【ふなログ610】気持ちは「バンジージャンプ!」実態は「良質な言葉」反復叩き込みの鍛錬。
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私の周りでは、
「ハイかYesか喜んで!」の精神でチャレンジし続ける
仲間たちが一杯居ます。
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結果など、やってみなければ分かりません。
だから、
やらない前から「どうしよっかな・・・」と考えて
逡巡する時間が長引く前に、やってしまうのです。
やってから、
合わなければ身を引けばいいだけです。
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もちろん、
「自分が許容できる範囲でのリスクを超えるかどうか?」
は、吟味していく必要はあります。
しかし、
「ちょっと面倒だな」と感じるくらいが
ボトルネックであるならば、
どんどんやってしまった方がいいですよね。
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しかし、そんなことを言う私でも、
いざ誘われたら断ってしまうだろうことはあります。
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例えば、
「バンジージャンプ」です。
高所恐怖症なので、これは流石に厳しい。
漏らしたり嘔吐してしまうだけならいいですが、
もし心臓止まってしまったら・・と思うと踏み込めません。
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しかし、
もし心臓止まらずにやり抜くことが出来れば、
これはきっと爽快、人生観が変わるかもしれません。
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バンジージャンプのゴム(?)製のワイヤーが
重力で伸び切ってから、その反動で縮む。
そしてちょうど良い位置でぶら下がって安定する。
新たなチャレンジをする時は、
飛び降りるくらいの勇気が必要ですし、
重力で降下するくらい振り切った勢いが必要です。
ゴムで元の位置に戻る反動を覚えつつも、
重力に沿ってまた落下していく。
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しかし実際は逆で、
チャレンジする前の現在に引き戻す力は重力並みに強く、
チャレンジに向かう力はその重力に逆らって、
自ら「ゴリ押しで」起こしていかなければならないのです。
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理想は、
バンジージャンプで降下する勢いでチャレンジ、
ぶっ込んでいく。
そしてゴムで引っ張られるけど、また降下していくイメージ。
それに対して、チャレンジ始めでの現実は、
三歩下がって二歩下がる。1勝9敗。
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しかし、そこでめげてはいけないんですね。
チャレンジに向かう力:現状に引き戻す力との関係が、
「ゴリ押し:重力」から
「重力:ゴリ押し」に逆転させるまで
ゴリ押しさせていかなければならない。
あれ?結局「ゴリ押し」じゃん、
なのですが、重力とゴリ押しが逆転するまで何度も反復していけば、
段々と「ゴリ押し」度が下がっていくのです。
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スポーツ選手やアーティストの世界では、
絶え間ない反復練習の末、結果を出せるか出せないかです。
しかし、
ビジネスの世界で「反復」を意識している人は、
それほど居ないのは不思議ではないか?
だからこそ、
重要なことを「反復」して学習して実践、
振り返って改善、
仮説を立ててまた取り組む・・・
を、ど真剣でビジネスで取り組めば結果が出ない方がおかしいのでは?
と、師事させて頂いている先生が、
昨日のセミナーで話されていて、ハッとしたのです。
単純に、
天才であるとか先天的な能力だけで片付けて良いのか?
と。
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結果が出ないのは「反復」そのものが足りないか?
それとも、課題を探そうとしていないか?
もしくは「反復」しているけど、
結果が出るまで先が見えず途中で投げ出してしまうか?
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それを律していくためには、
やはり「良質な言葉」が必要なのです。
当たり前のことを、
非凡なレベルまで積み重ねていくための言葉と習慣。
地味で辛気臭く、そんなことよりも早く結果が欲しい。
もっと近道があるかもしれないから、
もっとド派手で手っ取り早いことを探してしまう。
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しかし、
そこは「急がば回れ」です。
重力で降下する程の勢いこそないかもしれませんが、
「気持ちは重力降下」
しかし取り組みは
絶え間ない反復による鍛錬による「ゴリ押し」が必要なんです。
最初は不自然な力だから「ゴリ押し」ですが、
「良質な言葉」で力を加速させていくのが大切。
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成果が少しづつ現れてくるまでが、
地道な勝負です。
案外、放擲して投げ出したくなる辺りが一番、
大きな成果の一歩手前辺りなのかもしれません。
だからこそ今日も
独立に向けて「良質な言葉」の
反復叩き込み鍛錬を続けているのです。
良い言葉は、
人生そのものを必ず変えていくからに
他なりません。
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明日は、
「ハイかYesか喜んで」の精神で、
先日のランチ会で知り合った知人の
もくもく会に足を運ばせて頂きます。
静かな環境で集中し、
さらなる「反復」鍛錬を行うための
時間を投入させて頂きたいと思います。
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それでは、
今日も実りある素敵な1日をお過ごしください。