見出し画像

【マッチレビュー】Bリーグ 24-25 B1第9節 GAME1 仙台vs群馬


ロスター

仙台89ERS

群馬クレインサンダーズ

スタメン

仙台89ERS

群馬クレインサンダーズ

試合結果とボックススコア

1Q 仙台 10-24 群馬

2Q 仙台 27-48 群馬(仙台 17-24 群馬)

3Q 仙台 43-70 群馬(仙台 16-22 群馬)

4Q 仙台 65-89 群馬(仙台 22-19 群馬)

試合展開

立ち上がりはお互いにシュートタッチが上がらず、ペリメーターから得点を応酬。群馬は藤井が3ptを決めるが、仙台の堅いハーフコートディフェンスに攻めあぐねる。仙台はジェミンの3ptでリードチェンジするが、こちらもフィニッシュの精度は低く、両者共に決め手を欠く展開となる。

1Q後半、セカンドユニットの時間帯においては、ターズースキー、ティーマンのペイントエリアでの連続得点から群馬がテンポを上げると、辻の背面パスからティーマンがバスケットカウントを決めていく。さらに辻、ティーマンが連続で3ptを決めた群馬が主導権を握り、1Qを14点リードして2Qへ。

2Qは、仙台がファストブレークから石橋、フェリシオの得点により先手を取るが、群馬は細川のジャンプシュートが決まると、ディフェンスリバウンドを確実に獲得しながら、仙台の保持局面をシャットアウト。一方、自らの保持局面においては、ティーマンのスピンムーブ、辻の連続3ptにより順調に得点を重ねた群馬は、仙台を突き放していく。

仙台は渡辺のファストブレークなどで突破口を探るが、群馬はすぐさま藤井の3ptで流れを切ると、仙台の保持局面においては、フェリシオへのロブパスをフリッピンがカットするなど、攻守に連動した群馬が、リードを広げることに。クォータークローズの局面においては、辻が4本目の3ptを沈め、群馬が21点をリードして試合を折り返す。

3Qは、開始から藤井のペネトレイトで群馬が先制すると、細川もウイングとコーナーから3ptを沈める。次のポゼッションでは、細川がペネトレイトを決めるなど、外-中でリズムを作った群馬がリードを広げていく。仙台はフェリシオのゴール下、渡辺のディープスリーなど随所で得点は決めるが、連動したオフェンスを展開し、精度よく得点を決める群馬には突き放されることになる。

30点差となった3Q途中からはガベージタイムとなり、お互いに控えメンバー同士の時間を経ながら、群馬が4Qをクローズ。GAME1はアウェイの群馬が先勝した。

雑感

3FG:100%(6/6)、22得点という驚異的なスタッツを叩き出した辻を筆頭に、チームでの3FG:57%(12/21)という高精度なアウトサイドショットから仙台のDFを崩した群馬。3FG:14.3%(4/28)アウトサイドシュートが低調だった仙台とは対照的な結果となり、試合を決定づける要因となった。

仙台は、バイウィーク前までのオフェンシブレーティング100.8(B1で21位)という数字が示す通り、苦しんでいるオフェンス面における修正には苦戦し、課題解決はGAME2へ持ち越し。例えばブースや新加入の荒谷など、ペリメーターでの大きな裁量が与えられて力を発揮する選手たちを生かすセットが用意出来れば、GAME2は異なる展開となる可能性もある。

連勝を狙う群馬修正を図る仙台東地区同士の直接対決GAME2は、内容、結果共、引き続き注目していきたい。

お読みいただきありがとうございました!
面白いじゃん…!と感じていただけましたら、記事の↓スキ❤️noteのフォローXのフォローをどうぞよろしくお願い致します!

いいなと思ったら応援しよう!