船本由佳

横浜にあるコミュニティスペースライフデザインラボ所長の船本由佳です。 コミュニティ運営…

船本由佳

横浜にあるコミュニティスペースライフデザインラボ所長の船本由佳です。 コミュニティ運営の現場から見えるまちづくりの話や試行錯誤の話をお伝えします。 ひと・こと・活動を集めて発信する「場」というメディアをつくっています。

最近の記事

トシヒロバンバ テン 協賛いただきありがとうございました

トシヒロバンバテンのメインビジュアルの作成は矢内原さん。 このビジュアルを出すまでにあらためて番場さんについて考え、SNS投稿を振り返ったり、ご家族と会話をし、創造都市の歴史とも向き合って、いくつかのプロトタイプを作成しながらここに行きつきました。 今回の展覧会は、番場さんが卒論で書いたテーマ「多重解像度」がキーワードとなっています。 わたしなりの解釈ですが、一つの画像が格子状・モザイク状に分割されて情報の密度を感じさせるように、また、無数の四角が均一に並べられて一つの画像を

    • トシヒロバンバ テンを開催しました

      番場俊宏さんの展覧会を開催しました。 <開催概要> 名称:トシヒロバンバテン 日時:展覧会/ 10 月 23 日(水)ー 27 日(日)10 時ー18 時     座談会(スナック象の鼻)/ 25 日(金)19 時ー 22 時 会場:象の鼻テラス 主催:トシヒロバンバ テン 実行委員会 入場:無料/ スナック無料(フリードリンク・フリーフード+KJ 付き)参加申込み必要 記念冊子は有料(1000円)です。 協賛者、寄稿者にはプレゼントさせていただきます。 トシヒロバンバテン

      • 上大岡で黄金町バザール

        上大岡で黄金町バザール!スタートしています こちらの作品は黄金町エリアで見られるものです 今回は京急百貨店28周年記念ということで黄金町を飛び出して、上大岡で展覧会が行われることになりました より、住宅エリアに滲み出ていくアート。 期間中楽しみたいと思います オープニングで司会をつとめました 京急百貨店 開店28周年記念×黄金町エリアマネジメントセンター 上大岡で黄金町バザール~アートの種が風に飛んで花を開く~ 会期 9月18日(水)から10月16日(水) 場所 京急百

        • 相武台団地の防災の集いに参加しました

          <相武台団地の防災の集いに参加しました> 「コミュニケーション防災」をテーマに活動しています。 今年もライフデザインラボには防災に関する依頼や相談が多く、きょう9月15日は相模原市の相武台団地の自治会が実施する「防災の集い」に参加してきました。 相武台団地中央公園では起震車や煙体験 自治会館では備蓄食の試食や防災用品の展示などが行われました。 ライフデザインラボでは神奈川県住宅供給公社の出展する自治会館のブースで「防災クイズ」を行いました。 あらかじめ、防災士のsum

        トシヒロバンバ テン 協賛いただきありがとうございました

          能登災害ボランティア体験記(9/9)

          09 たくましく生きる力 2024年6月4〜7日 能登町にて災害復興活動を行う『災害支援JOCA能登チーム』にボランティアとして参加してきました。 ボランティア活動の内容については情報の秘匿を約束していますので詳しくは書かないですが、いちボランティアとして活動に参加して考えたこと、その後調べたことなどをいくつかに分けて一部共有します この情報が少しでも能登の能登らしい復興に近づいたり、誰がの背中を押したり、それぞれの地域での防災意識の向上に役立つことを願っています 09最後

          能登災害ボランティア体験記(9/9)

          能登災害ボランティア体験記(8/9)

          08 活動外活動でみたこと聞いたこと まちの状況 活動とはべつに能登で出会ったり聞いたりしたこともいっぱいありました。 能登の小木で美容院をされているかたを訪ねると、そこは地域の方の集いの場所になっている美容院でした。 玄関のすぐそばまで津波が来たそうです。 突然やってきた私たちに「ボランテイアの人に直接会う機会がなかったから、直接お礼が言えて嬉しい」と言ってくださいました。 (お刺身を食べてもらいたいと言ってお刺身を取り寄せてくれました) そこで出会った方が全壊認定を受けた

          能登災害ボランティア体験記(8/9)

          能登災害ボランティア体験記(7/9)

          07 ボランティア同士の交流はすてき 数日間一緒に活動したボランティア仲間(仲間と言わせてほしい)との写真を載せてみます。 掲載許可をいただいたもの。 夜に活動が終わり消灯時間までの間、キッチンでいろんなお話を聞くのがとても楽しかったのです。 それは、その日の活動の教訓であることもあるし、誰かの人生の生き方のときもあります。 とあるすみさんつながりの方からお刺身の差し入れをもらってみんなで分けたこと。 同じ方からせんとういか(船内冷凍イカ)をいただいて、調理をして食べたこと

          能登災害ボランティア体験記(7/9)

          能登災害ボランティア体験記(6/9)

          06 その人に合わせた見守りと支援を 避難所利用者と比べ、在宅避難や町外へ二次避難をしていた人は被災状況を把握しづらく、支援の格差が生まれると言われています。 復興支援JOCA能登町チームの活動は「支援が必要な人や場所に、適切な支援が届くこと」をモットーとしています。 この活動の軸がブレないようにすることが肝心なのだなと短いボランティアの間に感じました。 ボランティアにできることは限られている。でも、災害復興のニーズは多様で広範囲です 自分たちのミッションに立ち戻って考えるこ

