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【ふなログ514】最難関!富士御殿場ルート日帰り登頂達成!


今年3度目となる
富士登山登頂チャレンジ。

今回は、
4つの登山ルートのうち最難関と言われる
御殿場ルートにソロでチャレンジしました。

↓五合目で配られる登山地図です
(雨で濡れて少し傷んでます)


そして、
日帰りでの登頂に成功しました!


8/20(土)は、朝4:30に自宅を出発。
御殿場ICを降りて、
自衛隊施設を横に真っ直ぐの道を進む。
6:00前の富士山を正面に見据える・・・




▼6:15 富士御殿場口新五合目の駐車場に到着。

森林地帯から見える富士山。
今日はいい天気だ。


早朝からほぼ駐車場は満車状態。
難関な登山ルートであるため、
一番人気がないはずなのですが・・

▼6:35 登山装備に着替えて、新五合目に到着。

検温を済ませ、
富士登山ガイドさんに
登山口を背中に写真を撮って頂きました。


▼6:50 いざ登山!

しかし、、5分歩いて汗を拭おうとしたタイミングで、
タオルをトイレのドアのフックに掛けたまま忘れたことに気付く。
猛ダッシュで取りに行きました。
ここで10分ほどロス。。

▼7:10 大石茶屋到着
タオルを取りに行った後に登山開始し、
10分後に辿り着く休憩所です。

ここで、
諸々仕事関係のメールやメッセージを色々と送信したり。
登山中は余裕がないので、
今のうちに送信しないと、送信できなくなる。


装備の点検と
少し水を飲んで・・・

▼7:45 大石茶屋を出発し、本格的に登山開始
「七合目へ約4時間」という立札が。
予定よりも1時間半も遅くなってしまった・・

そしてひたすら登山・・


他の登山ルートと異なり、1400m地点から
このような砂漠のような道を
ひたすら歩いていきます。


さすがに難関な登山ルートだけあって、
登山客はある程度慣れていそうな人が多かったです。
中には、
半袖短パンのトレイルランナーも。

身体の使い方や、足の筋肉の付き方が
私と根本的に異なるようです。
私の2.5倍くらいのスピードで登っていきます。


▼9:00 次郎坊到着
七合目から降りてくる下山道が合流するポイントです。
ここで、荷物を下ろして休憩。そしてまた出発。


ひたすら新六合目を目指して歩いていきます。
段々と斜面が急になっていきますが、
フカフカした砂の道であることは変わらない。

そのため、
足がズボズボめり込んで非常に歩きにくい。
無駄に体力を消耗していきます。


出来るだけ大股に歩かず、
足が埋まらないように小幅に歩くことに努めました。
すると、かなりのスピードダウン。
焦らない焦らない・・


▼9:21 標高2,000m地点到着
登山口の1,400mから600mも登ったことになります。
「東京スカイツリー約1本分!」
そう思うと凄いものを感じます。

ジグザグに登山道を進むも、
なかなか変化なく、
足元は埋まるわでかなり体力消耗してきます。
実際に歩いた経験はありませんが、砂漠を歩いているようでした。
しかも登り坂、という。


途中にこんな立札が。

登山客を励ましているんでしょうね。
頑張ります!

「半蔵坊」というのは、新六合目の休憩所です。
「砂漠のオアシス!」って、
確かにこの道だとそんな存在なんでしょうね。

しかし、
「おとなのアイス」って何だろう??(笑)


▼11:26 新六合目(標高2,590m)到着
長い!ようやくここまで来ました。


3時間以上かけて初の休憩所
(そう言えば、「おとなのアイス」の存在を確認し忘れました・・)

大石茶屋から3時間45分ほどかかってます。
まだ六合目にも着いていません。


登山前、
たしか「七合目まで約4時間」って
書いていたような!?

