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【マッチレビュー】Bリーグ 24-25 B1第17節 GAME2 大阪vs群馬


GAME1のマッチレビュー

ロスター

大阪エヴェッサ

群馬クレインサンダーズ


スタメン

大阪エヴェッサ

群馬クレインサンダーズ


試合結果とボックススコア

1Q 大阪 20-14 群馬

2Q 大阪 38-37 群馬(大阪 18-23 群馬)

3Q 大阪 62-51 群馬(大阪 24-14 群馬)

4Q 大阪 71-75 群馬(大阪 9-24 群馬)

試合展開

両チーム共にGAME1と同じロスター、スタメンで臨む。

群馬はインサイドアタック主体で得点。大阪は、1Q7分に橋本が着地で足を負傷し、日本国籍エースを欠く苦しい編成を余儀なくされるが、大阪はマンツーマン→2-3ゾーンへ変形させるハーフコートディフェンスを敷き、群馬のペイントタッチを優先的に止めることで、群馬の保持局面を停滞させていく。逆に大阪のオフェンスにおいては、アウトサイドから牧、木下の3pt、インサイドからはボンズ、ルーサーがテンポよく得点し、1Qは大阪が6点をリードして2Qへ。

2Qの群馬は、開始早々に個人2ファールを喫したティーマンをベンチに下げ、ターズースキーのオンザコート1のラインナップへ変更。インサイドでのアドバンテージを取る大阪は、ゲルンのペイントエリアでの得点により二桁点差のリードを得る。群馬はジョーンズ、パーカーをコートへ戻しオンザコート3を敷くと、藤井の3pt、フリースローにより一桁点差とする一方、大阪の保持局面はレイパークスの3pt以外、インプレーからの得点がやや停滞することに。

2Q後半、フリースローの応酬を経て、群馬はファストブレークから同点へ追いつくと、藤井のフリースローでリードチェンジに成功するが、大阪はゲルンの2pt、木下の3ptで即座にリードチェンジで返すなど譲らず。前半は大阪の1点リードで折り返すことになる。

3Qは、大阪がヘルプポジションを重視したマンツーマンディフェンスを敷くと、鈴木のペネトレイト、ボンズの3pt、さらには鈴木のファストブレークにより連続得点でスタート。タイムアウトを経て堅守を継続する大阪は、鈴木のハンドリングを起点として、飯尾のバックドアカット&レイオフ→ゲルンがペイントエリアで得点する連動性の高さを見せ、9-0のランに成功する。群馬は我慢の時間帯が続き、藤井の3pt、ジョーンズのペネトレイトなど個人技で追いすがるも、大阪はレイパークス、木下の連続3ptでリードを譲らず。

フリッピンのペリメータージャンパーなどで食らいつく群馬を、木下の3ptで突き放した大阪が、11点をリードして4Qへ。4Qは、インサイドでの得点の応酬からスタート。群馬は前がかりなディフェンスにより、徐々に大阪の保持局面をスローダウンさせていくと、藤井の連続3pt、ターズースキーの2ptで猛追。群馬は細川のボールチェックのディフェンスが効き、大阪はゲルンのバスケットカウント以外の得点を思うように伸ばせない中、群馬はその細川が3ptを決めて、4点差へ迫る事になる。

大阪は、残り2分37秒の場面で鈴木が3ptを沈めて7点リードを奪う粘りを見せるが、ファールがたまった大阪に対して、群馬は藤井がファールドローからフリースローで得点を積み上げて点差を詰めると、藤井がさらなる3ptを決めて2点差へ迫ることに。止まらない藤井は、自ら獲得したフリースローを2本そろえ、群馬が同点へ追いつくことに成功。

大阪のポゼッションが停滞する中、群馬はジョーンズのドライブ→パーカーのバックドアカットによるホットラインでの得点により、リードチェンジすることに。ファールゲームとなり、ジョーンズが最後のフリースローを決めた群馬がクローズして勝利。アウェイの群馬が連勝し、シーズン前半を折り返すこととなった。

雑感

1Q大阪がリード2Q群馬巻き返して競り合う展開となり、3Qディフェンス強度を高めた大阪が、群馬の保持局面を止めつつ、木下の3ptなどでリード。4Qビハインドを背負った群馬が、藤井の3pt、フリースローを起爆剤として追撃し、リードチェンジ群馬土壇場で逆転勝利を掴むこととなった。

大阪3pt:50%(5/10)の木下を筆頭にチーム3pt:34.4%(11/34)と、チーム全体として高精度だったアウトサイドシュートを武器として、試合の大半でリードをキープすることに。エースの橋本を負傷で欠く中、3Qヘルプポジションを重視したマンツーマンディフェンスから群馬の保持局面を停滞させることに。

群馬は、4Qまで劣勢を強いられることとなったが、3pt:66.7%(8/12)というモンスター級のスタッツを叩き出した藤井インプレーで存在感を発揮する一方で、フリースローにおいても90%(9/10)という高水準のスタッツを記録。苦しい試合展開となる中、チームをインプレー、フリースローの両局面から救って見せた。

この試合をもってB1は30試合を消化して、レギュラーシーズンは折り返しシーズン前半戦群馬は、ミリングHCが意識するディフェンシブスローペース苦しい時間帯ではファールドローというスタイルをいち早く醸成東地区2位という好成績を残すこととなった。

オールスターウィークを挟み、シーズンは後半戦へ。クラブ史上初のB1チャンピオンシップ出場を目指す本当の戦いはこれから。ロスターから故障者を出すことなく、群馬一丸となって目標達成に向かいたいところである。

ひとまずオールスター前、レギュラーシーズン前半お疲れ様です。

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特にアウェイ戦を中心に、群馬の試合の同時視聴リアタイスペースを定期的に開催してます。実況しながら筆者が話しているだけのスペースですが、コメント参加大歓迎ですのでよろしければ是非!

前半(1Qは8:42からティップオフ、2Qは31:50からスタート)

後半(3:22からスタート、4Qは25:07からスタート)

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