          能登災害ボランティア体験記(6/9)

          能登災害ボランティア体験記(5/9)

          05 孤独な人を1人でも減らす  ニュースにも出ていましたが、5月、輪島市の仮設住宅で一人暮らしの70代女性が亡くなり、石川県内の仮設住宅では初の「孤立死」となりました。 「どうすれば死を防ぐことができたのか」2度と犠牲を出さないために現場は引き締めて活動が行われています。  2004年の新潟県中越地震以来、災害時に「生活不活発病」が起こると言われ始めました。 せいかつ・ふかっぱつびょう  生活不活発病ってなんのことだったかな 改めて調べてみました 「動かない」状態が続くこと

          能登災害ボランティア体験記(5/9)

          能登災害ボランティア体験記(4/9)

          04 能登の復興へ 関係機関の紹介 「JOCA(公益社団法人青年海外協力会)」 2024年6月4〜7日 能登町にて災害復興活動を行う『災害支援JOCA能登チーム』にボランティアとして参加してきました。 活動に参加して考えたこと、その後調べたことなどをいくつかに分けて一部共有します この情報が少しでも能登の能登らしい復興に近づいたり、誰がの背中を押したり、それぞれの地域での防災意識の向上に役立つことを願っています 04 JOCA(青年海外協力会) このたび大変お世話になったJ

          能登災害ボランティア体験記(4/9)

          能登災害ボランティア体験記(3/9)

          03 能登の復興へ 関係機関の紹介 「佛子園」 2024年6月4〜7日 能登町にて災害復興活動を行う『災害支援JOCA能登チーム』にボランティアとして参加してきました。 活動に参加して考えたこと、その後調べたことなどをいくつかに分けて一部共有します この情報が少しでも能登の能登らしい復興に近づいたり、誰がの背中を押したり、それぞれの地域での防災意識の向上に役立つことを願っています 03 関係機関の紹介 「佛子園」 ここのボランティアベースを運営しているのが、JOCA(公益社

          能登災害ボランティア体験記(3/9)

          能登災害ボランティア体験記(2/9)

          2024年6月4〜7日 能登町にて災害復興活動を行う『災害支援JOCA能登チーム』にボランティアとして参加してきました。 活動に参加して考えたこと、その後調べたことなどをいくつかに分けて一部共有します この情報が少しでも能登の能登らしい復興に近づいたり、誰がの背中を押したり、それぞれの地域での防災意識の向上に役立つことを願っています 02 能登のボランティアベース 私が訪れた場所は、能登町にある復興支援ボランティア拠点です。一軒の古民家で20人ほどのボランティアが寝泊まりで

          能登災害ボランティア体験記(2/9)

          能登災害ボランティア体験記(1/9)

          2024年6月4〜7日 能登町にて災害復興活動を行う『災害支援JOCA能登チーム』にボランティアとして参加してきました。 ボランティア活動の内容については情報の秘匿を約束していますので詳しくは書かないですが、いちボランティアとして活動に参加して考えたこと、その後調べたことなどをいくつかに分けて一部共有します この情報が少しでも能登の能登らしい復興に近づいたり、誰がの背中を押したり、それぞれの地域での防災意識の向上に役立つことを願っています。 01 飛行機のこと 被害の大きい

          能登災害ボランティア体験記(1/9)

          子どもの声を聞く大切さ、むずかしさ

          子ども環境学会20周年記念大会の開会式で司会を務めました。 こども環境学会は、こどもを取り巻く環境=こども環境について共に研究し、提言し、実践していくなかで、学術的な総合科学『こども環境学」を確立してよりよい成育環境を実現していくことを目的に、2004年に設立されました。 設立から20年経った今、こども環境学会には、多領域の専門領域に属する研究者、現場で日々こどもたちの育ちと向き合う実践者、こども会員も含め約1000人の会員がいて、それぞれの領域と立場において、こどもの日々

          子どもの声を聞く大切さ、むずかしさ

          メディアリテラシー新聞を作成しました!

          家庭でメディアリテラシーの関連用語などについて話すきっかけにして欲しいと作成していた新聞風シート「メディアリテラシー新聞」全10号が完成しました! くわしくは森ノオト記事をご覧ください 森ノオトのローカルメディアデザイン事業部では2021年から子どものメディアリテラシーをテーマに活動を行っています。 1年目はまわしよみ新聞ワークショップとセミナーの実施を核とした学びの場をつくり、大倉山おへそやこまちカフェ、みんなの放課後クラブ、コドモトそしてもちろんライフデザインラボでも活

          メディアリテラシー新聞を作成しました!

          横浜市立立野小学校で小学5年生を対象とした「情報」の授業を2時間担当しました。

          2024年認定NPO法人森ノオトのローカルメディアデザイン事業で、子どもと語り合うメディアリテラシープログラムを考案するという活動を行うことになりました。(ドコモ市民活動助成による) メディアリテラシーに関連する用語について解説するプログラムにご協力いただける団体を探しており、2024年6月、立野小学校の先生と相談して、用語解説とグループトーク、キャリア教育の要素を盛り込んだ授業を実施することになりました。 授業の流れ 1時間目 ここが知りたいメディアリテラシー ・自己紹

          横浜市立立野小学校で小学5年生を対象とした「情報」の授業を2時間担当しました。