多分、500mlの水を8本入れてきたからでしょうか。。
単純計算で4kg背負ってます。
だから重いのか・・・(笑)


▼12:27 六合目到着(標高2,830m)
昔、ここには山小屋があったようです。

登山開始から5時間経過して六合目とは・・
御殿場ルート、最難関だけあります。

道はなだらかな傾斜ですが、
足が埋まりやすい道が長く続くので、
かなり厳しかったです。

しかし、
この辺りから、砂の道が段々と土の道になって
歩きやすくなってきます。


▼13:15 七合目到着(標高3,030m)
ようやく七合目です。5時間半かかってます。
しかし、
この日の出館は閉鎖中。

▼13:32 七合四勺到着(標高3,090m)
わらじ館という山小屋です。


13年前、
私が御殿場ルートで濃霧と雷雨で遭難しかけた時、
ぎりぎりで避難してお世話になった場所です。

危険な天候で登山した私を叱りながらも、
泊めてくれたことを今でも覚えています。
あの時はお世話になりました・・

つまり、ここを越えていけば
御殿場ルートの新記録を更新することになります。
感極まったところで、先に進みます。


▼13:40 七合五勺到着(標高3,090m)
砂走館という山小屋。

ここから下界を眺めてみます。

山頂を眺めると、なんだか曇っています。
怪しい雲行きです・・・

▼14:25 七合九勺 赤岩八合館到着(標高3,290m)


ここ、山頂までの最後の山小屋になります。
以降、一切休憩所やトイレはありません。

かなり登ってきましたが、
ここで小雨が降ってきました。


下山客がかなり増えてきた一方で、
登山客はほとんど見当たらなくなりました。
「登るのをやめるべきか?」と考えましたが、
無論登ることに決めました。


剣ヶ峰(3,776m)と
お鉢巡り(山頂一周)は
今回、断念する可能性が高いですが、
その時での現場判断とします。


▼14:56 八号目到着(3,400m)
ここには見晴館という山小屋があったそうですが、
今では廃墟です。



かなり道は険しくなってきましたが、
六合目付近の砂の坂道よりも、
私のとっては遥かに登りやすいです。

霧も濃くなってきました。


九合目という立札がなかなか見当たらない中、
着実に登っていきます。

なんだか階段が出現してきたり、
道がしっかりしてきたので、
そろそろか・・?と登ってみると

山頂の鳥居が見えてきました!!


▼16:23 山頂到着!
長かったです。
濃霧と雨の中ようやく辿り着きました。

ここで
感極まって自撮りです(笑)
雨と濃霧で、
先週のような余裕なし!(笑)

奥に、
銀明水が見えます。


御殿場口からの山頂付近には、
売店やトイレは見当たらないので、
3分ほどの距離にある
富士宮口からの山頂に向かいました。


ここ、
先週に富士宮ルートから
辿り着いた場所ですね。
先週と異なり、濃霧で人も居ません。


しかし、
16:00でトイレは閉鎖していることが判明。
急いで下山して
八号目付近のトイレに駆け込む必要があります。

よって、
今回は剣ヶ峰とお鉢巡りは断念!ここで、撤収します。
(トイレ理由だけでなく、時間と天候的にも無理と判断)

帰り際、
雨の中の浅間大社も撮影。

そして下山。



山頂付近で一人の登山客と
少し仲良くなって色々と話し込みました。

お仕事聞いて
ご縁がありそうであれば
連絡先交換すれば良かったかな・・

下山のペースが私の方が速く、
お互い自分のペースで下山しましょう、ということで
山頂を少し降りたところで別れました。
無事に下山できていることを願います。


下山道は、
富士宮口よりも遥かに降りやすかったです。

御殿場ルートは、
七合目までが難関ですが、以降は他の登山ルートよりも
易しいのでは?と感じました。
登山客が少ないのもありますが。

八号目付近に咲く高山植物。
生命力を感じますね。


▼17:49 七合五勺まで下山(標高3,090m)


