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インクレディブルファミリー 2018 08/14 @六本木

ずっと気になっていた

「インクレディブルファミリー」、ようやく観に行けました。

前作の出来がかなり素晴らしかったので、今回はどうなんだろうかと思っていましたが、期待を裏切らないおもしろさでした。

今回のこの映画のテーマは、

「女性の社会進出」それに伴う「男性の家庭との向き合い方」

であったと思います。


スーパーヒーローという非日常と家族の日々の生活という日常との対比が、違和感なく、すごくよく表現されていました。


今回の映画のブラッド・バード監督も

”スーパーヒーロー物というと、どうしてもヒーローとして活動している側面に光が当てられがちで、その人たちの本来の姿や、生活が描かれることはほとんどありません。なので、それを描いたら面白いと思いました。スーパーヒーローというレンズを通して、誰もが知っている家族というコンセプトを掘り下げる。また逆に、家族を通してスーパーヒーローを描く。そのどちらもが面白いと思いました。”

https://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20180801/Tvfan_1158564.html

と言っています。


一見相容れなさそうな「ヒーロー」と「家族」という題材をここまで違和感なく表現しきれるところがブラッド・バード監督の才能と言えるでしょう!


今回のインクレディブルは、前作と違い

Mr.インクレディブルの奥さんである

イラスティガールに主に焦点を当てて映画が進んでいくのですが、

これはブラッドバード監督による

「女性の社会進出」についての問題提起だと思います。

今後女性の社会進出が、進んでいくかどうかは僕にはわかりませんが

それに伴って、

子育てはどうしていくのか?家事はどうしていくのか?

今一度みんなで考えてみようぜ。

っていうメッセージだと感じました。

妻の子育てと仕事の両立は出来うるのか、夫の支えはどのぐらい必要なのか。

この正解のない問いに対して、一人一人が考えてみる。

その考えるということ、そのこと自体が重要であるのだと思います。


僕自身、イラスティガールが出勤している間

Mr.インクレディブルが、子育てに奔走している姿がとても印象的でした。

子育ては、そんな簡単じゃねーんだぞ。と言われているような気分になりました。


そんなようなことをインクレディブルを観て思いました。


その他に気になったセリフに

リックの「正しい事をする人を政治家が嫌う」というものがありました。

ただ正しい事をするだけでは不十分で、正しい事をしている人は、そのことを世間に正確に伝えないといけない。

つまり正しい事をしているということを可視化する必要があるという意味の発言でした。


これは、現代に当てはめて考えると、SNSの活用とかの話につながるのかなーとか思ってました。

影響力のある人は、誤解されないように正確に伝えないとな〜みたいな。


なんか最後の部分は自分でも整理しきれていないのですが、

とにかく

「インクレディブルファミリー」、とてもおもしろかったので

みなさん是非劇場で観てみてください。


以上久しぶりの映画レビューです。


ふなはしでした。






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