【ふなログ577】深呼吸してチッポケな自分を宇宙から眺めて、さらにストレッチ。
■
色々と最近こん詰めていたせいか、
精神的にぎすぎすしていたようです。
それが身体にも現れていたようで、
ストレッチとマッサージを念入りにやって、
一気に軽くなりました。
■
自分の状態は、
自分で見えないことが多く、
他人に見てもらうことで
見えることが良くある。
マッサージだと、
暫くほぐしていないと、
ほぐしてもらう時に痛みとして現れる。
■
「自分の考えが正しい」
という思い込みも他人と話をして
「それが思い込み」だと分かっていながらも、
なかなかその事実を受け入れることができなかったり。
「そうですね」と肯定しているように見せても、
内心「違うんだけど」と言う時もある。
■
もちろん、
他人の忠告が必ずしも当てはまっているとは
限らないのですが、
半分以上、自分自身で見えていないことが
他人からは見えていることも多く、
それを突かれた時に
拒絶反応を起こしてしまうことも多い。
■
自分では
「素直な方」だと自覚していたり、
そのように言ってくださる方も多いのですが、
実は、案外素直じゃないから困るのです。
すんなり
痛い忠告を聞き入れることが出来れば
苦労しないのです。
■
こういった忠告を聞き入れないばかりに
破滅してしまうような事例として、
高校の時によく読んでいた
『三国志』や中国史系の歴史小説、漫画などで
よく目の当たりにしていました。
皇帝、王、君主が
賢い家臣の忠告を聞き入れず、
国を滅ぼしてしまう例など。
あと、悪臣が
讒言(ざんげん)によって、
賢い家臣を陥れることを王に提案し、
それを受け入れることで
国を滅ぼしてしまう例など。
■
愚か者が
厳しい言葉を聞き入れることは
とても難しく、だからこそ愚か者で、
賢い者は
厳しい言葉を聞き入れ、改善していくからこそ、
賢い者と言える。
■
だからこそ、
「ん!?」と黙ってしまうような忠告を頂いた時、
しかもそれが的を得ていれば得ている程、
反論したくなるとしても、
一旦深呼吸して、自分を空から宇宙から
見下ろしてみるくらい
最小化して見てみると
自分のアホさ具合に気付けるかもしれません。
■
昨日も
散々自分のアホさ加減が分かりながらも、
反発してしまう心を流して昇華させるために、
その忠告を頭の中で反芻しながらも、
その忠告をくださった人の意図を慮りながら、
深呼吸しまくって宇宙から
チッポケな自分を見下ろしてみることを繰り返し、
何とかその人に感謝することが出来ています。
これを繰り返しながら、
人の器は成長していくのかと。
■
なかなか難しいのですが、
そんなことを言ってくれる人は
歳を重ねるごとに減ってくるので
大切にしていきたいです。
どんな忠告?
…内緒です。
これから、
『すずめの戸締まり』を観に行ってきます。
■
それでは、
今日も素敵な1日をお過ごしください。