上げた三遠にリードを広げられてしまう。
4Qにおいてもアウトサイドシュートとインサイドアタックでバランス良くオフェンスを展開した三遠に対し、ターズースキーのファールトラブルもあり追撃の決め手が見いだせない群馬。4Qのオフィシャルタイムアウトの時点で23点の差がつくこととなり、このリードをキープした三遠が落ち着いて試合をクローズ。
GAME1に引き続き、ホームの三遠がGAME2を制し連勝。群馬はアウェイでの初勝利を上げることが出来ず、手痛い連敗を喫した。
雑感
GAME1に引き続き、攻守における三遠の連動性、クオリティの高さが光った試合。それぞれ23得点、21得点を決めたクラーク、ダジンスキーを軸に、練度の高さで群馬を押し切った印象だ。
群馬としては手痛い連敗に。GAME1と同様、リバウンド数において三遠48-32群馬と、三遠の後塵を拝してしまったことで、三遠のセカンドチャンスポイント18(群馬は9)と、試合の主導権を終始握られてしまうこととなった。
一方では光明もある。2Qにおいては、並里、辻を中心としてピック&ロール→エクストラパス→3ptというセットオフェンスの形を構築することで、三遠のゾーンディフェンスに対し一定の対処を見せたことは一つの収穫になるのではないだろうか。
ジョーンズ、ベンティルという2大エースが欠けたディスアドバンテージを覆す程のクオリティこそ見せられなかったものの、3ptFGは36.7%(11/30)。三遠の39.4%(13/34)と比較しても大きく見劣りはしておらず、オープンなシチュエーションを作り出そうとする狙いが徐々に形になってきた印象は受けた。
長いシーズン、編成上苦しい試合はこれからもあるだろう。ジョーンズ、ベンティルの早期復帰は祈りつつ、”誰を欠いても対処できる引き出しを持つ”ことは群馬の課題として浮き彫りに。初のCS出場という目標へ向け、チームが乗り越えていけるよう、引き続き注視し、応援していきたいと思う。