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【ふなログ293】「茹でガエル」状態から這い上がるには、危機感を感じて強みを知るところから始まる
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最近、
自分を取り巻く状況が変わりつつあります。
いや、
外側から見ると今のところ変わっていないのですが、
自分の中では
「変えなきゃならん」という思いが強くなり、
それは状況の変化が近付くのと、
危機感が強まったという理由が大きいです。
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特に仕事について。
「今のままでは、きっと茹でガエルになるだろう」
という危機感。
(茹でガエル…ぬるま湯に浸って危機を感じずリスクを取らない間に、水温の変化に気付かず死んでしまうという喩え)
お金に関する危機感については、
ずっと頭を抱えている状況で
ある意味「イカゲーム」
を完全脱出できていないのですが、
(前回触れたドラマの件です)
今のところ労働収入しか
収入源を持たない私としては、
仕事は重要な収入源。
二つの仕事を掛け持ちし、
一つのコンテンツを作成して販売していますが、
何かしら変化を起こしていかなければ、
いつか
淘汰されてもおかしくないだろう、
という危機感です。
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仕事については
天才に嫉妬し続け、
自分を認めて欲しい気持ちばかりだった
過去に比べれば、
「仕事でお客様に価値をお渡しする!」
という意識を身体感覚で持てるようになり、
(あくまで過去の自分比)
かなりマシにはなりました。
→成長が遅いのは、今更悔いてもしょうがない
インストラクター業務の
顧客アンケートの結果も、
ぶっちゃけ低迷し続けていた数ヶ月前から、
先月は一気に上昇し
5段階中、平均値4.9越えを達成。
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しかし、
数字の評価は主観が混じるので
「あてにならない」ことも多いのと、
「自分の専門分野一つ(Java)だけでは、集客は限られてしまう」
という事実を踏まえると
数ヶ月前同様に、
その分野でのお客様が減った場合、
一気に収入が減ってしまうので、
全く安心ができない。
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さらに
「自分の成長が止まっているのでは!?」
という危機感が最近強くなり、
周りを見ると焦る気持ちで空回り。
アグレッシブに動き回っている
友人や知り合いの動きを
SNSやブログで拝見することが増え、
そして気付きの量と質も自分と比較してしまい、
「なんと、、俺は何もしてないじゃないか」
と、胸の奥底でキュンと
ダメージを受け続けてしまう。
(効果音とは裏腹に、ちっとも可愛くない感覚)
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こういう時に
自分の至らないところばかり見てしまうと
本当に動けなくなってしまうので、
「美点凝視」するのが重要。
「人は自分が観たいものだけ観る」
という愚かな正常化バイアスの状態は、
これまでの経験上、
イヤと言う程私は痛い目を見てきたのだが、
自分がいま出来ること
自分の強み
については、案外見えていない、
或いは
見ようとしていないのだろうか?
と気付く。
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インストラクター業務については、
一時期受講生数が減少し、
しかも
顧客アンケート結果が悪化した時期があり、
かなり胃を痛めたことがあったのだが、
「全て自責」の精神で
「自責120%」の精神で
当たり前じゃん!
と自分を奮い立たせて
「なぜそうなったのか?」
を考え続けながら改善を試みてきた。
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その取り組みが、
おそらく顧客アンケート結果
平均値4.9達成に現れたと
素直に受け入れて良いのだと思う。
(こういう所を素直になれないのが、
いまだ自分の未熟なところなのか。今度自分に褒美でもw)
また、
スクールのスタッフからの依頼ごとも増え、
新たな分野として
AWSの資格取得のためのカリキュラムもやってみないか?
という話も頂いた。
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最近、AWS (Amazon Web Service)
という
クラウドサービスを使う技術者の求人が増えているため、
スクールで最近
そのための資格取得コースをリリース。
そこで
Javaの資格取得カリキュラムで認知されてきた私に
お声がかかってきた次第。
ただし、これは資格合格が必須。
AWS認定プラクティショナー
と、
AWS認定ソリューションアーキテクト
の2種。
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試験内容を早速確認すると、
自分のスキル的には
1ヶ月以内で取得しないと
「ダラダラ感」で飽きてしまう気がしたので、
11月末までに両方合格することをコミット。
12月以降、
AWS資格取得も指導する
インストラクターとしても兼務することにしました。
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「茹でガエル」を脱出するには、
まず
「いま自分が茹でられているのか?」
をという危機を知ることが重要。
そのキッカケは、
イキイキ爆走して頑張っている人たちを見て
キュンと軽くハートブレイクしては
自分を振り返って見つめてみる。
ダメなところはダメで
直さないとならんけど、
そこばかり見ていたら
エネルギー湧かないので、
茹でられている場所から抜け出すために、
自分の強みを見つけていく。
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崖から這い上がってみせるには、
ボルタリングのような
手足を引っ掛ける場所を見つけながら
少しずつよじ登っていく。
その引っ掛ける場所とは、
自分の弱みの中に光り続ける強み。
その登攀(とうはん)の連続が、
やがて
茹でガエルの茹でる釜を脱出する
キッカケとなる。
(喩えが、崖になったり釜になったりですが)
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一見不利でない状況でも
明らかに不利な状況でも
強みを手掛かり足掛かりにしながら、
一歩ずつ、時間を味方にして
自分を客観視しながら、
脱出していけばいい。
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2021年も
残り2ヶ月を切りましたが、
2022年を跳躍するための足場を、
地味に作り続けることを
年末の活動として
締めたいと思っています。