【ふなログ481】日常生活の有り難さは、非日常的な「冒険」に挑んで謙虚になってから気付く
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7/17(日)に
富士登山から無事自宅に帰還して
7/18(月)は
朝から昼までインストラクターのお仕事を再開。
夜はウォーキングを富士登山後も
変わらず4.5km程継続しました。
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非日常的な「冒険」であり、
イレギュラーな「旅」でもあった
仲間との富士登山は一旦幕を下ろし、
また日常生活に回帰していました。
その前に、
相当疲労が残っていたようで、
前日から今日に至るまで
軽く10時間は睡魔に沈んでいました。
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ご縁のある方々から
色々と個人的にメッセージを頂いておりながらも、
返信するまでのエネルギーが回復せず、
不義理をしていましたので、
少しづつ返信をさせて頂ければと思います。
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まだ余韻に浸っていますので、
今日も懲りもせず
富士登山の振り返りをします。
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私にとって今回の富士登山は、
人生でとても
大きな「何か」を
我が身に落としたと感じています。
登山経験があったので
ベテラン面して最初は
最後尾から皆を支えるつもりでいたのが、
不覚にも高山病に罹ってしまい、
逆に支えられまくっての登頂。
ましてや
大目標だった3,776m登頂と
噴火口を一周することも叶わず、
高山病を悪化させて
これもまた仲間に支えられながらの下山。
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しかし、
こうして自然に挑むこと自体が
大きなチャレンジでもあり、
人間1人の力だけで
悪条件を覆せる程甘い話でもない。
諸々の条件が重なっての結果であり、
「気も熟していなかった」
ということでもあります。
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こんな時、
「これだけ努力したんだから」
と思いたくなるものですが、
客観的な事実として、
何かが足りなかったのかもしれませんし、
そこに対しては結果として
受け容れる他ありません。
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これは、
登山だけの話ではなく、
人生全般にも言える話です。
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本人としては、
「これだけ努力したんだから」
と思いたくなることも、
客観的な事実として、
準備として誤っていた点はないか?
不足していた点はないか?
そもそも「努力の量」の基準が
低かったりしないか?
など、
自問自答しようと思えば、
幾らでも出てきます。
しかし、
そんな自問自答が湧いてくる時が、
「己の謙虚さ」に
向き合う絶好のチャンスなんです。
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特に、自然に対しては、
人間の力の小ささに向き合わざるを得ない。
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また、
これは今回一緒に
登頂した仲間一人がおっしゃっていたのですが、
「極限状態にこそ、やっていたこととやっていなかったことが明確に分かる」
という言葉の通り、
これまでの行動の積み重ねなどが、
如実に誤魔化しが
効かない形で現れてくるんですよね。
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よく考えてみれば、
私が10数年前に富士登山にハマっていた時、
そして今年久々に挑んだ理由としては、
自分を一度「極限状態」に放り込んでみたい欲求に
駆られたからです。
普段の生活であれこれ
制約の中で生きていて、
良くも悪くも自分の限界まで突っ込んでいくことが
出来ていなかったことに反省。
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また、
無意識に「俺、会社員だから」という枠組みを
自分にはめ込んで、
勝手に行動や思考の幅に
限界を設けてしまっていたことにも反省。
収入だってそうです。
もっと、今の努力を懲りずに続け、
地道に改善を重ねていけば、
ある時一気に変化する瞬間を迎えることができる。
色々なご縁に恵まれる可能性も
無限に秘めています。
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普段の枠組みから離れ、
同じように「日本一」の頂(いただき)に
チャレンジしようとする
半分以上変態(?)でアタオカ(頭おかしいw)な
仲間達と一緒にチャレンジできた
この三日間は、
自分にとってかけがえのないものでした。
不本意にも
多くの仲間たちにご迷惑をおかけしたり、
助けて頂いたことも
「きっとこの借りを返せるに値するよう強くなる」
という決意のキッカケともなりました。
そして、
その想いとそこからの自問自答の数々が
何よりも「己を謙虚に」
することにも繋がっています。
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普段、
オンラインでお仕事することが多い私ですが、
そんな「協力プレイ」にオフラインで
ガッチリ取り組ませて頂いた経験は、
本当に久しぶりで、これまでの人生の中で
その感動は最高なものでした。
素晴らしき仲間に囲まれて幸せです。
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一人では乗り越えることが
できなかった試練ですが、
そんな学びも含めて乗り越えることができたことを、
お仕事にもすぐに応用していけば、
すぐではなくても、
成し遂げられないことはないと感じております。
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改めてそんなイレギュラーな
「冒険」「旅」が充実するのは、
普段の日常生活があってのこそ。
日常生活の有り難さも
身に染みております。
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ということで、
会社員としての平日を迎えますが、
やることは変わらないけど
その延長線上の目標はグンと上げて
遠慮なく目指していくだけです。
…あ、来月また
お鉢巡り目指して
再チャレンジするかもです(笑)
今度は日中日帰りで。
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それでは、
今日も素敵な1日をお過ごしください。
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