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【ふなログ697】「個性がない」のではなく「意識の矢印」を相手から自分に対して向けていないだけでは??


昨日から今日にかけて、
友人が企画した「ニッチ富士山・富士吉田ツアー」に参加して富士吉田に滞在しています。

昨日の午前中は保育園の子供の運動会に参加。
次女は来年小学生になるのですが、組体操でキビキビ動いているのを見て、
とても成長を感じました。


「どのようなところに成長を感じたか?」と言うと
組体操って、
笛の合図でポーズを決めるので、ポーズの名前と合図を聞いて判断する必要があるんですよね。

これ、合図に応じて自分も反応する必要がありますので、
記憶力と判断力が要求されます。


一方で自分は、
保護者同士のリレーと親子混合のリレーに参加し、
事前にダッシュのイメトレして臨み、大人気なくぶっちぎりました(笑)

見学していた長女からは「子供みたい」と言われましたが
「やるからには勝つ!」が信条ですので(笑)手抜いたら逆に失礼。
先週の国立競技場のリレーマラソンでイメージ出来ていたので負ける気がしませんでした。


・・・と、
運動会を終えてから車で2時間かけて富士吉田に到着。
最初は浅間神社巡りでした。

ガイドさんの濃厚な説明、「1,000年越しの出来事は誰にも予想できない」という、神社の建物と横に伸びる樹齢1,000年以上の巨木との関係とか。


その後は、そこからの富士登山道。
神社からの古くからの登山道=参道です。礼をして足を踏み入れます。
メジャーな五合目からの富士登山で使う登山道ではありません。

車で「大石茶屋」や「馬返し」まで進み、
一合目は時間の都合で向かわず。そのまま車で引き返しました。


主催者の友人御用達?のスーパーで
お土産を購入し、、

その晩は、マニアックなお店で食事&ハシゴ酒。
外観はプレハブだったり塗炭だったり、昭和レトロな建物だったり、
都会で遭遇することはほぼないだろう、そして独りで足を踏み入れるのはとても勇気が必要なお店。


しかし、中に踏み入れると
アットホームな雰囲気だったり、別の時間が流れるようなリラックスできる空間だったり、気さくで気遣い上手なママさんのお店だったりもする。

元々酒は得意ではないのですが、
久々に飲みまくって泥酔気味で・・宿で瞬殺。

この1日で、新しい出会いがいくつかありましたが、
考えてみたら、オフラインで初の出会いは久しぶりでした。


正直「名乗る程の者ではありません」
という言葉ばかり回って逃げ出したい気分でしたが(笑)

「名乗る程の者ではありません」という言葉に対して、
→「自分は特にお役に立てない」とか
→「面白い話ができるか?というプレッシャーに耐えられない」とか
→「個性、アイデンティティって何だ?」
などと言った
しょうもない「予測変換」が脳内で繰り返されていました。


自己紹介が子供の頃から苦手で、
スルーされるのを極端に恐れる。
しかしこれ、いい加減克服しなければならないんですよね。


ただ、ここ今回の大きな気付きとして
「自分のことばかり考えていた」ということでした。

また、
「アイデンティティがない」と感じていることについても、
単純に我が強いだけであって、
矢印が自分から相手にしか向かっていないから、
「気が利いた接し方や自己紹介ができない、そういう自信が持てない」ということですね。


我を主張することだけが、
「自己を知ってもらう」ことではないということ。
おこがましい言い方になるかもしれませんが、
まずは「相手を立てる」「一歩下がってみる」ということで、
逆に「自己を知ってもらう」に繋がるのかもしれない、と気付きました。

言語化が難しいのですが
「遠慮する」という意味ではなく
「一歩下がって、相手を観察する」ということかもしれません。
それが自然に「お役に立てることはないか?」という姿勢に繋がってきます。


人によってコミュニケーションの前提が異なるので、
全て該当しないかもしれませんが、
「何を話したらいいんだ」と悩むようであれば
(もちろん、事前に情報を仕入れることができればいいのですが)

結局、相手が喜ぶであろうことをすれば良いのであって、
ただし、
初対面である時は「自分が自分が」という意識よりも
「相手を立てる」方にエネルギーを向ける方が良いのかもしれません。


私にとって「謙虚」である
という状態が、かなり苦手で難しいと感じていて、
「卑下」ではなく「謙虚」である、というのが
実は「相手を立てる」ことなのかもしれません。

私の普段のITインストラクターのお仕事でも、
いくら正論であっても、
相手の自尊心を無駄に踏みにじるようなことがあれば、
全く伝わりません。


商売であっても、
意識の矢印が自分から相手にしか向かっていないようであれば、
売れるものも全く売れません。

恋愛も多分そうだと思います。
この辺の話は仕事とかとは違う要素や感情が湧くこともあるので、難しいかもしれませんが・・


我を完全に潰しても
「自分」は伝わりませんが、「自分」よりも先に「相手」を優先する目線も大切ですよね。

私は完全に自己中な人間ですので、
塩梅的にはそれがちょうどいいのだと思います。


しかし、相手に尽くし過ぎるタイプの人は、
逆の視点も大切になるので、ここは柔軟に考えていく必要がありますね。
(だから、コミュニケーションは難しいし楽しい)

こんなことを偉そうに書いていますが、
言うは易し、行うは難し。なかなか難しいのです。
コミュニケーションの達人になるには、修行が必要です。


今日は、
頼もしいガイドさんのご案内のもと富士山の樹海巡りをしてから、
帰宅することにします。


では、
今日も素敵な1日をお過ごしください。

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