先週の富士宮ルートと違って、
駐車場までシャトルバスを使う必要がないので、
駐車場閉鎖までの21:00までに間に合えば良いです。
今のところ、下山ペースは快調です。

濃霧なので、
下山道が直線になる七合目の「大砂走り」まで
暗くなる19:00までに辿り着けば、
迷ったり滑落するリスクは減ります。
よって、後もう少し。


▼17:59 「大砂走り」到着

ここからが、
御殿場ルート名物の下山道です。
ほぼ真っ直ぐな道をひたすら滑降していきます。

足が5〜10cm埋まっていくので、
足はこんな感じに。



ズボズボ砂を蹴り上げながら
降りていきます。

最初、走っていたら
時速10km近くまで加速して止まらなくなってきたので、
急いでストップ!

スピードダウンしても、
1歩あたり1〜2mくらい進む感覚でした。

もう
「猪突猛進〜!!」
って、何度言ってしまったことか(笑)
→誰も見ていないので大丈夫!


ひたすら駆け降りていくと段々と暗くなり・・
ヘッドライトを点灯して降りていきます。

19:00近くになると
直線の下山道は真っ暗闇に。
ヘッドライトでも
ぼんやり前方が見えるだけです。


「電池切れたかな?」
と思い、スペアに交換しようとしましたが
雨が降っているのでどうしようかな?と。
スマホの懐中電灯と一緒に照らしました。

しかし、それでも暗いんですよね・・
ヘッドライトは別に電気切れではなかったようです。


下山道の横にロープが張っていて、それが唯一の道標でした。
下山客もほとんど居ない状態。
時々ロープが途切れる場所もあり、
慎重に進みました。。


▼19:21 新五合目到着!
真っ暗闇の中下山を続け、
灯りが見えてきた時は安堵しました。

鳥居をくぐって下山成功!

下山まで約3時間!
地図の所要時間では
4時間だったので上出来です。


思わず、登山前に写真を撮って下さった
富士山ガイドさんに話しかけてしまいました。
「日帰りで登頂して戻ってきました・・」と。

今回はかなり難しい登山でした。


満足にお鉢巡りして来るのであれば、
5:30あたりには
登山開始しないと厳しいでしょう。

登山中はほとんどトイレ休憩箇所がなく、
全集中して登山や下山して
尿意を忘れていくしかありませんでした。
(意外と忘れることができるようです)


その影響だったのか、
下山時、
特に下山後が異様にトイレが近くなる感覚が頻発し・・
帰りの高速道路が大変でしたね。

海老名SA直前で、渋滞に捕まってしまい、
思わず水の入ったペットボトルを空にして、
「もしもの事態」に備えてしまった程でした。
(事態は起きませんでした。ホントですよ!)


先週の反省を踏まえ、
貴重品は今回無事でした。

午前中は晴れでしたが、
午後から悪天候に。

しかし、
暗闇の濃霧で迷う前に大砂走りに間に合い、
何とか間に合いました。

登頂まで:約9時間

下山:約3時間

合計:12時間
の長丁場でした!


我ながら
登山と下山のペース配分の技術は
上がってきたと感じます。

たとえ、
追い抜かれたと感じても
自分のペースや性格を知って
落ち着いて対処すること。

これは、
人生全般でも同じことが言えます。


さあ、
今日は何歩歩いて何カロリー消費したか?

残念ながら八合目あたりで
Apple Watchが電池切れを起こしてしまい、

途中までしか計測できませんでした。
【15時時点】
・37,972歩
・1,682kcal消費

おそらく下山時の計測値(笑)
・約50,000歩
・約2,500kcal消費

実際の数値を見たかった!!


これにて3回目の
富士登山記録を締めくくらせて頂きます。

ここから、
新たな活動に入らせて頂きます。

ここまで、
読んでくださり有難うございました!


では、今日も
素敵な1日をお過ごしください。

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