北欧のデンマークからコーヒー豆を買う理由【The Coffee Collective】
こんにちは。船尾和希(フナオカズキ)です。
ぼくは今、農作物(果実)としてのコーヒーが持つ魅力、果実味あふれるコーヒーをもっと多くの方に知ってもらい、飲んで体感してもらうために FROSK COFFEE(フロスクコーヒー)という名前で活動しています。
この活動に至るまでの経緯は過去の記事に書かせてもらいました。
皆さんは北欧のデンマーク・コペンハーゲンにあるThe Coffee Collective(コーヒーコレクティブ)をご存知でしょうか。
コーヒーがお好きな方、特にスペシャルティコーヒーに興味があったり、浅煎りのコーヒーを好んで飲む方には馴染みのあるコーヒー屋さんかと思います。
The Coffee Collective(コーヒーコレクティブ)とは
簡単に言うと、最強のバリスタ達が最強のチームを作って運営している、コーヒーの味はもちろん、積み上げてきた実績もクオリティも、何もかもが最強のコーヒー屋さんです。
「コーヒーが美味しい」だけじゃないサステナブルなビジネスモデル
デンマークに暮らす人々は、人生に対する幸福度の追求や、環境配慮への意識が特に高いと言われています。
そんなデンマークを拠点にするCoffee Collectiveが目指すのは、コーヒー栽培に始まり未来の環境まで視野に入れたサステナブル (持続可能) なコーヒービジネスです。
一般的にコーヒー豆のビジネス(流通)は・農家さん・現地のバイヤー・海外のバイヤー・各コーヒーロースターで構成されていて、当然のことながらそれぞれが手数料(対価、報酬)を受け取ります。この流通において、特に農家さんには対価が十分に支払われず、コーヒー豆の栽培が継続できない農家さんもいるのが現状です。
この状況を改善するためにCoffee Collectiveでは農家さんから直接コーヒー豆を購入し、さらに品質を維持しながらコーヒー栽培を継続してもらうために相場よりも高い価格で取り引きしています。
つまり、フェアトレード+ダイレクトトレードを行っている企業なんです。
めちゃくちゃかっこいい、、、。
さらにCoffee Collectiveの活動はすべてがオープンで、コーヒー栽培や農家さんについて取り引きの量や価格、品質管理、焙煎方法や自社運営、環境への取り組みまで、随時レポートで公表されており、消費者が安心して楽しめるクリーンなコーヒーなのは一目瞭然です。
もちろん環境への配慮も素晴らしいです。店舗で利用される電力はすべて風力発電で賄われており、テイクアウトの使い捨てカップは植物を原料としたコンポスト可能な素材が使われています。
最高峰に触れることの大切さ
ぼくは毎月、Coffee Collective で豆を購入しています。これまで書いてきたように高品質の素晴らしいコーヒーで、なおかつ北欧のデンマークからの送料は安いものではありません。
ですが、コーヒーが大好きでコーヒーをもっと楽んでいきたいと思っているぼくにとって、世界最高レベルのコーヒーが飲める体験とその時間はとても貴重なものです。これを得るための対価なら何も気になりません。
はるばるデンマークから届いた豆を見て、焙煎度を確認して、産地、精製、品種について調べながら、美味しいコーヒーを抽出して飲む
この時間が自分をさらにレベルアップさせてくれる
この体験によって、これからぼくが焼く豆、淹れるコーヒーが少しでも美味しくなるなら、どれだけ費用が高くてもすごくコスパの良い消費行動だとぼくは思います。
このコーヒー文化の発信拠点を地方にも
ぼくがスペシャルティコーヒーを取り扱う理由は、単純に品質が良く美味しい事だけではなく、サステナブルな取り組みに対してアプローチができる事に魅力を感じるからです。
ほんの僅かかもしれないけど、自分で考えて選択して行動した結果が、他の誰かの幸せや生活、今後の活動に繋がっていく。そんな仕事がかっこいいし、将来はそういう仕事をしたいと以前から思っていました。
品質の良い豆を生産者から適正な値段で買って、その美味しさが最も伝わる方法(焙煎、抽出)で消費者に届けていく
自分の大好きなコーヒーを介して、そういった活動の一部に携われるスペシャルティコーヒーが好きです。
ぼくが住んでいるような地方の田舎にはスペシャルティコーヒーを取り扱うお店は少ないからこそ、ぼくなりの方法で少しでも多くの方にその魅力を伝えたいし、美味しいコーヒーが日常に溶け込んでほしいと思います。
FROSK COFFEEがそのきっかけになれるように頑張ります!!!
最後に
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ぼくがやってるお店【 FROSK COFFEE 】のオンラインストアもぜひ見てみてください!!
FROSK COFFEE 船尾 和希